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【前編】スカパー!アダルト放送大賞2019の新人女優賞にもノミネートされた超売れっ子の朱里ちゃんが、「エロの世界って平和だなぁ」と思ったデビュー当時を振り返りつつ、今まで最高に興奮した出演作を教えてくれちゃいます!【美谷朱里 人気AV女優インタビュー】

2019.01.28

  • ──デビュー直後にお話を伺った時は、「こんなに撮影してるのに、1本も売れなかったらどうしよう」と話していたよねぇ。
  • 美谷朱里(以下、美谷) そうですね(笑)。自分に自信がなかったんですよね。
  • ──「自分の顔がブサイクだから、出演した作品はおろかサンプル動画すら見れない」って言っていました。
  • 美谷今も変わらないです(笑)。でも最近、プレイは見ないけど、導入部だけは見れるようになりました。撮り方で私けっこう変わるんですよ。光の作り方とかで。それで、私の顔がマシに撮れてるやつで面白い導入部のものだったら見ます。
  • ──そんな自己評価低めの朱里ちゃんが、このたび、スカパー!アダルト放送大賞2019の新人女優賞にノミネートされました。初めて聞いた時はどうでした?
  • 美谷嬉しかったです。頑張ってよかったなって思いました。ノミネートしていただいて、そういう舞台に立てるだけで嬉しいです。私、Twitterとかでキャラクターを作って自分を可愛く見せたりっていうのが苦手なタイプなんで、毎日頑張って投票よろしくネみたいなのって、わりと大変なんですよね。
  • ──授賞式が終わって早く開放されたいって言う女優さんいるからね、この時期。
  • 美谷賞は取れたら嬉しいですけど、それより、今まで撮影を月10何本ずっとやってきて、SNSとかは苦手なんですけど、ファンの人たちに還元じゃないけど、私の素の部分を見てもらって喜んでもらえたらいいなって思ってます。
  • ──いろんなジャンルを経験したなか、朱里ちゃんはどんな作品が特に好きなの?
  • 美谷私、ドラマっぽい設定があるよりは、プレイに集中できるノーカット(の撮影)とかが好きなんですよ。男優さんもプロで上手だから、50分とかのそのプレイに集中してくれれば私も集中できるし。あと、PtoM。プッシーtoマウスっていうプレイの作品が、私の中では最近一番よかったんですけど、それも50分回しっぱなしで。
  • ──PtoMは初耳(次々といろんな新語が出てくるAV界です)。
  • 美谷私、もともと粘液にまみれたりとかはそんなに興奮しないんですけど、その作品は自分のマン汁に興奮する性癖(の女の子役)で、それがよかったです。その作品(アリスJAPAN『杭打ちピストン騎乗位で白く泡立った愛液まみれチ○ポをフェラしては再びマ○コに迎え入れるPtoMセックス』)が売れたおかげで、他のメーカーさんもPtoM物が増えてきて。
  • ──それは未見でしたわ。朱里ちゃんがPtoMの先駆者だ?
  • 美谷だと思います。最初、面接の時にPtoM物ですって言われて、何それ? って思ったんですよね。普通の作品ならSEX始まった後にフェラがないじゃないですか、だけど、自分の中に入っていたものをまた舐めにいくっていう。
  • ──口とマ●コを何回も往復してチ●ポを味わうというプレイだ。
  • 美谷そうなんです。相手とキスもして、お互いベチョベチョになるっていう。ファンの人にもこれが一番よかったって言っていただいてます。
  • ──それでも最初は、そんなの何がいいの? みたくピンと来ていなかったの?
  • 美谷正直ピンと来なかった(笑)。
  • ──それが、やってみて気持ちよかった?
  • 美谷肉体的な気持ちよさよりも、興奮したっていうことですね。監督もすごくこだわってて、1回股間から抜いたやつを舐めさせにいく時、男優さんが(サオを)根元を握って舐めさせるじゃないですか。でも、触ったことによって付着している泡状のマン汁が取れちゃうので、見ている人の気持ちが落ちちゃうという監督の思いがあるので、私も自分で掴んだりせずにフェラしにいくっていう。
  • ──ノーハンドフェラね。
  • 美谷この赤井彗星監督は厳しい人なんですけど、去年の年末に、「今年の俺の代表作だ」って言ってくれました。その前に私がデビューして間もない頃、彗星さんがムーディーズで撮った、『こねくり回しお掃除フェラ』っていうフェラ物が、すごく売れたんですよ。1回発射したおチンチンを、出た精液をまぶしてまたお掃除フェラでもう1発抜くっていう。それが売れたから、その半年後にさっき言ったPtoM物を撮る時、彗星さんが私にすごい期待してくれて。みんな成長するじゃないですか。「悪いほうに成長してなくてよかった、ありがとう」って言ってもらえました。
  • ──悪いほうに成長ってどういうニュアンス?
  • 美谷『こねくり回し〜』の時は私の必死さがよかったらしいんですよ。おチンチンに対する必死さが。「絶対売れるよこれ」って監督が言って、その通り売れて、いろんな人から、一生懸命さがよかったって褒めてもらえて。でも、私はその時まだ技術がなかったんで、一生懸命やるしかなくて。技術が身につくと、途中で淫語を喋ったり、ゆっくり見せつけながらしゅぶったりとか、そういうことできるじゃないですか。
  • ──キャリアとともにテクが身にいて自然とやっちゃうもんだよね。
  • 美谷そういう技術で時間を稼ぐ方法を身につけて必死さがなくなる女優さんがほとんどだって監督が言って。
  • ──朱里ちゃんはそうじゃなく必死でやる姿が失せなかったということだ。
  • 美谷はい。前作を越えてたよ、とまで言っていただいて嬉しかったです。
  • ──振り返ると、AVが好きというのがあったから、出演に至った朱里ちゃんだよね?
  • 美谷はい。最初、上原亜衣ちゃんのファンになって、恵比寿★マスカッツを知って、もっといっぱいAVを見るようになったんです。
  • ──デビュー当時、この仕事、思っていたものと実際のギャップってあった?
  • 美谷思っていた以上に、エロの世界って平和だなぁって思いましたね。ずっとエロい話してる監督さんだとか、エロに興味のあるスタッフさんとかを見て。カメラが回ってない所でも自分の性癖を話してる人がいたりすると、あぁ平和だなぁと感じました。
  • ──AVに出て、自身の性的な部分で新たな発見はあった?
  • 美谷自分はMだと思ってたんですけど、痴女になって責めるのも楽しいって気づきました。
  • ──うん。朱里ちゃんの主観の痴女責めは極上。淫語の喋りを聴いていて頭の回転のよさも感じるし。
  • 美谷エロいのかエロくないのかよくわからない意外なことをアドリブで言ったりするのが好きで、そういうのをいいネって言ってくれる監督さんがいれば、今のはちょっと、って受け入れてくれない監督さんもいて。そんな時にカメラが止まって現場がザワザワしたりすると、やっぱり平和だなって思うんです(笑)。
  • ──ハハハ。フィーリングの違いで、味わいのある淫語をキメても、何それ? って伝わらない監督っているよね。たとえば、いい大学出て社員としてAV監督なった人とか。
  • 美谷でも、むしろそういう人のほうが普通かなって思うんです(笑)。
  • ──なるほど(笑)。
  • 美谷業界に長くいる監督さんはエロい痴女を見飽きてるじゃないですか。そういう監督さんに、ひとひねりしたというか自分流にした言葉を喜んでもらえるのが楽しい。そこを評価してくださる監督さんが多いので嬉しいですね。
  • ──ガチのMの男性に、思いきりキ●タマを蹴ってくれと言われたらためらいなくやってあげられる?
  • 美谷まだそういうガチのMの方と会ったことはないんですかど、イベントで「全力ビンタして」って言われたらやります。
  • ──そんなファンがいた?
  • 美谷けっこう私のファンの方でいるんです(笑)。
  • 後編は私生活の性体験や仕事でのNG事項などを明かしてくれます。
    お楽しみに!!
  • →美谷朱里ちゃんの動画が見放題!作品一覧はこちら
  • (取材・文=沢木毅彦)