【後編】遅れてきた初恋とセックスへの目覚め、サディストとしての理想、恋愛とセックス、AVマニアもニヤリな視点。性癖と性についてうららか麗、大いに語る！【うららか麗 人気AV女優インタビュー】

性の目覚めはそれこそ早くて幼稚園の頃、でもこの時期が性の目覚めっていう人は多くないですか？

私もそれで、当時の園で気に入った男の子とイチャイチャして、くっついて…みたいな妄想をずっとしていたんですね。それ以上の知識が無いからそこまでだったんですけれど(笑)。

いや、私って惚れっぽいタイプだと思うんですが、本当に人のことを好きになるのはすっごい遅かったと思います。それは高校1年生の時、留学前の数か月間通っていた日本の高校で出会った子が実は初めてですね。

それまでに付き合った人はいたんですけれど、あまり「人」としての興味を持つことが無かったんですよ。なのに、高1で出会った彼は本当に人間として見ていたし、好きになれたんですね。

2個上の先輩で、スポーツと勉強で特待生だった子ですね。すごく優しくて顔もカッコよかったかな。

私は後輩としても女の子としてもその彼から好かれてたのか…ものすごく愛を注がれたんですね。そういうのがそれまでなかったので、私も彼のことが好きになって…

手マンで初めてイッたのはその人ですね。ちゃんと「セックスらしいセックス」になったのはその人が初めてだったんじゃないかな。

初体験が14歳、その時の同級生と話のノリで「やってみようぜ！」ってなって女子トイレでヤッたんですけど、感想は特に…(苦笑)。

とにかく知識がない状態だったのでただただ挿れてるってだけで、あれはセックスではなかった…

一緒に帰ってバイバイって時にイチャイチャするじゃないですか、そこでちんちんシゴいたり。

ありとあらゆる場所でその子のチンチンしごいてました。通学路の途中以外にも部室だったり…

そうですよね(笑)。そうなんですけど、私の場合は愛情表現の向かう先が性癖もあったし、初めての恋愛で暴走したのか…そういう性的ないたずらの方向性にいってしまいましたね。

う～ん…私は特殊な状況下でのセックスには惹かれないんです。これは昔から今に至るまで。

どちらかというと四畳半に二人っきりで一緒にいたからハメるみたいな、そこに至るまでに必然性のある行為の方が好き。外で手コキしたのも、

外でする行為に興奮したからではなくて好きすぎて離れちゃうのがさみしいから。

なので非日常的な状況って、そこに自分が置かれた瞬間にどうしても「仕事」っぽく感じちゃうのでプライベートでは求めたことはないですね。

あの作品は本当によく褒めていただけるので嬉しいですね！しかもあれは私が企画から携わってるんですよ。私たち…Sな女の子からする理想的な恋愛関係とその日常ってこういう感じ、それがテーマです。

女王様をやっている友人とも話すんですけど、いかに外では女王様でも当然プライベートはあって恋愛関係にあるパートナーもいるわけで、もちろんセックスもする。だけどやっぱり恋愛においてもSなんですよね、そしてどうしても性格が悪い(笑)。

SMのプレイはどうしても痛い、怖いみたいな要素が付きまとうけど好きになって付き合った相手にまでそれを持ち込まないし、SとMの関係性であっても恋愛感情があるのであればまた違う感じになるだろうと思っていて。

恋人同士だからセックスはするけれど、そこには信頼しあう二人の間では力関係があって…それがお互い幸せ。

私はこういう関係はすごく素敵だと思うし、おそらくこのAVを観ているであろうM男たちもこういう関係性が理想なんじゃないかなと思うんですよね。

ハードなSMをガチで好む人って実は超少ないんですよ。だから、おそらくこういう世界感がいいんじゃないか…という話をメーカーさんに行ったときにお話ししたら大変受けがくて、そのまま企画として実現したんですよ。

自分の理想のシチュエーションが作れるというのもそうだし、ゼロから関わっているというのもああって思い入れが強いし、女優としても腕の見せ所だったのでかなり張り切ってます。

自分で言っちゃいますけど名作だと思います(笑)。ジャケも私らしい表情で、そういう意味でもお気に入りなんですよ。まだご覧になっていない方はぜひどうぞ！

はい、そうなんです(笑)。

ゆくゆくは海外へ移住することを考えているので、まずは日本で活動しているうちは名前で仕事取れる女になりたいなと思ったんです。知名度をあげるためだったらポルノ女優をやるのが一番の早道かなと考えて。

ただ、日本のいわゆる「アダルトビデオ」の仕事をやろうとは考えてなかったんですよ。

もともと映画の官能表現が好き、洋ピンが大好きというタイプだったので、はじめから海外のポルノでやりたかったんです。

ロリっぽく見える女の子のいない海外の方が需要はありそうだなと思って。クォーターで顔があちらの雰囲気もあるし、英語も大丈夫なのでチャンスはあると思っていたんですが…やはり海外進出するためにも日本でのキャリアは必要だなと思っていま日本で。

そうなんですよねえ(苦笑)。でもタイミング的にもコロナ禍にあるいまは、海外で活動して、ゆくゆくは移住して…というのは難易度が高くなったので、日本での活動から始めたのは結果良かったのかなと。

ありますよ！メーカーだとドグマさんのを好んで観ていましたね。いまは配信もあるのでいろいろと。趣味の系統に合っているのはDUGAで配信しているメーカーさんの作品かな、『痴漢記録日記』(MOLESTIC)とか好きですよ(笑)。

私、ちょっとしたこだわりがあって痴漢映像は赤外線カメラのものじゃないと燃えなくて(笑)。なんでもそうなんですけど臨場感があるガチなものしか刺さらないんですよ。

スカトロものも観れるけれど、エンタメに振ったような…たとえばウンコで遊ぶようなものはダメですね、ウンコに興味があるわけじゃないので(笑)。その一方で浣腸された女の子が漏らしてしまうみたいなのは、その臨場感にグッときてしまうという。

そういう方が燃えますね。なのでハード系作品だったら旧作の方に好きなものが多い気がします。

やっぱり規制の内容が変わったり、時代ごとに倫理観も変化してきているので…おおらかな時代の作品はホンモノのすごみがありますよね。

やはりAVって倫理的な問題を考慮して作られるものなので、映像として撮れない行為や出来ない表現というのが出てくるんですね。そういう意味でリアルなセックスではないかな…と思っています。それでも見せるか、世界を作るかというところがすごく楽しいし、やりがいはありますね。

めっちゃやりたいです！普段からめっちゃ言ってます(笑)。

といいつつも、お仕事では変態イカレ女みたいなパターンがいまは多いので、いわゆる普通のいたいけな女子になりきって痴漢されたり、それこそマジックミラー号なんかでその場のノリと押しに負けて脱いだりセックスしちゃったり…みたいな展開に妙な憧れもあったりします(笑)。

あはははは、そういうイメージなのかな？確かに潮吹きは…なんかもうジョバジョバ出ちゃうんですよね(笑)。

高1の頃、それこそ初恋の男の子の時ですね。「オシッコ出そう…」って思ったら出ちゃってアレ～、嘘だあ!!ってびっくりしたのを覚えています。

もともとオシッコが近いほうなので吹きやすい体質だったんでしょうけど…いやあ、恋愛感情が乗っているとエッチもこんなに変わるんだな～と。

そうなんですよ、結構派手に吹いちゃうほうかもしれない…だから印象が強いのかな？

とはいってもプライベートではしないですけどね。

というか、もはや前戯はいらないと思っているので吹くまで指マンする時間があったら奥までガンガン突いてほしい(笑)。

プライベートのセックスはもう即尺でギンギンになったらそのまま挿れて、鬼ピスってのが一番だと思ってます。だから絶倫の人は最高ですね！

ただ遅漏っていうのも嫌なんですよ、軽い早漏で絶倫っていうのがいいですね。何回もできる人は最高…！

森林(原人)さんかな、あの人はすごい。ものすごく話も面白いし、すごくいいひと。あとは鮫島(健介)さんは本当にセックスがうまいと思いました。一番は…VRでよくお相手になる方なんですけれど、チンチンが絶妙で。

VRってある程度の大きさが必要で、男優さんは動けない割に勃起し続けていなければならないんですけど、その方は本当に勃起力の信頼性が半端なくて。須藤さんという方なんですけど、彼のちんちんは気持ちよくって好きですね…

須藤さんとは『愛しのデリヘル嬢19』(プラム)でご一緒したんですけど、これがもう純粋にセックスが気持ちよくて、ばっちりハマりました…(うっとり)。

いやもう本当にセックスの相性が良すぎてお会いするたびテンション上がっちゃうんですよ…。

でも須藤さんのことはもっと知りたいのにSNSはやられていないようで、キャスティングに賭けるしかないなんですよね…あはははは。だから現場で運良くお会いできた時はもう…とにかく燃えちゃう男優さんですね。

男優さんがみなさんすごすぎるんですよ！体力もあって、動きもすごい…さすがはプロというか、セックスシーンに関してはおまかせできるので私たちにかかる負担というのは軽いと思ってます。

むしろ撮影の時のほうが満たされるほうが多いです！

私はチンチンの相性が良ければたとえテクニック的には上手じゃなくてもイケちゃうんですね。

でも、男性全体でそこまで相性がいい人に会うことってそんなにいないんですよ、プライベートで出会う男性で相性のいい人がそんなにいたかって、そこまで多くないんですね。

低いと思います(笑)。そこに比べて男優さんもいろいろお会いして、それこそいろんなチンチンとお相手したんですが、一般男性とのセックスに比べたら圧倒的に気持ちがいい、相性のいいチンチンが多いと思うんですよね。そういう意味でも男優さんはすごい！

う～ん…あっ、乳首にピアスが開いているので皆さん躊躇されるんですけど、私としてはちょっと強めにつねってほしいなって思う時もあります(笑)。

うふふふふ、それもわかるんですけど「強く～」「もっとしていいよ～」ってめっちゃお願いしちゃってますね。

長さは15センチくらい、でもそれ以上にカリの大きさと硬さが私にとっては大事ですね。だから外人さんの柔らかいのはどうも合わないんですよね(笑)。

国内外のチンコはそれなりに経験があると思うんですけど日本人のチンコ、マジですごいと思ってます。サムライソードって感じですよ(笑)。

はい、そうですね。過去の話になってしまいますけれど、noteでその当時のお話も書いています。

いやー…オシッコはみんな好きなんですよね(苦笑)。「絶対嫌」、「無理！」っていう人もまれにいらっしゃいますけど私の見ている限り本当に稀ですよ。

むしろ聖水をひたすら浴びるほど飲みたいから、オシッコがいっぱい出せるっていう理由で指名される子もいるくらいなんですよ。

全然違いますね。SMは精神的なつながりがすごく大事、Mの人が抱えている欲望にSが合わせてプレイが組みあがっていくんですね。それに比べるとAVは男性が主にみるものというのもあって、基本的には男性が主導していくように思います。

「ハメる」っていう言葉がいい例だと思うんですけど、世間一般にセックスって男性が女性にするものっていうイメージあると思うんですね。

AVはそういった世間のイメージに沿って作っているので、やっぱり基本的に男性が主導権を握って動いているから、女性は受け身でもセックスが成立しちゃうんですよ。

だから痴女だったり責めに回る機会がなければあまりセックス上達のチャンスがないんですよ。

そうですね、女王様のほうが全部しなくちゃならないんです。

「アイツは何をしたら喜ぶのか」「どこまでいけるのか」まで体の反応の機微まで見ながらやっていくんですよ、それができないと本当に事故につながるようなプレイもあるので(苦笑)。

Mにとっては女王様って救済を求めてすがるような存在、普通のセックスでそこまでの強い結びつきはなくて、むしろ別のものが求められると思うんです。それはAVであっても事情は同じなので、女王様とAV女優では全然変わってくるんですよね。どっちも自分だけど、求められるものが違うからおのずと振る舞いも変わって全く違う自分になれる。だからどちらも面白みがあるんですけれど。

いま本当に撮影は楽しいですね…メーカーさんも私のキャラクターというか持ち味をすごく考えた作品にしてくれていてダークな世界観の作品が多いんですが、これはすごく私の趣味にも合っていて、よくわかってくださっているなあ…ってありがたく思っています。

いやー、素も一緒ですね(笑)。クラブも行くし、派手に飲むときもあるし、仲間内で山登りしてパリピみたいにはしゃぐ時もありますけれど人前に出るときと一人のときではオンオフのチャンネルがバチっと変わるんですよ。一人で部屋にいるときは「うららか麗」のイメージにごく近い女の子だし、それが素なんだろうなって思います。

名前を聞いたら「あ、知ってる！」って言われるようなAV女優になることですよね。SNSのフォロワーさんがいま3.5万人ですけれど、この10倍くらいになるくらいじゃないと、私の求める「知名度」には至らないと思うので、これからの仕事でどんどん積み重ねていきたいですね。

もちろん野望はアングラ界のクイーン、そして…海外のシーンにも進出したい。大変な道ですけど成し遂げたいですね！