アリス「そういうわけではないんです。もともとはテレビのお仕事がやりたくて。で、そのためには何かやらないと始まらないなと思って」

アリス「実は子供の頃、ハリウッドスターになりたかったんです（笑）。幼稚園の頃からずっと思い描いていたその夢を親に話したら、『だったらやってみたら?』と言われて。それである劇団に所属して、ずっと勉強していたんです。もちろん、学校でも演劇部に所属していました」

アリス「従姉妹がよくDVDを借りてきてそれを一緒に見ていて、『エイリアン』とかすごくスケールが大きいじゃないですか。それで私も、『いいリアクションとかとりたいな』と思って（笑）。子供ながら、ちょっとハリウッド目指してました…。でも途中から、思い描いてたのとはちょっと違うかなって思い始めて。それで高校を卒業してから、自力で東京に出てきたんです。両親からは、『いいかげんに現実を見なさい』と言われて反対されていたんですけど、『1、2年でいいから東京で試してみたいの』と説得しました」

アリス「知り合いの人に相談したら、まずその前にレッスンを受けなさいって言われました。でもお金がなくて。そうしたら、『こういう仕事（AV）はどう?』って言われて。最初は顔を出さずにやっていこうと考えていたんですけど、どうせやるならとことんやろうと思って」

アリス「いやぁ〜、友達はあまりいないんですよ（笑）。ちょっと内気というか…。ずっと自分の世界を持っていた子なので、友達付き合いはちょっと苦手かも。だからすべて自分一人で決めちゃって。そういうところは、自分でもダメだな〜って思ってるんですけど」 Q.初めてのお仕事ついて。

アリス「2、3回くらい撮影会のようなものをやらせていただいて、それでカメラ慣れさせていただきました。でもそのあといきなり、AVの撮影でしたね。恥ずかしかったですけど、映像として残るので『しっかりせねばいけんなぁ』って思いました。監督さんが楽しい方で、舞台なども手がけていらっしゃる方なので、そんなにエロエロとした雰囲気じゃなくワイワイと楽しい撮影現場でした」

アリス「私ってすごい汗かきなんですよ。だからカラミが終わる毎に汗でメイクが落ちちゃって…（笑）。私、意外と緊張しないタイプなんですけど、カラミシーンでは緊張とは違ったドキドキ感というか、気持ちの昂ぶりはありました。そのドキドキ感がほぐれたときに、私、何回も泣いてるんです…。それってたぶん、感激しちゃったんでしょうね。昂ぶった気持ちを吐き出したかったんだとも思います。あと、ホッとしたというものあったのかも」

アリス「う〜ん…やっぱり難しいですね、"動くものを撮られている"のって。舞台経験はあったんですけど撮影ってほとんど初めてだったので、どんな風に映っているのか心配でした。カラミシーンの前にイメージ映像を撮ったんですけど、『動いてみて』って言われても動けない…。この時は、かなり動けなかったですねぇ（笑）。それと、カラミでは初めての体位がいっぱいあって。踏ん張ったりするのがあったり…。『こんなポーズって…ちょっと待ってよぉ!!』って感じでした（笑）」

アリス「意外とヤンチャでしたね。公園に秘密基地を作ったり、同級生の男の子たちと遅くまでゲーセンにいてよく怒られたり。けど、あの頃は私、最高に可愛かったッス（笑）」

アリス「でも同じ幼稚園に、マドンナ的なすっごい美少女がいたんです。だから私は、その次の子だったんですよ…。ある日のクリスマス会に、買ってもらったばかりの可愛いワンピースを着ていったんですね。そしたら周りのみんなも寄ってきて、「ワーっ、アリスちゃん可愛い!!」って言われていい気になっていたんです。そしたらそのあと、そのマドンナが登場したらみんなそっちの方に行っちゃって…（笑）。それがほんとマンガのようだったんですけどショックで…。それでも『アリスちゃんの方が可愛いわよ』って言ってくれる子分たちは、何人かはいたんですけどね（笑）。そうしたら小学校に上がってもものすごく可愛い子がいて…。悔しかったので、その子の好きな男の子の前でスカートをめくったりして。実はその男の子は私も好きな子だったので、その時は絶対負けたくないって思っていたんですね」」

アリス「私、見た目はおとなしそうなので、『モテそうだね』ってよく言われるんです。けどしゃべると、"お笑い系"だねって（笑）。キャピキャピしてるというか、カリカリしているって感じなんですよ。だから学校に入りたてはモテるんですけど、そのあとはぜんぜんモテなくなっちゃう…。最初の頃だけはいつも告白されたりするんですけど、じきに『ああ、あいつかぁ』って感じになっちゃうんです」

アリス「中学に入りたての頃でした。相手の男の子は同級生で、そんなに好きじゃなかったんですけどみんなの前で告白されて。断れなくて付き合ったんですけど、でもやっぱり『ダメだなぁ…』と思ってすぐに別れちゃいました。その頃好きな男の子はいたんですけど、好きって言えなくて、逆にイジワルしちゃう感じの女の子だったんです」

アリス「すごく遅いんですよ。高校2、3年の頃に、27歳くらいの大学生と。27で大学生というのがポイントですけど…（笑）。私って目立っていたわりに、初体験は遅かったんですよね。イケてる女子たちは、『彼氏と旅行に行ったのよ』とか言っていて、ずっとそういう会話に入れなかったんです。彼は見た目はスマート系の男子で格好良かったんですけど、ぜんぜん続かなかったです…。付き合うまでいかなかったんですよ」

アリス「真夏ですごく暑かったです。しかも彼の部屋が電気を止められていたので、明かりの替わりにキャンドルを点けていて。それもかなり暑くて…。甘い記憶は微かに残っているんですけど、ほとんどが汗をかいたという記憶ばかりで…（笑）」

アリス「自分よりは年上の人に魅力を感じることは多いですけど、年齢はあまり重視していなくて、その人自身が大切ですね。好みのタイプとしては、優しいけどちゃんと叱ってくれる人。あと、臭いが好きなんです。その人の臭いによっても、好き嫌いがありますね。求めている香があるんです（笑）。だからちょっと気に入った人がいると、近づいて行って臭いを嗅いだりして…ウフフフ…。見た目で好き嫌いはあまりないんですけど、声が落ち着いている人の方が好きですね。あと私って、自分のことをかなり年上と思いこんでいるところがあって、すごい年上の人じゃないと話が合わないと思いこんでる（笑）。それと私って、年はとっていても男性の子供っぽいところを見つけるのが好きなんです。大人になっても子供っぽい部分を持っている人を見ると、『こういう大人になりたいな』って思うんですよね」

アリス「子供の頃は結構細かったんですよ。でも牛乳とか、乳製品が好きだったので、身長を伸ばしたくてずっと飲んでいたんです。中学生の頃はCかDくらいだったのが、高校に入学してから急激に成長が止まらなくなって、気付いたらGカップになってました（笑）。身長も伸びましたけど、おっぱいまで大きくなるとは考えてなかったですね〜（笑）」

アリス「男子たちからは、"エッチしたい子NO.1"って言われてました（笑）。『別に好きじゃないけど、エッチしたいのはお前がNO.1だ』って。周りの視線をいつも感じていて、保健の授業はいつも苦でしたね。男性器の構造の説明の時なんかは女子たちから、『あんた"これ"好きでしょ!!』ってツッこまれて。いつもそういう時に、"イジられる"のが私なんです。でも実際その頃はまだ処女だったので、経験があったら言い返してやったのにな〜って思いますね」

アリス「グラビアも好きなので、綺麗なヌードをいっぱい撮ってもらいたいというのもありますし、お芝居もやりたいですね。それともの作りも好きなので、AV監督なんかも経験できたらいいな。あと、女の子をプロデュースしたりすることにも興味があるので、そういったキャリアも積めればいいなって思っています。それとなぜか私ってよく、『マンガっぽいね』って言われるんです（笑）。だから、"アイドルアニメキャラ"をカバーするようなAV作品にも、出演してみたいと思っています」

カレン「エッチする時にＡＶを見たがる彼が多かったんですね。〃こういうエッチをやってみたいんだけど、どう？〃って感じで、いろんな作品を見せられているうちに、だんだんＡＶが面白くなってきちゃって……。そういえば、洋モノが好きなヒップホップ系の彼もいましたね。ただ、その時は、わたしがエッチをしながら超笑っちゃったんです。それで〃どこが可笑しいの？〃って話から、〃わたしがいいと思うＡＶを探しにいこう〃ってことになっちゃって。彼と一緒にビデオ屋さんにいったら、すごくいろんな種類の作品があって、〃あれも見たい、これも見たい〃って感じで、ＡＶにますます興味がわいてきたんです。わたしって好奇心が旺盛なので、そのうち見ているだけじゃ物足りなくなってきて、自分でもやってみたいなぁって」

カレン「そうなんです。撮影現場では監督さんが〃すごい緊張しているでしょう、だいじょうぶ？〃なんて心配してくれたんですけど、ホントは超楽しみでギラギラしていたくらい。朝が早かったから眠くてボーッとしていたら、〃昨日は不安で眠れなかったの〃とか気をつかわれちゃって……。ちょっと申し訳ない感じになっちゃいました」

カレン「男優さんのテクニックは、やっぱりちがいますね。情熱的でパワフルなのに、タッチがとてもやさしくて痛いことがまったくないから、気持ちよさに集中できるんです。わたしって、エッチの時はいつも、相手のことを、いろいろと考えちゃうんです。自分が気持ちよくなることも大切だけど、男の人にもいっぱい満足してもらいたいから、〃どうやったら気持ちいいのかなぁ〃って意識しちゃって……。その点、男優さんはうまくリードしてくれるので、自分の快感だけに集中できるのがいいですね」

カレン「意識しているっていっても、付き合いはじめたころだけですよ。最初は相手のクセとか、エッチのリズムが分からないじゃないですか。だから、最初の過程を大切にしているっていうか……」

カレン「そんなことありませんよ。ただ、エッチを思いっきり楽しみたいだけで」

カレン「１７歳です。でも、その前からずうっとエッチなことをしていましたね」

カレン「１４歳のころに初めて彼氏ができたんです。彼はすぐにエッチをしようと迫ってきたんですけど、指を入れられただけでも〃痛いッ!!〃っていうのが何回かあって……。初エッチでも、わたしは気持ちよくなりたかったから、イチャイチャしながら、彼がエッチ上手になるようにリードしていったんです」

カレン「結果的には、そうなっちゃいましたね。でも、リードしているように見せないように、気をつかいながらですよ。その年代の男の子って、女の子の上に立ちたいと思っているから、わたしがあからさまにリードするとイヤがるでしょう。彼とは付き合っていきたいけど、痛いのはイヤだから、〃どうやったら、もっとスムースにできるんだろう？〃っていろいろ考えて、さりげなくリードするようにしていったんです」

カレン「特別なことは、なにもしていませんよ。そのころの男の子って、すぐにオチンチンを入れたがるじゃないですか。でも、女の子の体って、もっとデリケートなものでしょう。だから、すぐに入れようとするんじゃなくて、体を密着させてイチャイチャしながら肌のぬくもりを感じあったり、やさしく愛撫してくれたらエッチな声をだして、〃わたしはこういう触り方が好きなの〃ってアピールをしていったんです。そうすると男の子も分かってきて、だんだんやさしいエッチをしてくれるようになってきて。そういう状態が３年ぐらい続いてたから、初エッチまでの前戯を３年間もがんばっちゃった感じですかね」

カレン「はい。ぜんぜん痛くなかったし、超気持ちよくて、ますますエッチ好きになっちゃいました」

カレン「ＡＶを参考に、コスプレをやったり、いろんな体位にチャレンジしてみたり」

カレン「もちろんありますよ。高校生のころ、ローターをもらったことがあって……。あれって超気持ちいいですよね」 自分のツボをまちがいなく刺激できますからね」

カレン「両方ですね。彼氏がいる時は〃こういうのがあるんだけど使ってみない？〃って自分から言っちゃうし、いない時はオナニーで……。ただ、いくらオープンな家庭っていっても、オナニーしているところを見つかったら恥ずかしいから、みんなが寝静まったころに、こっそりやってましたけどね。あと、いちばん困ったのが引っ越しの時。自分で買ったり、彼氏からもらったりしたオモチャがいっぱいあって。ローターは小さくまとまるけど、バイブって隠しようがなくて意外と邪魔なんですよね。それに引っ越し屋さんに見つかったら恥ずかしいから、その前に処分しておこうと思って、ゴミの日に捨てちゃったんです。そうしたら、入れ方が悪かったのか、ゴミ袋がスケスケだからバイブが丸見えになっちゃってて超恥ずかしかったですね。もっとキチンとくるんで捨てればよかったって」

カレン「バイブは彼からプレゼントされたものですね。男の人って、ローターよりも、ウネウネしている方が興奮するみたいで。〃こんなの買ってきちゃった〃って見せられると、わたしもキライじゃないし、好奇心もあるから、よろこんで使っちゃいますけどね。ただ、バイブは男の人にしてもらわないとダメ。自分でバイブを使うのは、ちょっとむなしくなっちゃうっていうか……。ローターは自分の快楽のためって感じなのでオナニー用。バイブは、エッチなことをされているシチュエーションに興奮する部分もあるから、男の人と一緒に楽しむアイテムですね」

カレン「そうですね。相手がドＳだったら、わたしがＭになっちゃうし、反対だったら、わたしがドＳになっちゃう。どちらでも、しっかりイケるから、いろんなエッチをしてみたくなっちゃうんです」

カレン「だって、エッチって、すばらしいものじゃないですか。じつはＡＶをはじめた動機がもうひとつあるんです。わたしのまわりには、なぜかエッチをキライな女の子が多かったんですね。彼氏ができたばかりなのに、〃エッチをしたくない〃とかいうからビックリしちゃって……。自分がＡＶにでることで、そういうエッチ嫌いの女の子たちに、〃エッチってすごくいいものなんだよ〃ってアピールできたらいいなぁって思っているんです」

カレン「それが理想ですね。〃こんなカレンを見てみたい〃とか、〃こんなプレイをしてほしい〃とか、リクエストがあったら、ブログにどんどんコメントしてください。みなさんにいっぱいよろこんでもらえるように、一生懸命がんばります」