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大学在学中より劇団・水族館劇場に参加し、93年『未亡人 喪服の悶え』(瀬々敬久監督)で映画デビュー。
以後、『連続ONANIE 乱れっぱなし』(94)、『悶絶本番 ぶちこむ』(95)、『ぬるぬる燗燗』(96)、『団地妻 白昼の不倫』(97)、『白衣と人妻 したがる兄嫁』(98)などの作品に出演。90年代ピンクの女王として人気を博し、94年度ピンク大賞新人賞、95〜97年度女優賞を連続受賞という快挙を成し遂げた。
デビュー当初はとにかく暗い役柄ばかりで、ある作品で演じた「笑わない女」というのが彼女の代名詞であるかのように“陰”のイメージが強い女優だった。だが、年々ピンク映画への出演が増えるにつれてそんなイメージも弱まり、とぼけた味わいで笑いを誘うコミカルな役柄など、彼女のイメージは幅広いものへと変わっていった。
今回ラインナップされた『痴漢覗き魔』は戦後に生きる女の狂気的な愛を、『遊び妻』では不倫妻のほとばしる欲情を体現し、全くタイプの違ったキャラクターを魅力いっぱいに演じている。もちろん、これは彼女の長いキャリアの断片でしかない。女王・葉月に魅入られた人は、彼女の「今」もぜひチェックして欲しい。


夫の浮気に失望する千尋(葉月)の前に人一人が入れるほどの大きな箱が届いた。添えられていた手紙には、千尋の友人であるかつら(工藤翔子)の悪い噂を聞いたので彼女の誘いに乗ってはいけないと書かれていた。その後、かつらが大麻パーティで警察に捕まった。驚く千尋のもとへ再び男からの手紙が届く。男は全身の火傷の跡があり、世間の目から逃れるように箱の中に身を隠し、他人の私生活を密かに覗いていた。その男の正体とは…。
戦後間もない東京を舞台に、覗くことで欲望を満たしていく男とその異形の愛に応えていく人妻の倒錯のエロスを描き出す。意識を朦朧とさせ、見知らぬ男に体を開いていく大麻パーティの場面や、箱に入ったままの男との箱越しのセックスといった、アブノーマルなHシーンの数々に息を呑む。和服がよく似合う葉月螢が長襦袢を乱しての艶姿が見もの。





大学生の沢野は就職が決まり、それを機に年上の人妻あやこ(葉月)との関係を清算し、さとみ(水原かなえ)と結婚して幸せな生活を送っていた。ある夜、彼は上司の藤森から転勤中、愛人のりお(里見瑤子)の浮気を防ぐため後を継いで欲しいと頼まれた。かつてあやことの経験で苦い思いをした沢野は躊躇した。そんな中、彼は藤森の妻あきよ(しのざきさとみ)と偶然会った。あきよは藤森の浮気を知り、彼への仕返しに抱いて欲しいと頼んだ。はじめは腰が引けた沢野もあきよの虜になり、彼女との関係にはまっていく。妻を二人持ったような幸せに酔う彼の日々も束の間…。
不倫という関係をめぐり様々な痴情がからみあう姿をユーモラスに描いた一編。新旧ピンク女優たちが豪華に顔を揃え、色っぽさを競い合う。葉月演じる人妻がバイブを使って責められる愛人との情事、さらに愛人を押入れに隠したままでの夫婦のセックスシーンと、不倫妻の生々しいエロスをじっくりと見せてくれる。








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