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【後編】ゲロまみれで半狂乱になった現場、自分じゃない自分の狂気が出ちゃう洗脳・憑依もの、だけどピュアなセックスも好き…岬あずさの正体はどこにある!?【岬あずさ 人気AV女優インタビュー】

2020.04.09

ところで自分のAVって観なおしたりするんですか?

岬あずさ

恥ずかしくって、あんまり観れないんですよね…。

そういう方は多いですね~、でも「あんまり」ってことは何本か観たものもあるってわけですね。

岬あずさ

うん、ありますね。それは自分でも「観たい」って思ったから。そのうちの一つが初めてのドグマ出演作ですね。

『縛物語』ですかね。これ、それまでの現場と何が違ったんですか?

岬あずさ

うーん、まずそれまで本物のSMってやってもらえたことがなかったんですね。初めて本格的な緊縛やSM行為を味わって、アレはどうなってたんだろうって思って気になっていたんですよ。

なるほど…

岬あずさ

でもなかなか観るきっかけがなかったんです。

でもある日、友達で杉浦ボッ樹(男優)さんが好きっていう子と、ボッ樹さんの話してたんですね。それでこの作品を思い出したんですよ、「このドグマのやつ杉浦ボッ樹さん出てる」って。

ポイント2つ揃ったら観るしかないですね!

岬あずさ

それで観てみたら…やっぱりおもしろかったし、ヌけた!自分のAVでオナニーするなんて考えられなかったし、今でもそうなんですけど…これは人生で唯一ヌいたAVなんですよ。

よっぽど良かったってことなんでしょうかね。

岬あずさ

なんだろう!私って知ってる女の子の作品でも観れなくなっちゃうくらいなんですけど、ドグマの縛物語は本当にオナニーしてしまうくらい楽しみました!

そういえば最近は徐々に緊縛モノのオファーも増えてますが…。

岬あずさ

緊縛にはハマってきましたね、私!最初はそれでも身体がついてこなかったのか、右肩の関節が痛くてうまく上がらない…とかがあったんですけど、それでも経験積ませていただけていて。

いま目標にしているのが、両足を頭の後ろに回す「肉達磨」。一度撮影で経験してるんですけれど、ドグマで神納花さんがやったみたいな「肉達磨で宙吊り」まで挑戦したくて挑戦したいんですけどね…

ドグマ作品では自分を開放、だからスゴいんです!

岬あずさ

あ、ドグマの話で思い出したんですけれど。

おっ、なんでしょう!

岬あずさ

ドグマ作品に出ると、普通の女の子は綺麗にM女になって終わるらしいんですね。

あ~、それがメーカーのカラーだったりしますよね。

岬あずさ

それで言われたんですよ、私の場合は綺麗に終わらなかったんです。

岬あずさ

板に寝かせられて、拘束されて上から腕立てでイラマされるシーンかな、普通だったパッってやって逃げれるのをすぐそこに床があるから横にしか逃げられないんです。

そんな、いやでも受け入れなきゃいけない状態なのに私は逃げまくるんですよ。「ウワーッ!」てなっちゃって。

そんな壮絶な裏側が…

岬あずさ

TOHJIROさんがその時、「こいつを、このモンスターを解放してしまったらどうなるんだろう」って、拘束から解いたら…最終的にゲロ祭りだった。

あー…そんな生々しい舞台裏だったんだ

岬あずさ

なんかね、すごかった。自分がゲロを吐きまくって男優さんにもゲロをかけて…ゲロだまりに潮をぶっかけたり、男優さんにも暴言吐き散らしたり、頭叩いたりして…とんでもないことになっちゃった。

次の機会があるならば、またその狂乱姿を期待しちゃいますよ!

岬あずさ

いや、今度は綺麗にM女を…でもドグマさんが私を呼ぶってことはぶっ壊れるのが前提でわかってると思うんだけど、それでもM女にさせるためにいろいろしてくれるのかなと思っています(いい顔で)。

せめぎあいが見れるかもしれませんね!

ゲロまみれで暴れる時もあったけど…本当はそんな人じゃないんですよ

ちなみにプライベートでは吐いちゃうタイプ?。

岬あずさ

それが全然!お酒飲んでも全然吐いたためしないんですよ。

でもイラマではあたり一面にゲロの花が咲くほど吐いちゃった!

岬あずさ

拘束されて逆向きになっていたからえずいたら全部出てくるんですよ…でも、ドグマじゃなかったらそこでストップかかるじゃないですか、ゲロが映らないように。もし出てしまっても掃除してからやるんだけど。ドグマさんの現場は吐いてもそのまんまなんですよ。

壮絶!

岬あずさ

そのうち何かのスイッチが入って、そのゲロを掻き集めておかしくなっちゃったり…

待って!そこからおかしい!なんで掻き集めちゃうの?ほっとこうよ!

岬あずさ

これをどうしよう!どうしよう!集めて浴びる!浴びちゃう!みたいな

その発想がおかしい(笑)。

岬あずさ

ヘンなんですよ、ドグマさんのその現場での私!そういう汚い物を触ることに対しての抵抗が全然なくなっちゃって!!

あのね、私ってもともと潔癖症ぎみなところがあるんですよ。例えば撮影で、「お風呂でセックス」「トイレでセックス」っていうシーンあるじゃないですか。あれが無理なんです、トイレに手をついて…っていうのがちょっと無理で、手がもう…すごいおそるおそるになっちゃうの。

たまにそういう撮影があるにはあるんですけど、気が気じゃなくって、手がガチガチなの(苦笑)。

でもゲロを手でかき集めだしたりとか、いったい何が起きてるんですか、あずさちゃんの中で!!

洗脳、憑依…あれってお芝居じゃない…んです!?

岬あずさ

最近なんかおかしいんですよね。ドラマでもちょっと変な役が増えてきたんですよ、洗脳系とか。

憑依もの、洗脳も乗ってここ最近ジャンルとして定着しつつありますけどあの演技って相当難しくないですか?

岬あずさ

私の場合は…なんかほんとに撮影時の意識があやふやでわかんなくなってるんですよ。私そんな笑い方しないよ!っていう魔女みたいな笑いとか出てきちゃうの。

え、ちょっと待ってちょっと待って、まじで憑依じゃん!

岬あずさ

そう!別人格が出てくるのか、すごい興奮状態でそうなってるのかわからないけれど、普段の自分じゃないの。

そういう意味では「憑依」されてみたいなことになってるんです。私もその時の記憶があんまり覚えてなくて、なんでそうなったのかが謎なんですよね。

ちなみに、その作品は観直したことは?

岬あずさ

それが…観たことあるんですよ、「うわあ…ひどいなー」って。やってる内容そのものは覚えてるんですね、オナニーしてたよな~とか。

でも、映像として残ったものを観直してみると、撮影時の自分の記憶と違ってひどい笑い声をあげていたりとか、自分でも信じられない。

でも、映像だから自分自身がしたことっていうゆるぎない証拠が。

岬あずさ

だから信じられないの!ゲロをはきまくって搔き集めて人に浴びせるとかそういうのも私の意志じゃないんです!

それは岬あずさの一つの代名詞でもあるハードプレイ、度を過ぎたごっくんやおしっこがぶ飲みも…

岬あずさ

その中で少なくともゲロを集めるみたいな正気の沙汰じゃないことは、私の意志じゃないですね、なんか普段は出てこないもう一人の私みたいなものがやってるような気がします。

ヒー!

もう一人の私を呼び出すアイテムってアレなのかもしれない

岬あずさ

でも、最近は出てきてくれないんですよ。

それなんかこっくりさん的な降霊術みたいなやりかたないんですかね?

岬あずさ

なんとなく、スイッチはあるんですよ。それがたぶんカラコンかなーって。

はい?

岬あずさ

洗脳モノを撮る時って、たいてい赤か青のカラコン付けたりするんですよ。カラコンの時は決まっておかしくなっている気がするんです。

おもしろい(笑)

岬あずさ

ずっとSODの森川監督にすごくお声かけていただいていた時期があって、その時は『洗脳ドリル』なんかの洗脳系、それと催眠系をずっと撮ってくださったんですけれど、確かにどの撮影でもカラコンを付けてたんですよ。で、そのたびに様子がおかしくなっていくのは森川さんも見ていて。

そうですよねえ。

岬あずさ

ある日、レズを森川さんで撮りますってなった時、「これは綺麗なレズなので綺麗にやってください!」って台本も渡されて…やるんだけどうまくいかないの。

それは森川さんも感じ取っていて「なんか違う。俺はいつもの岬ちゃんでレズを撮りたいのにいつもと違う!」って言われて…ハッとしたんですよ。森川さんのいう「いつもの岬ちゃん」は、洗脳や憑依で出てきちゃった岬ちゃんのことなんですよね。

おお…それ、どうなったんですか?

岬あずさ

綺麗なレズをやるっていうから、おかしくなっちゃうわけにはいかないって思っていたんですけど、森川さんも「いつもの岬ちゃん」と私が違いすぎるので、何か察したんでしょうね。

「いいよ!出して!」って仰ったので…たまたま前日に使ったカラコンをカラコンケースに入れて持ってたので、「じゃあこれ使っちゃう?」って言って付けたんですよ。

普通なら、小道具一つでどうこうできる問題じゃないですよね。

岬あずさ

そしたら!その時は美咲かんなちゃんとの共演作で、ずっとお互いぎこちない感じだったのに、カラコン付けた瞬間にスイッチ入っちゃって「ウワーッ」て、豹変した…

もちろん、単純にカラコンしたらおかしくなるだけじゃないと思うんですよ。それこそ普段からカラコンはしてますし(笑)。

プラス何か身体や精神に結びつく何かとのかみ合わせで引き金になってるんでしょうかな?

岬あずさ

そういうことなんだと思います、ほんとよくわかんないんですけどね(苦笑)。

出てきちゃったもう一人の自分って、見た目にも違うんですか?

岬あずさ

目がガン開きなんですよ、私の顔なんだけど私じゃない…別次元の自分なんですよ。プライベートでそんなことになった経験がなくて、撮影でしか出てこないんですよ。

もしかして…AVデビューで変わったことってセックスが良くなったりいろいろあるだろうけど、本当の自分がついに解放されたっていうことかもしれませんね。

岬あずさ

解放された!そうかも!!

ハードなものを求める私だけじゃなく普通の私もいる

岬あずさ

あとね、これはスイッチが入る入らないの話でもあるし、私のエッチで直していきたいな~って思っているところでもあるんですけれど、フェラってすごくいい時と悪い時があるんですよ。

スイッチでどんだけ変わるんです?

岬あずさ

これは自分でしててもわかるんですけれど、「した~い」って思って自分からしちゃうフェラと、「はい!フェラのシーンです!」で構えてやるフェラでは熱量が全然違って、それがエロさに出ちゃってるから、その差が出ないようにしたいなって思ってるんですよ。

あ~…「愛がないとできないセックス」の話と似てて、あずさちゃんのスタンスが一貫してますね!自分の気持ちが盛り上がらないと本音のエッチにならないという。

岬あずさ

そう!だからね、結構プレステージさんの作品ではプライベート感を出してるのが多いんですよね。

あそこは女優さんの良いところを伸ばしていこうっていう感じなので、私の場合はあえてなんでもやっていいよって感じの雰囲気だったんですね。

だから、もう男優さんのことを心の底から大好きになって、すっごく愛撫でも高められているから…その時のエッチはフェラの時からすごくエロかった。

いろんなメーカーさん比較してもプレステージさんのは気持ちが乗りやすい感じなのかな。

岬あずさ

乗りやすいし、きっとプライベートのほんとの私はプレステージさんで観てもらえるんじゃないかなって思ってます。

それでも本当にヤバい目に遭った話ー!!

プライベートに近い自分がプレステージで、もう一人の自分がカラコンをした洗脳物で…

岬あずさ

あともう一つ、ドグマ作品に出演した時の自分はカラコンの時とはちょっと違う気がするんですよ。ドグマさんで私がそういう風になっちゃう時は、ものすごく欲深い私で「まだできた。もっとやられたかった」っていうイライラで暴れちゃうんだと思う。

もっと滅茶苦茶にされるの望んでる自分だ!

岬あずさ

私が「ほんとにもう無理!」ってなるとこまでやられたらどうにかなるんだろう…ってずっと考えてるんです。

あずさちゃんの限界ってなんだろう?

岬あずさ

わかりません。久我かのんちゃんが『ペインゲート』っていう作品に出てて。そこまではできないって思ったけど。あそこ手前まではやりたい。

あずさちゃんには「骨が折れない程度だったら何でもOK!」っていう名言もありますしね。

岬あずさ

あはははは(笑)。

限界を超える…逆に、いままでの撮影で、実を言うと結構ヤバかったって体験ありますか?

岬あずさ

いや~~~っ、それはやっぱり頭からかぶったビニール袋におしっこがどんどんたまっていく…

出ました『小便ぶっかけガブ飲みSEX』(エムズビデオグループ)!!

岬あずさ

あれ本当に大変だったんですよ!本気でおぼれて息ができない瞬間もあったし…でも一番きつかったのは袋の下からおしっこが漏れて少なくなってきたあたり、袋におしっこの水分がついてるから顔に張り付くじゃないですか!

そこで下手にいじられたら本当に呼吸できないんですよ、で…限界まで頑張ったところで拘束をガーッて剥がして「いい加減にしろ!」ってブチ切れました(笑)。

お前何やってんだよ!息できねえじゃねえかよ!

岬あずさ

さすがに死ぬ!って

やっぱいろんな痛いこと苦しいことも好きだけど、死ぬのはイヤだ!

岬あずさ

うん!死にたくない!

イイ話だ!死にたくない理由ってやっぱりまだやり残したことが…

岬あずさ

あるから!まだまだ、今のまんまじゃドグマの現場で出てくる私がまだ満足してないと思うし(笑)。

イイ話ですね!!

私、意外とこういうところがあるんです…って、ええ!?

そんないろんな顔を持つ岬あずさちゃんですが、こんな一面もあるよってお話がありましたら。

岬あずさ

うーん…普通の作品にも出るよ!っていうことは知っていてほしいですね(笑)。

そうだよね、本来そっちだもんね!!

岬あずさ

変態キャラが定着しそうになっているかもしれませんけど、ドラマ物でJKもやるし、甘えん坊でお兄ちゃん大好きな女の子もやるし…ハード女優の一面もあるけれど、私が一番好きな愛たっぷりのセックスもやっているので、そんな私も見てほしいなと思ってます。

そういった一般作とハード作品で撮った後の感触って変わりますか?

岬あずさ

う~ん、普通のをやる時は感情移入して愛情をありったけ出し切った感があるし、ハード作品は肉体の限界を絞り出したようなやり切った感…みたいな違いかな?

もしかしたらあずさちゃんのお気に入りって、プライベートの自分が求めるプレステージ的なものか、ドグマさんや洗脳系の超ハードなものに2極化されてるかもわかんないね!

岬あずさ

そうかもしれない!

本当の自分、見失っちゃったら大変だねー(笑)。

岬あずさ

本当の私はすごく普通ですよ、結婚もしたいし子供もほしい!犬がいて。家族みんな仲良くて休みの日はみんなで遊びに行くような、普通の幸せがいいな~って思ってます。

飲んだくれて、ずっと飲んで飲んで飲んでセックスしてセックスしてって感じのときもあったけど、なんか最近はそういうモードなんですよね。

なんか落ち着くとこは落ち着いたし…ただやり残したことはまだある!

岬あずさ

ある!あるある、いっぱいある(笑)。

それじゃあ、AVでこれやったらやり切ったと思えることを最後にどうぞ!!

岬あずさ

やり切ったと思うことは……………………、一生ない!!と思う(笑)

尽きない!じゃあ死なないように頑張っていこう!

岬あずさ

あはははは!がんばります!!

前編の「ハード女優と思いきや、意外と…」というところから一転し、ハードなことができてしまう理由に少しでも迫ってみました。感覚的なお話が多いですが、それもうそのつけない彼女なりに絞り出してくれた本音とお楽しみください!あの半狂乱ハードプレイの見方がちょっと変わると思いますよ!