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もも小春監督デビュー作品 セクシアから2004年6月18日発売 |
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【SMの伝道師・もも小春監督がデビュー作を語る】
「赤線」とか「遊郭」とか昔の風俗にとても興味を持っていたから、作品として写真を撮る活動は、続けていました。
そんなとき、参加したイベントで出逢った友人に「AVのしごと、手伝ってみない?」と誘われたんです。誘われるまま、ん〜なんかおもしろそう!って、いつのまにか飛び込んでました。
で、はじめてSMというものに触れ‥縛りってすごく、おもしろいなぁと。まるで未知との遭遇や!ADしたり、慣れないカメラで撮影したりと目まぐるしい日々がはじまりました。なんといっても、SM界の巨匠・雪村春樹が監督だから、怖いよーな楽しいよーな。
ある日のことです。監督面接の打ち合わせに、ちょこちょことついていったら、私は監督することに、なってたんですよね。いやはや大出世、右往左往、挙動不審・・・。
監督ってなにするの? 台本? こーばん?・・・困った。とはいえ、私にとって監督デビュー作の企画は、今井つかさちゃんにちょっとSMっぽいことを経験してもらおうという台本いらずのドキュメント。基本設定さえしっかりおさえておけば、後は野となれ山となれ!現場の雰囲気でGO!
監督をして、変わったなって思うのは、女の子が自分の性の対象になったってこと。つかさちゃんが私の手に反応してるのを見て、なんだか自分も声がでそうになるくらい興奮したのは忘れません。実は女の子のからだを触ったのもそれが初めてで、だからもう、ものすごく恥ずかしくって震えてました。緊張しまくりの私、なかなか思いきった場所に指が進んでいかない。そのうちつかさちゃんにもドキドキが伝染しちゃって、ふたりでものすごく興奮してしまいました。あれは特別に、やらしい雰囲気だったなぁ。
今後撮っていきたいもの?たぶんじっくり女の子と向き合うような作品かな。そのなかにフェチとかSMとか、エキスをたくさん混ぜこんで、自分が女だっていう目線を大切にしていきたいな。
もも小春 |
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関連リンク:マニアックラブ / サンセットカラー
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