【前編】川田みはる(元・三田杏)復帰後初インタビュー！突然の引退の裏側と引退中のプライベート暴露!!アルバイトで顔バレからプライベートH、そして復帰で心の支えになったのは…あの人!!【川田みはる 人気AV女優インタビュー】

よ、よろしくおねがいします！(オドオド)

めっちゃ久々なんですよ、こういう取材〜っ。

がんばります!!(震える子猫のような目で)

１月31日のあの日、YouTubeで生放送をして、そのあとで引退のお知らせをしたんですけど。皆さんを驚かせてしまったみたいで…

そのあとすぐにTwitterのアカウントも消してしまったので追いきれなかったんですけれど、ちょっと反響の大きさに私も戸惑ってしまって…

でも、発表は急になっちゃいましたけれど、もう気持ちの上では「やめよう」という方に傾いていたし、事務所の社長さんともお話をして自分で決めたことだったので。

そうです！「みったん」のまんまです。とにかく戻ってきたことに気づいてほしかったので「みったん」って呼ばれるような名前にしました。これで山田裕子とかだったら全然わかんないじゃないですか(笑)。

みんな「みったん」って呼んでくれてたし、そのあだ名は変えたくなかったんですね。そして「川田」の字も横にすると「三田」になるってアイデアを事務所の方たちからいただいて、それすごい！ってなって、この名前に決めたんですよ。

Twitterと、プロフィールからインスタにも行けます。みなさん改めてよろしくお願いします！

その前、去年の11月くらいからずっとAVのお仕事はストップしていたんですね。やっぱりこういうお仕事なので身体への負担も少なからず自覚していましたし、三田杏というキャラを守ることも楽しさよりプレッシャーに感じるほうが勝っちゃって…

そういういろんなことが重なっていたのでお仕事に対するモチベーションはズーンと下がっていたんです。

「こんな沈んだ状態でやってもいいお仕事にはならないな、それは女優としてダメだな」っていうのもわかっていたし、でもどうしたら良いのかもわからなくってすごく悩んだ時期だったんです。

そんな中で、久々のAVのお仕事のお話をいただいて「よし、気持ちを入れ替えて頑張ろう…！」となったんですが、事前にいただいた台本をみたら…苦手にしている共演者がいらしたりして、

う〜ん頑張って何とか…

う〜～んと、

そこでまたすごく悩んで、事務所の方にも相談したんですけど解決が難しくて…(絞り出すように)。

今振り返ってみると、当時はとにかく「今の沈み切った状態じゃダメだ」というプレッシャーで追い込まれていて、視野がこーなってたんですね(目の前に両手をかざすポーズ)。

そして全然子供でした。精神的にも本当に子供で…そこでわがまま言ってしまった(苦笑)。

「これからのことを考えよう」

って言ってくれていたのに、そこでしっかり考える時間もあったはずなのに「やりたくない」の気持ちに押しつぶされるみたいにして「じゃあ、やめます」って結論出しちゃったんですよ。

そうですね。

そのときすでに後悔の気持ちはありました。AVでやりたかったけどやっていないこともありました。AVのお仕事だとどうしてもMが多かったんですけど、実はお仕事をしていくうちに「攻めるのいいな」なんてSやってみたい気持ちは強かったんですよ。

あはは、そうそう。レズのタチ役もしっかりやらないまま終わっちゃったなぁ…って言うのを思い出したり、大好きな人や会いたかった人もいたし、心配をかけた親兄弟の顔もちらついたし…いろいろ思い浮かんでしまって。

それなのに、ここまでやってきたことをこんな自分のわがままで終わらせてしまったのか…という心残りは大きかったですね。

そうなんです、心が弱かったなあ…未熟でした。

実は当時から「カフェで働きたい」っていうのがあったんですね。コーヒーが好きだったので、街の珈琲屋さんみたいな昔ながらのお店で働こうと思っていたんです。

すごくおいしくて大好きなお店がバイトを募集していたので…よし、ここで働こう！ と思ってよく見てみたら1日3時間くらいしか働けなかったりして、ちょっとこれでは生活が…

となってほかのお仕事をすることになったんですけど。いろいろやりましたよ、イベントスタッフとかお友達のお仕事のお手伝い、駅ナカのカフェの店員さんだったり。

カフェでありました！ 朝の6時くらいかな、「みったんだよね？」ってサラリーマンさんから(苦笑)。

「違いますよ〜？」ってその場をなんとかごまかして。

すいませんあの時のサラリーマンさん、あれはみったんです…(小声)。

もともとバイトを始める前にセクシー女優をやってましたっていうことはお伝えしていたんですけど、「ファミリーもいらっしゃるお店なので、お仕事に差し支えるようなことがないようにしてもらえるならば」っていうことで働かせていただいていたので、これはちょっとマズいぞと思って辞めました。

むしろ、AV女優やっていた時の「普通じゃなさ」がリアルに感じられましたね。

そもそもドが付くくらい貧乏な育ちだったので、はじめてAVのお仕事したときに「１回エッチして…こんなに貰えるのか」って驚いたんですね。

もちろん家庭の借金のことはあったし、一人で暮らしていかなくちゃならなかったけど、そういうことを差し引いても普通に働いていたら絶対に手に入らない金額なんですよ。

だから引退して改めて普通の生活に戻った時は、普通の世界に戻ってきたような妙な感じでしたね。

私はもともと物欲も浪費癖もなかったし、マイペースな性格だから金銭感覚も狂わないだろうし、有名になりたいみたいな願望もなくて普通を保てるだろうと思っていたんですけど…

改めて普通の生活に戻った時に、普通の生活の難しさ…やっぱりどこかマヒしていたんだなということを痛感させられました。

あとはSNSかな。三田杏時代は時間が空いたらリプ返、リプ返でずっとスマホいじってたんですけど、やめてプライベートでSNSをやろうとは思わなかったので、Twitterもアプリごと消しちゃったんですね。

そうしたら「あれ…なんか手がさみしいぞ」って(笑)。

すごい違和感でした！ あ〜…普通はこんなにツイッターばっかりしないよなって、そこでもまた感覚の違いが(笑)。

ですね、それはあっという間に戻りました。あとは昔フォローしてくれたみんなに気づいてもらえるように頑張っておりますっ！

う〜ん、地味なもんですよ。

うん、犬と遊んでましたね(笑)。

エロいことは〜なー…いや、あったなあ(笑)。

ファンの皆さんはご存知かもしれませんが、私って意外とエッチなんですよ。

あはははは…でも、AVでいっぱいエッチを経験してから欲求がちょっと振り切っちゃったのか普通のエッチじゃ満足できなくなっちゃったみたいで…

しかも「されたい」というよりも「相手にしたい」方なんですよね。

引退するまでは「彼氏は作らないぞ」って決めてたんですけど、「これからは普通の生活を送るわけだし、恋をしてもいいのかな…」って思った時もありまして(苦笑)。

いや〜…駐車場でフェラとか。

ちんちん入れる行為そのものはめっきりノーマルなんですけれど、それ以外のところにヘンな性癖が…

攻めたい欲求がすごくて、男の潮吹き見てみたいなあ〜とか。でもそう思ってトライもしてみたんですけれどダメでしたね。

デビュー前はあんなに大好きだったオナニーも、デビューしてからはもっと気持ちいいセックスを体験してしまったからオナニーだけじゃ満足いかなくなっちゃったみたい(苦笑)。

オナニーシーン撮った次にカラミっていうのに慣れすぎて、オナニーだけでは終われなくなってしまいました。

そうなんですよ！ そういうところでも感覚のマヒが。

やっぱり女の子のカラダの扱いが全然違います…。優しいし、無茶しないし、なにもかも「わかってる」って感じで。気持ちいいところを抜群のタイミングで責めてくるあのセックスは「やっぱりすごいな」ですね。あの違いってなんなんでしょうね…

それにデビュー作以来２度目の経験なんですけど、復帰作では記憶が飛んじゃいました。

こんなに体力使うんだ…って、そういうとこからもう身体が忘れていて、ハチャメチャにイキまくって頭の中は真っ白で。「あれ、途中の記憶がないぞ？」って。

完全にカラダがリセットされちゃってたみたいで、自分が自分じゃないみたいだった…

写真を撮るときも「みったん、ポーズとか余裕でしょ？」って言われたけど全然付いていけなかった、ちょっとの間でこんなに忘れちゃうもんなんだってビックリしましたね。前日の夜なんて全然余裕でぐっすり寝てたんですけどねえ(苦笑)。

潮を吹いちゃったのにもびっくりしたし。「出るんだ!!」って(笑)。

あはははは、だから復帰作品は今までにない姿になっていると思います。エッチは多少うまくなっているかもしれないけど、全体にぎこちなくて、明らかに場慣れしていないという…新人とはまた違うヘンな感じ(笑)。

普通の女の子…そうですね、AVからは距離を置こうとしていたと思います。辞めるという選択は間違ってないと思おうとしていたし、それでもやっぱり心残りなことはいっぱいあったし、でもそれに気持ちを引きずられていたら新しい生活はやっていけないしって思ってました。

一度引退したことでリセットできたせいか、自分のダメさとか子供さに気づかされちゃったんですよ。

うまくいかない理由を他人や環境のせいにしていたけれど、もっと自分に努力するところがあったし、そこで頑張ることで道がひらけてたんじゃないかと思ったら悔しくなってしまって。

振り返ってみると、三田杏時代って本当に世間のことを知らなかったんですよね。SNSでも弱音や苛立ちを考え無しにぽろっとこぼしてしまうところがあったりして、ファンの方が支えてくれることに甘えてしまっているところもありました。

SODStarという100人いてそのうち何人が入れるかどうかのメーカーに選ばれたということで、ちょっと有頂天になっていたところもあったし。

それに私の場合は家の借金の問題がすぐそばにあったから、とにかくお金のことしか考えてなかったんです。

あはは…だからすごいスレているというか、「お金にならないことはしたくない」みたいないやな子だったと思うんです。

あんなにAV女優として恵まれた環境でスタートさせてもらえていたのに、有名になりたいとかそういう欲もなくって…

だから売れるために努力しようとか新しいことに挑戦しようっていう意欲も持っていなかったんですね。

マイペースだけど、余裕っていうことはなくて。目標があやふやで目指すものがないままだったから、どんどんお仕事でも行き詰っていって…

おぐゆなちゃん(小倉由菜)の活躍を目の当たりにしたのが私としては大きかったかな…。やっぱり同期というのもあって意識をしていたんですけど、彼女がどんどん上に行くのをポカーンとみている自分に気が付いたんですよ。

仕事も充実していそうだったし、すごくキラキラして見えた。すごいな、うらやましいな…それに比べて私はダメだなあって。

彼女は本当に努力家だし、頑張り屋。新しいことにもどんどん挑戦していくし、目指すものがしっかりしてる…これ、いいお仕事するには全部大切なことなんですよね。

三田杏時代の私はそれが全然わかってなかった。

撮影で頑張るのは当たり前だけど、そこに至るまでの過程も大事で、例えば営業周りであったりいろんなことでももっと自分から頑張らないと、いいお仕事はできないしいい結果は残せないんですよね。

自分のダメだったところに気が付いて。すごく悔しかったんですね、あの時もっと頑張っておけば違う結果が出せていたし、自分も周りの人も傷つけずに済んだのにな…って思うと自分が情けなくて。

引退してからもなるべくAVの情報はシャットダウンして、意識しないようにしようとしてきたんですけど気が付くとネットで検索していたりして。

実は引退したことを伝えたときにお姉ちゃんに言われたんですよ、「悔いは残ってないの？ あなたの性格的にやけになって辞める！なんて言っちゃったんじゃない？」って。それ、完全に図星だったんですよね。

その時は「うるさーい！」ってケンカしちゃったんですけど…

やっぱりネットの検索履歴で私がAVのことを調べているのがわかっちゃったみたいで、「やっぱり、まだやりたいんじゃない？」って。

そう、自分で自分の気持ちをごまかしていたことにその姉の言葉で気づかされました。やり残したことなんていっぱいあるし、やりたいこともあるし、戻れるものなら戻りたいって思うようになりました。

って、すごくわがままな言い分だと思うんですけど、それでももう一度頑張らせてほしいと思ってこの４月、AVの世界にもう一度戻ってきたんです。