【前編】AVファン以外にも幅広く支持されている、みなりおちゃん。M女一辺倒だったのが、デビュー7年目にしてついにSに目覚める?!&今年の目標は、○○○○セックスをすること!ってなんだ?【南梨央奈 人気AV女優インタビュー】
2018.07.05
- ――みなりおちゃんは2011年9月9日にKUKIからデビューしたんだよね。もう7年も経つのか。
- 南梨央奈(以下、南) そうなんですよ。気が付いたら、現場で若い女優さんから「ツイッターを高校時代から見てました!」なんて言ってくれる人が増えてきましたね。
- ――そうそう。白瀬ななみちゃんとか、まさにそうだって言ってたもんね。みなりおちゃんと言えばツイッターでの支持層の広さがひじょうに印象的。すごく若い女の子や、普段あまりAVを見てなさそうな人も多いよね。
- 南よく「イベントに来る人たちの層も幅広い」って言われますね。それこそ、女子もいるし、イベント童貞な感じの人もたくさん来てくれるので。イベントに対して躊躇してしまうような人たちも、私のいる会場には苦手意識を持たずにいてくれるみたいなんです。「AV系のイベントに対するイメージが変わった」とも言ってもらえたこともありました。
- ――なんだか最近は「初めて知るAV女優」の登竜門的存在になりつつあるような気がするなあ。
- 南そうだとしたらすごく有難いですね。よくよく思い出すと、デビューした頃にはツイッターはしていなかったので、ファンとの交流ってそんなに無かったんですよ。一般的なAV好きな男性がほとんどでしたし。
- ――ここまで注目を浴びるようになったのは、何がきっかけだったと思う?
- 南たぶんですけど、性の豆知識をツイートするようになってからじゃないかな。それをきっかけに2chにスレが立って、まとめサイトで「AV女優がこんなこと言ってるぞ」みたいな形で広まっていったんだと思います。
- ――なるほど。それで年代を問わずにツイッターをフォローしてくれる人たちが増えて、今みたいな状況になったわけだ。
- 南なので、おそらく私ってあんまりファンの人たちからAV女優として見られてないんだと思うんですよね(笑)。普通の女の子のツイッターを見てる感覚なんじゃないかと。
- ――でも、その中にはカリスマ的というか、アイドル的な人気は確実にあると思うんだけど。
- 南「ネガティブさが共感できる」とは、よく言われるんですよ。「私の代わりに言ってくれてありがとう」みたいな。わかる、わかるっていう感想がすごく多いです。
- ――普通に生きてるけど、ちょっとネガティブ気味な子たちの代表みたいな?
- 南そのお陰なのか「おまえが言うな!」みたいなアンチ的な意見はあまり上がってこないんですよね。あと私のツイートには、日常的なネガティブはいっぱいなのにAV業界に対してのネガティブさは無いんですよ。まあ、ぶっちゃけ「ただのツイッタラー」なんですよ、私は(笑)。
- ――それにしても、デビューから7年。この期間の中でエロへの捉え方に大きな変化ってあった?
- 南どうなんだろう? 最初の頃は凌辱モノとか、犯されちゃう系のものが多くて、今も実際多いし本質的にはドMなんですけど。年をとったせいか、肉体的な痛みに対してちょっと弱くなってきたかな、なんて……。
- ――おおっと。みなりおちゃんといえば、M女という印象が根強いですが、まさかの趣旨替え?!
- 南いや、根っこの部分は絶対に変わってないんですよ。でも、なんだか少しずつSっ気が出てきたような気がします。男性を責めたい願望が強まってきているんですよ。ずっと痴女ものとか拒否してたんですけど、そろそろやってみたいかもって思い始めました。
- ――これは意外な話! ついにみなりおちゃんが痴女に開花する日がやってきたのか?!
- 南それこそ、これまでずーっとドMを貫いてきて、もう「なんでもどうぞ!」っていうのがウリでもあったんですが。 最近は、変な体位や拘束のシーンがあったりすると、翌日の体力や体の跡なんかのことを考えるようになりましたね。イラマチオも大好きだけど、喉に雑菌入って熱が出たらどうしよう、とか心配しちゃうようになって。でも、別にその行為自体が嫌になったというわけではなくて……。
- それって、昔は「どうなってもいい」って思っていたのが、今は少しずつ自分で自分を大事にできるようになった、みたいなことなのかな?
- 南ああ、そうなのかもしれませんね。ちょっともしかしたら、大人になったってことなのかも……。
- ――逆に、自分の幅を広げるいいタイミングなんじゃないかとも思いますよ。
- 南そうですね。よく「Mの子はSになれる」なんて言われてますけど、私には当てはまらないんじゃないかってずっと思ってました。でも、きっと今ならできる気持ちがあります。今まで自分がされてきたことを、全部ぶつけてやる! みたいな(笑)。
- ――見てみたいな〜。みなりおちゃんのSな顔(笑)。
- 南とは言っても、まだ行動にはできないですね。ビンタとかなんて、されるのはOKだけど、自分がするのはぜんぜん無理! でも、前立腺責めにはすっごい興味があるんですよ。ああいう作品に出てギャンギャン言わせてみたいです。
- ――相手を気持ち良くさせるSは大丈夫だけど、痛めつけるのはダメってことなのかな。
- 南でも、まだ自分が責めてる姿は想像できないというか。ドMの男性が見た時に「こんな責めは生ぬるい」と思われることを考えて避けてる部分があったんですよ。ドMの方に満足してもらえる作品にしたいので。せっかくやるからには、高みを目指したいんですよ。
- ――もしかして、Sをやるための勉強なんかもしてるの?
- 南色んな人の作品を見るようにはしていますね。前々から、シリーズものの作品に出る時には見ていました。レビューもちゃんとチェックしますよ。「甘えが足りない」なんて書かれてたら、私の時はもっとニャンニャンしようとか考えます(笑)。
- ――そうか。撮影前の事前準備をしっかりするタイプなんだね。
- 南もう、撮影が決まったら当日までずっと緊張しちゃってるんですよ!プレッシャーがものすごくて。これは7年前からずっとですね。
- ――でも、それっていい意味で撮影に緊張感をもって挑んでるってことだよね。真面目に取り組んでる証拠じゃないかな。
- 南台本がないアドリブ作品なんかだと、さらに緊張しますね。苦手な作品だとどうしても難しくて……。
- ――みなりおちゃんにも苦手なジャンルってあったりするんだね。
- 南ありますよ〜。ずばり、イチャイチャ系(笑)。可愛いセックスができないんですよ、私。今年の目標がそういうラブラブなムードを出せるようになることにしてるくらいです。
- ――可愛いセックスが苦手って、なかなかレアな女優さんだよね(笑)。
- 南アヘ顔とか、泣きそうな喘ぎとかしかできません! 気持ちイイとヨダレとかすぐ出てきちゃうし……。可愛い顔でセックスがしてみたいよ〜〜(涙)。
- 次回は、みなりおちゃんのプライベートな話に迫ります!
お楽しみに!! - →南梨央奈ちゃんの動画が見放題!作品一覧はこちら
- (取材=もちづき千代子)