今年新作が公開された「007」、渥美清が亡くなってついにピリオドを打った寅さんこと「男はつらいよ」。なんていうのが映画界の長寿シリーズとして知られているが、ピンク映画にはさらに上を行くシリーズが存在する。それは「痴漢電車」シリーズ。
記念すべき第一作は、あの山本晋也カントク!が撮った「痴漢電車」(75年)。満員電車にキャメラが入り込み、スカートの奥をまさぐる指に密着する。フツーの映画なら、電車のセットを組んでエキストラを仕込んで…というところだが、製作費のかけられないピンク映画は本物の電車に乗り込み、痴漢シーンをゲリラ撮影してしまう。まさにピンク映画ならではの大スペクタクルがここに存在する。
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