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【前編】ギャル系トップAV女優・AIKAさんがついに登場!! 痴女物が大得意な一方、「男の人の○○に座るなんてあり得ない、可哀相って思って」と意外な一面も満載でお届けします!【AIKA 人気AV女優インタビュー】

2019.02.05

  • ──2011年デビューで、もうキャリア9年目を迎えるAIKAさんですが、デビュー当時はどんな心境でこのお仕事をしてたんですか。
  • AIKA最初は美容師をしながら、お給料が上がるまでのつなぎというか、1年ぐらいAVやってお金を貯めて、そのあとは美容師に専念しようっていう気持ちだったんです。そもそもAV自体、乗り気じゃなかったし。
  • ──美容師や看護師って、過酷な労働のわりに報酬が低いと言われてるよね。
  • AIKAそうなんですよねー。で、バイトを探した結果、AVを始めたんですけど、最初の頃は深く考えずに仕事に取り組んでいたので、大変さがわかってなかったんですよ。これくらい(の仕事)でこんなに(ギャラ)もらえるの? イエーイラッキーみたいな感じで。
  • ──いくつかの選択肢の中からAVを「バイト」に選んだの?
  • AIKA最初、ライブチャットのバイトって聞いて、その事務所に行ってみたら、「ここはAVもやってるんだよ」って言われたんです。でも、チャットのほうだけで大丈夫ですってきっぱり断ったんですけど、オークションで売る下着を穿いただけでお金をもらえるって言われて、恥ずかしい話、ケータイ代を払うのもままならない状況だったから、やろうって思って。そしたら、カメラマンさんが(口が)うまいから、すごい褒めてくれて。写真撮られてこんなに褒められることなんかなかったから、楽しいなって思い始めたんです。
  • ──モデルのように扱ってもらえたという意外な展開?
  • AIKAそうなんです。そのあと、ハメ撮りのテスト撮りを誘われて、30分で終わるし、絶対世に出回らないからって言われて、もちろんお金ももらえるから、どんなものなんだろうっていう気持ちもあって引き受けたんですよ。で、簡単に終わり、「メーカーに面接に行ってみようか?」って話になって、は? って思ったんだけど、知らずに後悔するよりは、やってみて無理ならやめようってタイプなんで。
  • ──そういう経緯で、プレステージからデビューを飾ったんですね。
  • AIKAちやほやされるし、現場にはお弁当だけじゃなく、つなぎ(お菓子やおにぎりなどの軽食)もいっぱいあるし、雰囲気もよくて楽しくて。最初、私の緊張をほぐすためか、デート物みたいな感じで遊園地に行くっていう、ラフな感じで撮影が始まったんです。
  • ──「観覧車が怖かった」って以前言ってたよね。
  • AIKAもう超ォ怖かった! 高所恐怖症だから。
  • ──デビュー作の手応えというのは?
  • AIKAこれでいいんだ? みたいな感じ。そこから、楽しい思いをして次の撮影にまた行くっていう流れになっていったんです。美容師の休みの日に撮影だから、休日がなくなっちゃったんだけど、まったく職種が違うから、休みが取れてないっていう気持ちにならなかったんですよ。逆に気晴らしができてるなって。
  • ──何連勤もしてるっていう気持ちじゃなく、AV撮影が気晴らしになっていたんですね。
  • AIKA苦じゃなかったんですよ。
  • ──初期の頃から『ドリシャッ!!』や『ギャルシャッ!!』などのハードなザーメンぶっかけ物も解禁しましたよね。
  • AIKAそういうジャンルに関して深く考えてなかったんです。
  • ──お金と割り切って、来た仕事をこなそうっていう?
  • AIKAうん。まず、「ごっくん」とか「ぶっかけ」のつらさもわかんなかったし。撮影は毎回、私生活で体験したことないことばっかだったから。
  • ──そして、白ギャルから黒ギャルになりました。
  • AIKAただ単に海に行き過ぎて黒くなっちゃっただけです。
  • ──事務所から日焼けをとがめられたりすることもなく?
  • AIKA美容師をやってたから、髪の毛の色とネイルだけは文句言われたくないって言い張ってたんですよ(笑)。髪の色を暗くするって言われた時も、絶対ヤで意地を通したもんだから、あいつは自由だ、みたいに納得してもらって、日焼けした時も文句言われなかった。
  • ──黒ギャルブームの真っ只中の時期だっけ?
  • AIKAもう終わってましたね。私も黒ギャルやるつもりはなく、単に焼けちゃっただけだったんで。
  • ──学生時代からギャル系だったの?
  • AIKA昔はギャルじゃなく裏原チックな感じだったんですよ。美容師になってから、ギャルなのかヒッピーなのかよくわかんなくなって。
  • ──ヒッピーなんて言葉、久しぶりに聞いた。
  • AIKA今のコには伝わらないけど(笑)。
  • ──大丈夫。ここはおじさんの読者が多いから。
  • AIKA化粧はギャルなんですけど、髪の毛にドレッド入れてみたりレインボーのエクステ付けてレゲエっぽい感じにして、ダボッとしたパンツを穿いたりしてたんです。
  • ──まさしくギャル+ヒッピーだね。私生活で性的な好奇心が芽生えたのはいつ頃から?
  • AIKA高3になって、友達の紹介で、初めての彼氏ができた時ですね。
  • ──意外と遅い。
  • AIKAずっとジャニーズの追っかけやってたから、一般の男子には興味なかったんですよね。
  • ──SEXするなら好きなアイドルとなんて考えていた?
  • AIKA全然考えない。追っかけることがただ好きで、そのあとみんなでごはん食べたりするのが楽しかったんで。
  • ──そんなAIKAちゃんが、何でその彼氏と付き合うようになったの?
  • AIKA最初、メル友にならない? って言われて、メールし始めたのがきっかけで。だんだん楽しくなってきて、遊びに行こうって誘われてデートするようになって。
  • ──この彼が、「初体験は高3」と明かしている相手だったんですね。初めて経験したSEXっていいもんだなと思ったのか、無感動だったのかどっち?
  • AIKA全然無感動です。
  • ──その後、外でやってみたとか、焦らし責めとかによる開発などは?
  • AIKAノーマルな人だから、そういうのは特になかった。開発されたのはAVやるようになってからです。
  • ──AVデビュー時の、私生活での経験人数というのは?
  • AIKA……(思い出して)意外といるんだよね、ヤッただけの人だったら……9。
  • ──9人だと、だいたい10人くらいって言う人いるんだけど、9なんだ?
  • AIKAはい、9。で、そのなかで付き合った人は2人です。
  • ──そのなかに、首絞めるのが好きとかいうマニアがいたりは?
  • AIKAほんといなかった。軽く責められる程度でした。
  • ──その後デビューして、AV男優と接して感じたことは?
  • AIKA優しい。女の子のこと一番に考えてやってくれる人が、やっぱり一流って呼ばれる人だなって感じ。思いやりがめっちゃある人たちだなと思いますね。
  • ──売りのひとつである「痴女」もAVが初体験なんですね。やってみてハマったの?
  • AIKAハマりましたね。でも最初は、台詞も自分で考えなきゃいけないし、(台本に)書いてあることいちいち全部覚えなきゃいけないし、動かなきゃいけないし、超疲れんじゃんコレ、みたいな感じだったんです。なんか(求められる)レベルいきなり上がったなって思ったんですけど、やっていくうちに、何となくこういうふうに言えばいいんだなっていうものを掴んだんです。
  • ──責めのバリエーションを身につけていったんですね。
  • AIKA決まり事はないけど、ある程度の基本になることって決まってるから、痴女物って。それにプラス、何か付け加えて自分流にアレンジできるようになってきましたね。
  • ──今までAVを辞めようって思ったことは?
  • AIKA賞をいただく前の頃ですね。売れてなかったから、もう辞めようって。
  • ──ところが、2016年にDMMのアダルトアワード、2017年にスカパー!アダルトで女優賞を受賞して、「AIKAバブル」とも呼ばれる季節が到来しました。そこから、AVやり続けようって変わったの?
  • AIKAうん。もうバカみたいに天狗になってたから、今思うと恥ずかしいです。
  • ──ブレイクしたのは、自分の努力の賜物とか、時代に乗ったとか、何が原因だと思っていたの?
  • AIKA両方だと思います。少なからず努力もしてたし。お芝居を見て勉強したり。声のトーンを変えてみたり、ハキハキ喋るのを意識する、口を大きく開けて喋るとか。ボソボソ喋るとやっぱり伝わりにくいし、棒読みに見えちゃうし、表情もオーバーに表現しないと伝わらないなとか気づいたし。あと、どういうふうにやったらエロく映るんだろうとか、他の作品を見て研究したり。そんな時に賞もいただいたから、やってきた成果があったと思ったし、見てくれている人がいたのかなとも思ったし。でも、辞めようと思いながらそうやっていたんですね。
  • ──辞めようと思いつつも努力を重ねたというのはどういうモチベーション?
  • AIKA作品は残るから、自分で後々見て恥ずかしくない作品を撮れるようにしたかったんですよね。
  • ──そういうことか。同じ事務所の、友達でもある大槻ひびきさんも、自宅で潮吹きの練習をしていたって聞きますよね。
  • AIKAしてましたね(笑)。
  • ──AIKAちゃんも潮吹きの練習はした?
  • AIKA私はしてない。1回、友ちん(友田彩也香)に教えてもらったんです。現場が一緒になった時、すごいやたら潮を飛ばすから、どうやってやるの? どういう時に出るの? って聞いたら。ここをこうやったら出るよ、みたいに説明されたけどわかんなくて。「オシッコ出すような感じでやってみて」って言うからやってみたら、普通にオシッコがジョロジョロッて出て(笑)。
  • ──コツを掴めなかったんだ最初。
  • AIKAオシッコしか出ないよ友ちん〜って言ったら、「でもそういう感じだからいずれできるようになるよ」って言われて。たしかに、オシッコ踏ん張るような感じで、プラス気持ちいいっていうのがあれば潮吹くって、のちにわかるんですけどね。
  • ──他に、特に苦手なプレイはあったの?
  • AIKA顔騎ですね。デビューした2011年に初めてやることになって。
  • ──顔面騎乗は何がきついの?
  • AIKAまず、人の顔の上に乗せるっていう意味がわかんなかったんですよ。座るって何? みたいな。潰れるし息できないし鼻折れるじゃんみたいな。泣いちゃったんですよ、初めてやった時に。
  • ──意外! AIKA、顔騎で泣くト。
  • AIKA申し訳ないみたいに思って。それで(撮影)ストップになって、「ごめんネ、難しいんなら脇舐め物に変えよう」って言われて。
  • ──顔騎物が急きょ脇舐め物に!? 企画がまるで違うじゃない。
  • AIKA全然違うやんって思って(笑)。臨機応変に、私が脇の下を舐められるっていうふうに変えてくださったメーカーさんには感謝ですね。
  • 後編では、さらにしおらしい一面を披露。大好きなAV男優の名前も挙げてくれて、ますますギャルな見た目と裏腹、普通に可愛いAIKAちゃんを納得させられます。
    お楽しみに!!
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  • (取材・文=沢木毅彦)