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【前編】学校一のモテ男と中1の時に学校の屋上で初体験。生挿入している現場を目撃されてしまい大問題に発展!小さい頃から性的好奇心の強かった黒川さりなの波乱万丈な半生に肉薄。【黒川サリナ 人気AV女優インタビュー】

2019.01.22

  • ――2017年9月15日にプレステージの専属女優としてデビュー。今年8月に専属契約が終了して、10月からは他メーカーの出演作もリリースされます。他メーカーの撮影を経験して、プレステージとの違いって感じますか?
  • 黒川めちゃめちゃ感じます! プレステージは2日撮りで、パッケージの撮影だけで何時間もかけるんですよ。しかも、私がおしゃべり好きだから、常にスタッフさんと話していたので、ゆっくりしたペースだったんです。でも他のメーカーさんは1日撮りでスピーディー、スタッフさんの動きも早くて段取りがいい。なので仕事以外のことでスタッフさんと話す時間はないんですよね。どっちが良い悪いってことではないんですけど、プレステージは同じスタッフさんと何度もお仕事するから、仲良くなって親近感も湧くんですよね。
  • ――環境も変わると、現場の緊張感もデビュー当時に戻りそうですね。
  • 黒川めちゃめちゃ緊張しますよ。そもそもプレステージの頃も、ずっと慣れることなく撮影の度に緊張してました。
  • ――専属契約が終わって今の撮影ペースはどれぐらい?
  • 黒川月1から月2になりましたね。
  • ――オフは何をしていることが多いんですか。
  • 黒川外に出るのが嫌で、引きこもってYouTubeばかり観てますね。普段はラフな格好で出かけるんですけど、その姿を黒川さりなを知っている人に見られたくないんですよ。自分の私生活を覗かれるのが嫌というか。
  • ――そもそも、この世界に入ったきっかけは?
  • 黒川ノリですね。付き合いの長いスカウトさんがいたんですよ。その人から「ちょっとやってみない」って今の事務所を紹介されたんです。「え~?」と思ったけど、私の先輩がギャル系のAV女優をやっていたんですね。
  • ――身近にAV関係者がいたってことは、それほど抵抗感もなかった?
  • 黒川むしろ嫌だったんですよ。大勢の人の前で、しかも明るいところでセックスをするなんて考えられなかったし、それをカメラに撮られるなんて信じられなくて。すごく抵抗はあったんですけど、スカウトさんが熱心に言ってくるから、とりあえず話だけ聞いてみようと思って。それで、やろうと決心がつかないまま、いろんなメーカーさんの面接に行ったんですけど、そこで考え方が変わったんです。プレステージさん以外にも、大手AVメーカーさんから専属にならないかってお話もあって、「私ってこんなに価値があるんだ」と思って、ちょっとやってみたいなと。
  • ――専属女優になること自体、すごいことなのに、人気メーカー2社からオファーがある訳ですからね。
  • 黒川それまで人前に出ることも好きじゃなかったし、自分のことを客観視したこともなくて。そんなに可愛い部類でもないし、本当に普通の人間で、そんな私が必要とされていると感じられて、すごく嬉しかったんです。
  • ――ある程度、先輩やスカウトマンから撮影現場の話は聞いていたんですか。
  • 黒川全然聞いてなかったです。男優さんもしみけんさんしか知らなかったんですよ。初カラミは森林(原人)さんだったんですけど、「誰?」って感じでした。今考えると、デビュー作で森林さんってすごいことだなって思うんですけど。
  • ――デビュー作『新人 プレステージ専属デビュー』の撮影を振り返ってみて特に印象に残っていることは?
  • 黒川デビュー作だから恥ずかしがっている姿を求められていたと思うんですけど、私は恥ずかしさゆえに、ずっと笑っていたんですよ。
  • ――恥ずかしくて笑うって気持ちは分かりますけどね。
  • 黒川内心では相当緊張していたんですけど、カラミの最中も笑って誤魔化しちゃって。それがデビュー感がないように見えたらしくて、ユーザーさんから叩かれましたね。
  • ――初々しさがないと(笑)。
  • 黒川こなれているし、これがAVデビューは嘘だろうと(笑)。でも本当に緊張し過ぎて頭が真っ白になっちゃって、気持ち良いかどうかも覚えてないですね。
  • ――プレステージで特に印象的だった作品を挙げるとしたらどれですか?
  • 黒川『人生初・トランス状態 激イキ絶頂セックス 44』です。同じ事務所の花咲いあんちゃんと共演させて頂いて、それが初めての共演モノだったんですよ。それまで女の子はNGにしていたんですよ。レズはもちろんですけど、共演も嫌だったんです。特に理由がある訳じゃなかったんですけど、何となく抵抗があって。でも、このシリーズは共演シーンが定番化していたので、「頑張ります」ってことでやってみたら、それがきっかけで「私、全然女の子いけるわ」ってなっちゃって。これならレズ行為も出来るわと(笑)。
  • ――花咲さんと面識はあったんですか。
  • 黒川初めてお会いしました。それもあって不安だったんですけど、めっちゃ性格良いし、仕事も出来るし、迷いなくいけましたね。
  • ――共演する女優さんに競争心を抱く方も多いですよね。
  • 黒川私の場合、ライバル意識は一切ないですね。女の子それぞれに良さがあるし、自分は自分だし。
  • ――この1年でAVに対する意識って変わりましたか?
  • 黒川変わりましたね。一時期、太っちゃったんですよ。デビューして半年ぐらいで10キロぐらい……。
  • ――それは、けっこうな増加ですね。
  • 黒川その時期に短期留学していて、普通に日本にいる時と変わらずに食事していたつもりが、カロリーが高かったみたいで太ったんですよ。帰国して計ったらプラス10キロで、おっぱいのカップ数まで変わっていたんです(笑)。これはあかん、女優としてないでしょと思って、ちゃんとジムやエステに行って痩せる努力をして。今は元に戻ったとは思うんですけど。
  • ――ダイエット期間中も撮影はあったんですよね。
  • 黒川ありました。なので、その頃の作品は「太ってる」ってネットで叩かれましたね。
  • ――常にネットの反応は気にしているんだ(笑)。
  • 黒川ついつい見ちゃいますね。
  • ――さっきから話していて思ったんですけど、黒川さんって、めちゃめちゃ滑舌がいいですよね。
  • 黒川そうですか? ありがとうございます!
  • ――ちょっと話しただけでコミュニケーション能力の高さも感じますけど、小さい頃から明るい性格なんですか。
  • 黒川もともとは大人しかったです。たぶん中学生になるぐらいまで大人しくて、目立ちたくなかったですね。中学ではいじめにも遭ってたし、いつも一人でいました。
  • ――全く想像つかないな。どの程度のいじめだったんですか。
  • 黒川無視されるのは当たり前で、物を隠されるとかも普通にありました。
  • ――いじめられるきっかけはあったんですか?
  • 黒川中1の時にモテる先輩と付き合ってたんですよ。その妬みですね。
  • ――中1で彼氏って、ちょっと早いですよね。
  • 黒川周りより早かったですね。それで悪目立ちしたのもあって、いじめられて、中2で不登校になって引きこもりになっちゃったんです。しかも中学卒業するまで、そういう状態が続いて、修学旅行とかにも行ってないので、中学校の思い出ってほとんどないんです。その引きこもりをしている間に、私のお母さんが彼氏と同棲をし始めて。
  • ――母子家庭だったんだ。
  • 黒川そうです。しかもお母さんはバツ2(笑)。それでお母さんの彼氏と3人で住むことになったんですけど、その彼氏が、めちゃめちゃ楽天家だったんです。「そんなに落ち込んで家にいてもしょうがないから、どこか行こうよ」って外に連れ出してくれて、私のためにワンちゃんも飼ってくれて。その人と一緒にいたら性格が変わっていったんですよ。
  • ――それは人格者だなぁ。
  • 黒川まあ、楽天家を通り越して、ちょっと頭のネジが外れたところもあったんですけど(笑)。でも、おかげでマイナス思考で自分にいいことなんてないと気付いて、そこから180度変えようと思って、高校はちゃんと行ったんです。それでパリピになりました(笑)。
  • ――そんな極端に変わったんだ(笑)。不登校に関しては、お母さんも理解があったんですか。
  • 黒川行きたくないなら行かなくていいよって感じでした。
  • ――それだと気が楽ですね。お母さんは、その彼氏と再婚したの?
  • 黒川別れました(笑)。
  • ――上手くいかないものだなぁ(笑)。話を戻しますが、モテモテの先輩とは、どういう経緯で付き合うことになったんですか?
  • 黒川その先輩は同じ学校の中3で、Hey! Say! JUMPの有岡大貴君に似ていて、すごくカッコ良かったから1年の女子にも騒がれていたんです。私の友達も含めて大勢の女子が、その先輩に連絡先を聞いてたんですけど、私は興味がなくて聞いてなかったんです。それが逆に「何で聞いてこないんだ」って気を引いたみたいで、彼のほうから「話したい」って言ってきて、それで繋がったんです。
  • ――初体験の相手も、その人ですか?
  • 黒川そうです。付き合って、すぐでしたね。
  • ――セックスの期待感はありましたか。
  • 黒川してみたいって気持ちはありましたけど、痛いって聞いてたから超怖かったです。
  • ――すでに性的な好奇心はあったんですね。
  • 黒川小5ぐらいからエッチなことに興味はありましたね。携帯でネットを見ていると、広告でエロっちいのが出てくるじゃないですか。それから始まって、エロマンガを読むようになって、次に動画を観るようになって。
  • ――その流れでオナニーも?
  • 黒川それがしてなかったんですよ。見てるだけで悶々してましたね。あとSNS上で、年齢を偽って知らない人とエッチなやり取りもしてました。
  • ――小学生でそれはヤバいなぁ。実際に会おうって男もいたでしょう。
  • 黒川いました。変なおじさんから「会おう」ってチンポの画像が送られてきたこともあります(笑)。今考えたらヤバいなって思うけど、興味があるからめっちゃ行きたくて。でも、さすがに怖かったから我慢しました。
  • ――行かなくて良かったね~。初体験の場所はどこだったんですか。
  • 黒川放課後に「やろうか」って話になったんですけど、学校で誰にも見つからない場所って、要するに屋上じゃないですか。
  • ――そうとは限らないだろうけど(笑)。
  • 黒川そうなんですよ。学校の屋上でしたら、誰かに声を聞かれていて、めっちゃ学校で問題になりました。
  • ――モテモテだった彼は、もちろんセックス経験済みだったの?
  • 黒川それがバリバリの童貞でした。なのでゴムを付けるって概念もなかったんですよ。なかなか入らなかったし、痛かったし。それでも結局は生で挿れたんですけど。
  • ――前戯はあったんですか。
  • 黒川ないですよ~。いきなり挿れようって話になって、下にジャージを敷いて(笑)、正常位でやりました。さすがに射精までは至らなかったと思うんですけど。
  • ――それを誰かに見られていたと。
  • 黒川アエギ声ではなく、「痛っ!」って声が屋上の下の階に響いていたみたいなんですよ。それで先生に呼び出されちゃったんです。
  • ――セックスの最中に踏み込まれた訳ではないんだ。
  • 黒川そこは大丈夫でした。チラチラ見ていたみたいですけど(笑)。それを先生に報告したみたいで、呼び出されて謹慎を食らったんです。
  • ――それは罰が重いなぁ。しかも、全校中に知れ渡るでしょう。
  • 黒川みんな知ってましたね。それで、いじめが加速したんですよね。その彼のことを好きな先輩からも、いろいろ言われました。ただ、その時は彼氏の友達だった女の先輩と仲良くしておいて、守ってもらいました。でも彼氏が卒業してからは誰も守ってくれないから、ぼっちですよね。それで不登校になって、しかも彼氏は高校に行ったら可愛い子がいっぱいいて目移りしたんでしょうね。速攻で別れました。
  • ――悲惨だなぁ。セックス頻度はどれぐらいだったんですか。
  • 黒川会う度にしてました。でも中1なので全然、気持ち良くなかったですね。今考えると、彼氏も下手でしたからね。セックスに不快感はなかったですけど、まあ、こんなもんだろうって感じで。
  • ――フェラは?
  • 黒川潔癖症だったので気持ち悪くてしてなかったです。「してくれ」って言われたこともあったんですけど、手コキで誤魔化してました(笑)。
  • 次回は、引きこもりから一転、溜まりに溜まった欲望が爆発して男遊びに走った過去をさりなちゃんが赤裸々に語ります!
    お楽しみに!!
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  • (取材・文=猪口貴裕)