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【第3回】拷問、ぶっかけ…ハードな撮影の裏側では実はこんなことが行われていた!【みづなれい 人気AV女優インタビュー】

2016.03.23

拷問、ぶっかけなど様々なハードコア作品に出演するみづなれいちゃん。でもそんなハードな撮影が始まる前は意外なほど明るい現場だった!?

  • Q. 加藤鷹さんの見つめるセックスがキッカケでれいちゃんも変わったということだけど、鷹さんってどんな目で見つめてくるの?
  • れい 「ひたすらずっと見てますね。本番はじまる前はふざけてるし、ず~っとしゃべってて、同じ話を何回もするんですよ。『鷹さん、私、その話もう5回は聞いてるよ』って言ってもやめないんです。そんな人がセックスになると途端に変わるんですよ。 」
  • Q.それはドキッとするよね。加藤鷹さんからだよね。『愛あるセックス』がAVにおいて重視されるようになったのは。
  • れい「そうですね。やっぱり大事ですよ。 」
  • Q.そこでセックス観が変わったことで、現場に対する取り組みも変わった?
  • れい「変わりましたね。スポーツマンの感覚に近いのかも。本番が始まる直前まではふざけているんですけど、カメラが回ると台詞もばち~んといけたり。瞬発力が増したんですかね。アスリートっぽくなりました。 」
  • Q.なるほどね。でも、セックス自体は濃密でスポーツ感覚でやってるようには見えないけどね。スポーツ感覚でセックスを楽しんでる女優さんってスカッと爽やかなイメージだけど、れいちゃんは…。
  • れい「陰湿な感じですね(笑)。あんまり、パンパン~みたいなのは好きじゃないので。 」
  • Q.AVのカラミって、監督が演出をして、男優さんがリードしているように見えるけど、最終的には女優さんの好みが反映されるものなのかな?
  • れい「そうですね~。ここは長くやる必要なないのかなって思ったら短縮しますし、長めにやった方がいいと思ったらそうしますし。撮影である以上はそういう好みはでますね。 」
  • Q.性癖という意味での好みとは違う、女優としての美意識だね。ちなみに、どの体位が一番好き?
  • れい「正常位ですね。落ち着くし、見つめあえるし。騎乗位はまだよくわかんないんですよ。 」
  • Q.まだ?って??
  • れい「騎乗位って、自分も疲れるし、相手を気持ちよくさせられているのか自信が持てなくて。人によって感じるポイントって違うでしょ。それを、逐一教えて欲しいな~って。 」
  • Q.「この角度がいいとか」「こっちに倒れると痛い」とか?男優さんは、そういうことは言わないの?
  • れい「一流男優じゃない人ほど言いますね(笑)。こっちが痛いとか、亀頭は苦手なので触らないでほしいとか。でも、一流になるほど何も言いませんね。チ●コが強くなるのか、臨機応変にできるのか。名前も知らない汁男に限って、文句ばかりいいますね。そんなんだから仕事こないんだよって思っちゃう。それはそれでプロじゃないなって。やっぱり精鋭たちが残ってるんですよ、男優さんも。 」
  • Q.文句と意見を言うのは大違いだものね。では、女性として、セックスに不安を持っている時には、男性から何と言って貰えると嬉しい?
  • れい「『あっちが痛い、これは嫌だ』と、言われたらどうしたらいいのか分からなくなって気分も盛り上がれないので『こうして貰えると気持ちいい』って言って欲しいですね。やっぱり、やることはセックスですからね、言い方って大事ですよ。私は汁男優さんがいっぱいいるような現場だと、本番の前に必ず男優さんの待機部屋に挨拶に行くんです。たくさん人がいる現場って押してしまいがちなんです。だから『なるべくお待たせしない様に頑張りますので、皆さんもどうぞいっぱいぶっかけあそばせ』って。 」
  • Q.まぁ、淑女(笑)最初にコミュニケーションをとるとやっぱり違う?
  • れい「中だし30連発とか、本当の素人さんが集まる現場で、本番前に監督の話以外に補足説明とかしたことがあるんです。『申し訳ないけど、もしこうなった時はサポートしてくれるとありがたいです。その理由は~』ってちゃんと説明して、それから全員とハグをしてからカラミを始めたんです。そうしたら、超いいペースで進んで行って、全員がちゃんと発射できたんですよ。全員が中出し成功ですよ。やっておくものだな~って思いましたね。 」
  • Q.すご~い!!私も素人さんが参加のぶっかけ現場を取材させて貰うこともあるけど、全員が発射できたのことってないかも。ましてや中出しでしょ?それはれいちゃんのコミュニケーション能力の賜物だよ!
  • れい「この女じゃ勃たね~よって思われたくないってのもあるんですけど(笑) 」
  • Q.あと、素人さんが多い現場では、女優さんが本番にならないとメイクルームから出てこないってこともあるよね?
  • れい「あぁ、たしかにそうですね。でも、私はスタートする前に『たくさんぶっかけてくれるかな~?』って言って『いいとも~』って言い声で返事するまでやらせます(笑) 」
  • Q.あはは…。ぶっかけとか凌辱系の作品の裏側で、そんなバラエティーノリな掛け声をかけていたとは、想像もできなかったよ~。
  • れい「いっぱいいるときは、だいたいやりますね。 」
  • Q.だからハードな現場も乗り切れるんだね。でも、ファンの中には、ハードすぎるものは見たくないという方もいるのでは?
  • れい「いますね。うちのれいちゃんにそんなことをやらせるなんて酷い。見たくないって人。だから、イベントとか直接会える人には『酷そうに見えるけど、カメラ回る前はめっちゃ爆笑してたからね』って話すんです。『TOHJIROの頭を頭突きしてたんだよ~』とか。 」
  • Q.あははは…TOHJIRO監督と仲良しですものね!
  • れい「あのオジサンも変な人ですけどね。最近はプロレスの話しで盛り上がってます(笑)。でも、まぁ、そういうことを知らなくて、かつハードな作品が好きではないのに、私が出ていると言うだけで買ってくれる人がいるんですよ。イベントに参加するために買ったりしてくれるんです。そういう風にお金と時間を使ってくれた方たちが少しでも楽しめるように、その場を温めないと! 」
  • Q.プロに対しては厳しい目を持っているけど、素人さんにはとことん優しいのね~。
  • れい「あ、そうかも。でも、ベテラン男優さんの部屋にも挨拶に行きますよ。スタジオってそんなに広くないので、その辺で世間話したりとか。あとね、アナル現場とか、事前に男優さんに手伝って貰わないといけないので話はしますね。 」
  • Q.どんなことを手助けして貰うの?
  • れい「浣腸とかアナル拡張をして貰うんです。前に、ゴローがキーマカレーを食べている横で、ピエールさんにアナル拡張をして貰うことがあって、さすがに謝りましたよ。『カレー食べてるとこごめんね。ここしか場所がないっぽいんだよね』って言ったら『お、いいよ!』って。仲がいいから、そういうことできるんですけどね(笑) 」
  • Q.ゴローさんと言えば、最近はTMAさんが主宰してる【アニクラ】でのDJが話題になってますね~。
  • れい「そう、本業はDJなんじゃないかなって思いますよ。アニクラをきっかけにAVを観るようになったという方も多いんですよ。 」
  • Q.れいちゃんも盛り上げ役として頑張ってるよね!
  • れい「ピンチヒッターみたいなものですよ。急にMCやってねって言われて。せめて昨日言ってくれれば心の準備ができたのに~ってね(笑) 」
  • Q.でも、そうやって現場以外の場所でも信頼関係を深めていくから、現場も上手くいくんだろうね~。
  • れい「それはありますね。私も今まで気を使って貰ってきたわけですから、そろそろ恩返しをしていく頃だなって。 」
  • Q.アニクラに来ているお客さんってれいちゃんがどんな作品に出ているか知らないの?
  • れい「知らないですね。女の子もいますしね。 」
  • Q.AV以外のファンの人にも知って貰えるのは嬉しい?
  • れい「はい。これをきっかけに見て貰えればね。性欲って3大欲求ですからね。たまにフレンチを食べに行くように、こんな素敵なセックスもあるんだよとご紹介していきたいですね。性業界のミシュランガイドみたいな立ち位置になれるといいなって。『こんな素敵なコースもございますよ』みたいな。例えば、目隠しプレイは立ち食いフレンチみたいなね。軽く食べられるけど『あ、意外においしいじゃん』ってなるでしょ?目隠しするだけなのに『あ、意外に興奮するじゃん』ってね(笑) 」
  • Q.な~るほど。それいいね。セックスの素晴らしさとか、正しいセックスを説く人は多いけど、プレイについての紹介はないよね?
  • れい「そうそう。軽めのプレイならね、誰でもできるじゃないですか。そういうのを紹介できればいいかなって。 」
  • 次回は、プライベートでの恋愛やファンとのことなどを語ってくれます!
    お楽しみに!!
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  • 取材・文=文月みほ