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【最終回】プライベートはダメ男を教育して世に送り出すお母さん気質!?気になる結婚観と夢を激白【夏目優希 人気AV女優インタビュー】

2015.11.02

デビューから4年経っても、進化が止まらない人気女優・夏目優希ちゃん。原動力になっているファンへの想いの他、気になる結婚観&将来の夢も赤裸々に激白。最終回を迎えて、ますます熱っぽく語ってくれましたよ!

  • Q. さて、未だに成長を続けている優希ちゃん。自分でも変わったなと思える面はどこかな?
  • 夏目優希(以下、優希) 「例えば作品がハードになれば、誰でも分かりやすく変わったと思ってもえらると思います。でも、そうじゃなくて、私の場合は、本質が少しずつ変わってきているんです。星の数ほどいるAV女優とファンという関係の中、せっかく出会えのだから、どんな人の言葉も耳を傾けたいって思うようになったし、たとえ悪口みたいに聞こえてしまう口下手な人の意見でも、それが私に足りない部分なのだとしたら受け止めたいし。 」
  • Q.あえて厳しい事を言う方は、一人の人間として優希ちゃんならどう答えるだろうと言う期待もあるのかもね?
  • 優希「はい。私もそうじゃないかなって思うんですよ。だから、オブラートに包んだ言葉で何か言われるより、ズバッと「こうした方がいいと思うよ!」ってストレートに言って貰った方が、嬉しいんです。言って貰ったことで「わ、なんかごめん。それ考えたことなかったわ」って、なるから。その方が一人の人間としても、女優としても成長できるんじゃないかなって。だから、そのお礼に、ちょっとずつかもしれないけど変わっていってる自分を魅せたいし、期待に答えたいなって思うんです。 」
  • Q.ファンの言葉で、はっとした一言は?
  • 優希「そのままのゆうきちが好き!」って言われたことですね。私、基本的には人生楽しく、ぴ~ひゃらぴ~ひゃらしてばっかりですけど、たまにフッと悩んでしまうんです。特にイベントの後が多いんですけど、「私ってこんなに愛されているけど、その気持ちをちゃんと返せているのかな?」とか、自分は女優としてどうなんだろうって。そんな時に、ファンの方から頂いた言葉なんですけど、ボロボロ泣いちゃって大変でしたね。ありがたくって。 」
  • Q.涙が止まらなくなるほど、その言葉で安心できたんだ?
  • 優希「いいえ、その逆。反省したんです。万人受けしようとしていた私がバカだったなと。キャラクターを作ったところで、自分が疲れて嫌になってしまうだろうし、みんなに愛されるキャラになるより、コアなファンの方に愛されるよう頑張ろうって考え方のシフトをしたんですよ。それに、デビューからそんなに経っていない時に気づけたのは本当にありがたかったです。たとえば、ツイッターとかみんなに分け隔てなく返していたらパンクしちゃっていたと思うから。 」
  • Q.優希ちゃんにとってファンの存在とは?
  • 優希「ファンって女優の鏡だと思っています。私がぴ~ひゃらしていれば、ファンも一緒になってぴ~ひゃらしてるんです。そして、私が真面目に言った時には、真面目に返してくれるんです。その度に、さすが私より人生長く生きてる人達だな、凄いなって。まぁ、腹が立つことだってありますよ、そりゃ。でも、根底にはありがとうって気持ちがあるから『お前らうざいな!』とか、言えちゃうし、イベントで〇周年記念とか祝ってくれるとグスングスン泣きながら「もういいから、お前ら帰れよ!」とか、言えるくらい、大切な方たちなんです。だから、その気持ちに答えていきたいって! 」
  • Q.さて、再びプライベートな質問をしたいと思います。現在24歳。女性としての喜びも知りたいと感じ始めるお年頃だと思いますが、恋をしてみたいなと思うことはある?
  • 優希「う~ん、今はないですね。だって、私とつきあう男性って大変だと思うんです。私が男っぽい性格だから。メールの返事もあまりしないし、LINEがきても読んで「あぁ、わかった!」って思って、それで返したつもりになっていたりするんです。喧嘩をしたら、女の子って「うあぁぁぁ~」って泣きじゃくったりして大騒ぎするけど、私は理屈とか論理的に解決しようとするんですよ。 」
  • Q.というと?
  • 優希「たとえば男の人が「でも」とか「だって」と言う度に、論理的に返してどんどん逃げ道をなくしていっちゃうんです。そうするとさすがに男性でも「うわ~」ってキレるじゃないですか。そうなったら私は「はいはい、また逆ギレだね」って。 」
  • Q.冷静に返すね~(笑)
  • 優希「そうなんです。だから、昔つきあっていた男性から「お前と喧嘩するには体力がいる」って言われたことありましたね。自分の過ちに気づいて欲しんです。もし、今後、つきあう彼女が私ではなくなったとき、他の女の子なら傷ついてしまうと思うから。だから「私だから許してるけど、他の女の子を傷つける前にその癖に直しなさい!」って。 」
  • Q.なんだか、お母さんみたい。ダメな男を躾けて世の中に送り出しちゃうんだ?
  • 優希「あはは…そうなんです~。結局は送り出しちゃうんです。きっと、元々恋愛ベタなんです。 」
  • Q.今、結婚願望はある?
  • 優希「ないですね~。いつかできればいいのかな~って。私って、依存タイプなので、それに耐えられる人しか旦那様になれないと思うんです。デビューする前につきあっていた彼で、結婚したいな~って思っていた人もいたんですけど、その彼と別れて以来、結婚願望がなくなってしまったんです。そこで、人生最大の恋愛をしたと思って、もう頭の中で完結しちゃったというか。 」
  • Q.なるほどね。そうなると、旦那様は年齢も精神的にもかなりオトナじゃないと難しそう。
  • 優希「そうなんです。そういう人が見つからないので、結婚しなくてもいいかな~って。もしも、今後、好きな人ができたとしても、私っておつきあいすると彼しか見えなくなるタイプなので、友達以上、恋人未満な関係を保った方が精神的に安定すると思うんです。セフレではないけど、特別な関係。でも、そんな人がいるとも思えないし…。だから彼氏はつくらないですね。 」
  • Q.それはある意味女の子っぽいよね。彼しか見えなくなるって、カワイイと思う!
  • 優希「つきあうと「好き好き好き~」ってなっちゃうんです。だから、つきあった人も多いし、その数だけ破局してるってことです(笑) 」
  • Q.昔は恋多き女だったんだ?プライベートで付き合った人数は?
  • 優希「多いですよ~。年に2~3人と付き合っていて、経験人数は25人。昔はチャラチャラしてた自覚はあります。今は違いますよ。女の子と遊んでるのが楽しくって、酔った勢いでプロポーズもしまくってます。「俺の嫁にならないかい?お金は俺が稼ぐよ?」って…あははは。 」
  • Q.言ってることは男らしいけど、チャラ~い(笑)夜の遊びもいっぱい知ってそうだね?
  • 優希「え~、そうですか!?まぁ、お酒が好きですからね。飲みに行くのがメインで、ダーツバーとかカラオケとか、最近はあまりやってないけどビリヤードとかボーリングも好きでしたね。いわゆる、モテる遊びは一通りやってきましたよ。でもね、モテよう、モテようってしすぎて近寄り難くなってたみたい(笑) 」
  • Q.ちなみに酔ったらどうなるの?
  • 優希「泣きます(笑)。人前ではこんな感じですけど、家に帰ったらメソメソ一人で泣いてたり。誰かに甘えたくなってツイッターを書きまくったり。これはファンのみんなにも公表してるんですけど、みんな「そうなの?」って信じてません(笑) 」
  • Q.飲むと弱い部分ってでてきちゃうよね。どんなことに悩んでいるの?
  • 優希「仕事が多いですね。やったことがないシチュエーションは悩みます。これでよかったのかなって。少し前、痴漢を私達女優がボコボコにするという内容の撮影があったんですよ。私だって、ボコボコにするだけならできちゃうんです。でも、そこからエロに持っていくのはどうしたらいいのかなとか、考えちゃうんですよ。だから、撮影が終わった後に共演した女優さんと「これでよかったもだろうか?」って話し合って、そのうちポロポロ~って泣けてきちゃって。監督が女性で、褒められたんですけど、どうにも不完全燃焼で。 」
  • Q.作品一つ一つを大事にしてるからだね。あと、なんでもできちゃうから高いレベルも求められているって証でもあるよね。例えば『ぼくの初恋はきみでした』というドラマ作品では、号泣するシーンがあったでしょ?いくら女優さんとは言え、あそこまで深い泣きの芝居はなかなかできないよ!
  • 優希「それは、恥ずかしさを全て捨てたからです。泣くと、どうしてもブスになるじゃないですか。顔も崩れるし、鼻の穴も膨らんじゃうし。あの作品は家で台本を読んだ時に一人でグスグスしていて、本番では本気で泣いちゃうだろうなって思っていたんです。それくらい作品が好きすぎたゆえに、恥ずかしさを捨てられたんです。 」
  • Q.素直な気持ちのままに演じた結果なんだね。でも、一般的には女優さんはキャリアが長くなる程、演じることが上手くなる分、そういった素を出すのは恥かしいって言うよね?
  • 優希「たしかに恥ずかしいですね。でも、あの作品では主人公の女の子「まいちゃん」になりきっていたんです。まいちゃんなら、こうするだろうなって考えていたと言うか、まいちゃんそのものになっていたというか。 」
  • Q.感情移入して、役柄そのものになりきることって結構あるの?
  • 優希「最近はそうですね。そうするようになったのは、最初のドラマ作品があまりにダイコン役者過ぎたからなんです。アタッカーズさんの作品で台詞が長くって苦労したんですよ~。撮影って、シーンの順番通りには進まないじゃないですか。コロコロ入れ替わるので、今やってシーンが把握できなくなってしまって、結果、もうダイコン。それで、だいぶ反省したんです。お芝居頑張ろうって! 」
  • Q.その努力の甲斐あって、今では演技派女優としても人気だけど、撮影中に気を付けていることは?
  • 優希「気持ちを大事にすること。例えば、ドン引きした顔とか、決してカワイイ顔じゃないですよね。だから、女優さんは本気でドン引きした顔はカメラの前ではしないと思うんです。でも、私はそれじゃ気持ちが伝わらないなって思ったので、監督に「本気でドン引きした顔していいですか?」って確認してからやったんですよ。そうしたら、それを見たファンの方から「その顔がよかった」って褒めて頂けたんです。本当に嬉しかったですね。だから、いつか「お芝居に定常のある夏目です!」って言えるくらいになりたいって思ってます。 」
  • Q.そんな大活躍の優希ちゃん。今現在の出演本数は?
  • 優希「正確な数はわかりませんけど、たぶんDVDで400本ちょい、ネット動画で15本くらいあるんじゃないかな。 」
  • Q.400本に出演しているとと言うのはかなりの売れっ子女優の証。優希ちゃん自身も、今、AV女優として充実していると思う?
  • 優希「充実感はあります。でも、出演本数は実はあまり気にしていないんです。AVって流行があって、ニーズがあって、そこに私がハマらなかったら、無理して出演しようとは思っていませんから。そこは自分らしくマイペースにって思ってます。それより、今年はファンの皆様への還元の年にしようと思ってイベントをたくさんやろうって決めているんです。そう決めた途端にイベントスケジュールが一気に埋まって、もうありがたいですよね。 」
  • Q.今後、どんな女優になりたいですか?
  • 優希「いろんな意味で変わらない女優でありたいです。私は私のままで、万人受けも目指していないし、ファンの皆さんとラフな関係性を保ち続けられる女の子でいたいって思ってます。 」
  • Q.これからも長く続けていきたい?
  • 優希「そうですね。AVのお仕事以外でも、なんらかの仕事に関わっていたいなって思ってます。でも、辞めようと決めたら潔く辞めるんじゃないかな。今まで事務所が大事にしてくれたし、イヤなこともなかったし、自分自身やれることは全部やってきたと思うので、後悔がないんですよ。悔いが残らない女優人生を送っている自覚があるので。でも、誤解しないで下さいね。今は引退は考えていませんから! 」
  • Q.今後の目標は?
  • 優希「写真集を出すことです。これが集大成だと思うので、必ず叶えたいなって思っています。自己満足でもあるんですけど、発行部数が少なくても、もっと手軽なフォトブックでもよくて、今の私をAVとは違った形で手元に置いておきたいんです。写真って、映像とは違った私の表情を残せるんじゃないかなって思いますし。 」
  • Q.最後に聞きたいのですが『女優・夏目優希』をどう感じていますか?
  • 優希「本当に夏目優希でよかったなって思っています!夏目優希はもう一人の私だと、今は思うから。最初は、別人格だって思っていたんです。でも、ファンの方にお誕生日をお祝いして貰っているとき自然と涙があふれてきて、知らず知らず自分でも夏目優希が自分自身なんだと受け入れていたことに気づいたんです。だから、夏目が頑張っていた証をずっと残したいと思っています。そう思うことが、私が夏目優希ではなくなった時に『夏目氏』が本望だって言ってくれる気がするんです(笑) 」
  • これまで明かすことのなかった本音を熱く語ってくれた夏目優希ちゃん。その真剣なまなざしから「もっと聞いて!もっと知って!」と、心の叫びが聞こえたようにも感じました。明るい笑顔の裏に燃え上がるセックスに対する想い、メッセージ、強いこだわりと夢。余すことなく語ってくれた彼女を、女優として、一人の女性として、見守っていたい。素直にそう思いました!
  • < おわり >
  • (取材・文=文月みほ)