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【第2回】「クンニをしない男性にフェラはしません!」本物のセックスを楽しむために知って欲しい男性たちへのメッセージ【夏目優希 人気AV女優インタビュー】

2015.10.23

初体験で男優の真似をした彼にショックを受けた夏目優希ちゃんがAV業界に入った理由は「男優のセックスって本当はどうなの?」という好奇心。デビュー後、本物のセックスを知った彼女が感じたこと、伝えたいこと。たくさんの熱いメッセージをお届けします!

  • Q.それにしても活動期間が4年というのは、かなり長いよね?
  • 優希「そう思います。でも、あっという間でした。 」
  • Q.本物のセックスを経験できたから、長く活動できたのかな?
  • 優希「はい、それは大きいです。挿入するだけの行為を超えて、自分から男の人にしてあげること、M男さんを相手にすること、カラミではなくて抱き合うこと。いろいろな楽しみと喜びを知りました。最初は疑っていた男優さんとのセックスが、本当はとっても気持ちよくて、初めてちゃんとイケたんです。それ以来、「早く終われ~」ではなく、ちゃんと膣中でイクまでしたいって意識に変わりました。 」
  • Q. 初めてイッたときの感覚は覚えてる?
  • 優希「忘れられないですね。イッたとは思ってなくて、なんか不思議な感覚だったんです。「とてつもなく気持ちいいけど、これはなんだ?」って不思議な感覚。デビューして半年くらいで、凌辱系のドラマのワンシーンでした。当時は表現力も乏しかったので、プレイはあまりハードなものはやらなかったんですよ。でも、Mなので、感じ方が違ったみたい。いつも以上に刺激を感じて、その瞬間にふわっとなってしまって。 」
  • Q.初めてイケたときには感動した?
  • 優希「そうですねぇ。でも、はっきりイケたと分かってなくて、もしかしたら違うのかもしれないとも思っていて。でも、確実にこれまで感じたことのない気持ちよさがあったんです。多分、この気持ちよさを乗り越えたらおかしくなってしまうんだろうな~って、そのギリギリまでいけて、その一歩手前にきたときに、息が止まって「あ!」ってなって、ほぼ同時にカットがかかってしまって…。 」
  • Q.あぁぁぁ~!!
  • 優希「あはは…「ちょっと!!」ってツッコミそうになりましたよ。でも、それを経験してからセックスの気持ちよさを味わえるようになったんです。私、本当に感じると声が出る方じゃなくて、むしろ喉がつまるタイプなんです。気持ちいい、気持ちいいってどんどん集中力が高まって頂点に達した時に「…っあ!」て声が漏れちゃうんです。ちょっと待って、それ以上されたらダメ~って。その感覚がたまらなくいいんですよ。 」
  • Q.その先のおかしくなってしまうところまで達した経験は?
  • 優希「ないんです。恐くって。今でも怖いんです。自分じゃなくなってしまうような気がして。クリを責められてイッてしまう場合でも、感情のコントロールができなくなって、涙がでちゃうんですよ。イキ続けちゃうと「もうヤダ!イカさないで」って逃げてしまって。きっと、その先を超えるには心の準備ができていないんです。 」
  • Q.でも、そのギリギリの顔、男の人は好きだろうなぁ。こんな美女が気持ちよくて泣いてるんだもん!
  • 優希「えへへ…好きになって欲しいですね。本当にいっぱいいっぱいで、気づいたらポロポロポロ~ってなってるんです。「気持ち良すぎて自分じゃなくなっちゃう、やめて~」の涙です(笑) 」
  • Q.優希ちゃんって、本当にいい時にポロポロっと泣くんだよね。これまでは、ドラマに感情移入してるのかと思っていたけど、実は感じすぎるのが恐かっただなんて…。もうキュンとしちゃった!!
  • 優希「あはは…そうですか?お芝居の時の涙は感情移入して泣くこともあるんですけど、セックスの時はそれとは違うこみあげるものがあるんでしょうね。カメラの向こう側っていうんですか?そこに私を見ている人がたくさんいるって思うと、愛おしくなるんですよね。 」
  • Q.愛おしい?
  • 優希「うん。出てきますよね。何度もイベントに来てくれる方は特に! 」
  • Q.それはファンとしては、この上ない喜びだね。それはファンにも伝えてるの?
  • 優希「これは話したことないですね。でも、セックスを真面目に考えているってことは伝えてます。普段はこんな感じだけど、たまに真面目にツイッターでつぶやいたりすると「たまにまじめなことを言われると、一気に見方が変わるよね」って言って貰えるんです。「こんなに性に対してまじめに考えているの知らなかった」って。だから、今回のインタビューのお仕事を頂いた時に、また何かが変わるかもしれないって期待しました。より、多くの人に自分の気持ちを知って貰えるんだなって。 」
  • Q.では真面目な話を聞きますね。男優さんの真似をしてる一般の男の子ってだいたい女性を傷つけていて、優希ちゃん自身のデビューのきっかけになったという話は前に聞かせてくれたよね。でも、実際に男優さんとセックスしたら、傷つくどころか本物の快感に目覚めたでしょ。どうして、そんな矛盾が起きてしまうと思う?
  • 優希「今でこそ、エッチのハウツーみたいなビデオってあると思うんですけど、10年前ってAVがDVDになりはじめた時代で、そこで、若い男の子も見るようになって、男優と同じことしているとセックスが上手いと思われるだろうって考えはじめたんじゃないかなって思います。要は、自信のなさが原因かなって思うんです。 」
  • Q.自身のなさが原因か…なるほどね。
  • 優希「私の個人的な意見なんですけど、AVをたくさん見て真似している男性よりも、1人の女の子と長く付き合っている男性の方がセックスが上手いって思いますね。 」
  • Q.なるほどね。では、間違った知識で知らず知らず女性を傷つけている男性に言いたいことってあるんじゃない?
  • 優希「ありますね。手マンはガシガシしなくていいです!長いキスをしてくれたら、そっちの方が女の子って感じちゃいますよ。だから、前戯に自信がないなら、ひたすらチューをしていればいいと思います。それこそ、彼氏彼女のちゃんとした恋愛関係なら、ただチューだけで幸せなんですよ。ヘタな前戯をするんだったら、精一杯至るところにキスして欲しいって思っちゃいますね! 」
  • Q.優希ちゃんは、どこにキスをされると嬉しい?
  • 優希「髪の毛、おでこ、ほっぺた、唇、手のひら。あとは膝とか。いろんなところにチューされた方が、「ここが気持ちいいんだろ?」ってガシガシ責められるよりも、愛を感じちゃいます。これ、AVに出てる私が言うのもアレですけど、セックスに自信のない男の子はAVを見なくてもイイって思ってます。見たいなら、女性向けAVをばっちり見た上で、男性用AVを見て欲しいです。 」
  • Q.女性向けAVってセックスがぬるいって誤解してる男性も多いかもしれないけど、女性がキュンとくるセックスを描いていますからね。女性を喜ばせたい人には有効だよね。優希ちゃんは、女性向けAVにも出演しているよね?具体的には何が違うの?
  • 優希「男性向けAVはセックス。女性向けAVはエッチ。セックスはスポーツで、エッチには愛があるって思ってます。愛があれば自然と密着度も高くなるし、目の前の人を見つめてしっかり感じることができるんです。女性向けAVの場合は、引き絵が多いからカメラはあまり気にしなくていいので、目の前の男優さんだけを見ていればいいんです。だから、その時間を有意義に過ごしたいって思う余裕があるんです。でも、男性向けはアクロバティックな体位が多いので、カメラの位置も気をつかうし、腰のひねり方、顔の向きまで常に気を張っているんですよね。 」
  • Q.たとえば、カメラを忘れたらどうなってしまうの?
  • 優希「目も開けないし、カメラも見ないと思います。でも、それは女優としてよくないなって思うので、気を付けています。基本的には男性向けのセックスも気持ちいいし、楽しんでいますけど、気持ちの余裕と言う意味では女性向けの方が力が抜けて楽しめています。だから、尋常じゃなく濡れるんですよ。 」
  • Q.そんな様々な状況のセックスを経験している優希ちゃんが思う、理想のセックスは?
  • 優希「セックスが慣れている、慣れていないによって違うかもしれないけど、最初は優しく、慣れてきたら激しく。そういうセックスの方が燃え上がると思います。女の子って技術ではなく、愛されているって感じた方が濡れるから。そして、女の子の気持ちに余裕ができるよう、女の子が何もしなくてもいい時間を作って欲しいです。純粋に気持ちよくなれる時間。だから私、フェラはさせるくせに、クンニをしない男って許せないんですよね。セックスはフェアじゃないと! 」
  • Q.最近、クンニしないって男の子が多いって聞きますね!
  • 優希「そうみたいですよね。私、AV女優はじめる前からクンニが好きなんですよ。女の子が純粋に気持ちよくなれる時間じゃないですか。そうされている行為に愛を感じているので、お返しに自分も気持ちよくさせてあげたいって思うけれど、フェラだけ求められても気持ちが冷めちゃう。 」
  • Q.その気持ちを男性に分かって貰えなかったから、AVにセックスのその先を求めたのかな?
  • 優希「はい。私、フェラは嫌いじゃないんです。むしろ舐めるのは好き。AVでは、クンニをしっかりしてくれますよね。だから、その分だけしっかりフェラしてお返ししてあげようって思えるんです。だから、クンニが適当だったり、全くしない人にはフェラもあまりしたくないし、プライベートでは、前戯もフェラもなくていいから、早く挿れてよって、そんなセックスしかしてなかったんだと思います。 」
  • Q.ここ、男性にはしっかり読んで欲しいですね!!
  • 優希「あはは。私、口ベタだったり、話迷子だったりするので、上手く伝えられなくて、それもよくなかったんですよね。はぁ、熱い。ヒートアップしてきちゃいました(笑) 」
  • Q.女性としての本音をざっくばらんに話してくれてありがたいです。だから、最近、女性のファンも増えたんじゃない?
  • 優希「そうですね。女性向けAVに出演した影響もありますけど、最近、増えましたね。女性に支持されるって嬉しいですよね!だから、AV女優としてだけではなく、女性として成長しなければいけないなって意識がではじめたのですが、その影響なのか、男性からもラブラブしてる作品が好きって人が言ってくれる人が増えたんです。 」
  • Q.では、今がAV女優としてのターニングポイントなのかも?
  • 優希「そう言えるでしょうね。女優って、表に出ているところだけを取り繕っても、素顔がバレてしまうと思うですよね。女優ではなく女性としての魅力がないと、満足して貰えないって。それは女性も男性ファンに対しても同じ。代わり映えのない私って観ていてつまんないと思うんです。だから、少しずつ変わらなくちゃって意識が強くなりました! 」
  • 次回は、ファンに向けた本当の気持ちと将来への希望を熱く語ってくれますよ!
    お楽しみに!!
  • (取材・文=文月みほ)