【第1回】AV女優になろうと決めたのは高校生の時！？今やTOP女優に登りつめた初美沙希ちゃんのデビュー秘話とは？【初美沙希 人気AV女優インタビュー】
2016.07.04
SNSのフォロワー数は14万人超え。今年3月に開催された『スカパー! アダルト放送大賞2016』にて、女優賞をはじめ奇跡の4冠を達成し、名実ともに日本一の座を射止めた初美沙希ちゃんが、遂にXCITYのロングインタビューに登場です。
- ― 今ではAVファンなら誰もが知っているトップAV女優ですが、この仕事を始めたきっかけは？
- 初美沙希（以下、沙希） 「高校を卒業してちょっとだけ働いていたんですけど、AV女優になることにずっと前から憧れていたので、19歳の時に思い切ってこのお仕事を始めました 」
- ― いつから憧れていたの？
- 沙希「AV女優になりたいと思い始めたのは高2の頃ですね。絶対にやろうって決めてました。元々エッチなことに興味はあったんですけど、奥手だったので変わったエッチがしたいとも言えずにネットのエッチなサイトばかり見ていたんです。そこで、普通の人が自分のエッチな画像を投稿するサイトを見つけて『凄いな～』って思って、JKの頃に私も興味本位ではじめてみたんですよ。そうしたらすぐに反応があって、嬉しくって！そのうち『私は、人から知ってもらって反応して貰うことが好きなんだな～』って気づいたんです 」
- ― 奥手だったのにネットの世界では大胆になれたんだ？
- 沙希「そうなんですよ～。実際には人見知りなので、実は有名になりたい願望があったんだってはじめて気づいた時には自分でも意外でした 」
- ― ということは、学校では大人しい子だったんでしょ？自分の中の二面性にもドキドキしていたとか？
- 沙希「優等生ではないけれど、ちゃんと授業を受けていましたので、一見、真面目風に見えたかも。吹奏楽部に入っていたので放課後も部活が忙しくって遊んだりもしてませんでしたし、誰も私がエッチなサイトに写真をアップしているなんて気づいていませんでした。だから、みんなが知らないところでイケないことをしてるドキドキは楽しんでいましたね。今思うと思春期特有というか、反抗期だったというか（笑） 」
- ― もしも学校にバレたらどうするつもりだったの？
- 沙希「当時も今も後先考えて行動するタイプではなかったので、バレたらバレたで仕方ないな～くらいにしか考えてなかったんです。 」
- ― エッチな目で見られることが嬉しくて、将来はAV女優になりたいと思うようになったんだ？
- 沙希「そうです。当時、みひろさんの小説が発売されたり、女優さんたちがブログを始めるようになったので、それを読んでどんどんAV女優に憧れを持つようになって、高2の時に『私もやろう！』って決めたんです 」
- ― 女子校生がAV女優に憧れるご時世なんだね～。でも、みひろちゃんの小説では、AV女優になるまでかなり悩んだと書いてあったでしょ？それを読んでも怖い世界だとは思わなかったの？
- 沙希「確かに安易に始める仕事ではなく、ちゃんと悩んでからやる仕事ではあると思いました。それに、表に出てない業界だったので、ちょっとは怖い世界なのかもとは考えたんです。なので、ネットの掲示板で見つけたAV業界関係者という人に連絡をしてみたんです。その人はスカウトマンだったんですけど、凄くいい人でいろいろ教えてくれたんですよ。で、最後に『でも君、今は高校生だから出られないよ。卒業するまで待っててね』って。あと『今、あんまりエッチな写真を出すともったいないからデビューするまでやめた方がいいよ』ってアドバイスもくれて 」
- ― へ～、そのスカウトマンさんいい人だね！
- 沙希「そう、いい人なんです。その人のお陰でAV業界ってしっかりしたところなんだって分かったんです。デビュー当時は別の事務所だったんですけど、そこの事務所の女優さんのイベントの写真なんかも送ってくれて、『いいなぁ～』ってますます思うようになっていって、最終的には自分で決断してこの世界に入りました 」
- ― そしてデビュー作は『「AV女優になる!」ブログで宣言をした超人気ネットアイドル～』。これって単なる企画のタイトルではなく、本当だったんだね！
- 沙希「はい！アドバイスを貰ってからは、ブログでは乳首と毛だけは出さないようにしてました。そして『AV女優になる』とブログに書いたのも本当です。今はブログのタイトルは変えましたけど、同じアドレスで続けているんですよ 」
- ― では、デビュー前の学生時代から沙希ちゃんを知ってる方もいるんだね。そういう方は今の沙希ちゃんを見て、何て言ってるの？
- 沙希「最初は、本当にデビューしたことを驚いてましたね。最近では『スカパー！アダルト放送大賞2016』で、女優賞を受賞できたのでかなり感動してくれました。本当に、皆さんに育てて貰った～って思います！ 」
- ― デビュー前から期待されていたとあっては、初撮影は楽しみだったでしょ？
- 沙希「楽しみでしたけど、いざとなったら緊張でいっぱいで頭は真っ白でしたね。デビュー前に付き合った人が2人しかいなくって、あんまり経験豊富じゃなかったので、本当に大丈夫かなって思ってしまって 」
- ― どんな彼だったの？
- 沙希「1人はイケればいいって人で、もう1人は童貞でした。初めて付き合ったのは私が18歳の時で、相手は23歳で、お互いにお金がないのでラブホにも行けずに車の中だったんです。狭いので変わった体位もできませんし、本当にただ入れるだけ。今思うと遊ばれていたんです。出会ったのもナンパですし 」
- ― え？ナンパについて行きそうなタイプに見えないよ！
- 沙希「ついて行ってはいないんです。私もナンパは嫌いなので。でも、あまりにしつこいのでメールアドレスだけ教えて、その場は分かれたんです。後日、メールでやりとりしているうちに『あ、いい人かも！』って思えてきて、1回あってお話しすることになったんです。で、若かったのですぐにお付き合いすることになって、デートとかもせずに仕事おわりに待ち合わせて、車の中でエッチする関係になって… 」
- ― 初めてが車の中って女の子にとっては残念だよね。彼は沙希ちゃんが処女だって知らなかったの？
- 沙希「いいえ、ちゃんと教えました。でも、当時は私も早くエッチしたいという気持ちがあったので、後悔はなくて、その時は満足していたんです。でも、その後もず～っと淡白なままで、結局はあまり良い人じゃないって分かって別れました。で、次に付き合った人は、ちゃんとお出かけしたり、家にも遊びに行って『今度は良い感じだな～』って思ったら、エッチの直前に童貞だと言われて…あはは 」
- ― そのタイミングでは後にはひけないね～。内心、ガッカリした？
- 沙希「いえいえ、それはそれで抵抗はなかったです。でも、私も男性にエッチを教えるような知識はなかったから、お互いに探り探りでしたね。大満足できた～とは言えませんけど、それなりによかったなって思いました 」
- ― なるほどね～。では、AVに出演して、やっとガッツリとエッチを楽しむことがでたわけだね～。
- 沙希「そうなんです 」
- ― 初めてのAV撮影を迎えた心境は？
- 沙希「ガッチガチでしたね～。男優さんがリードしてくれるので、されるがままに時が進んでいくという感じで、気持ちよかったとかもよくわからなかったんですよね。でも、スタッフさんやいろいろな人がたくさんいるということに関しては、そこまで抵抗はなかったんです 」
- ― 見られることに関しては慣れてるしね？直接的ではないとは言え。
- 沙希「そうですね。でも、その初めての作品で放尿シーンがあって、そこだけは大変でしたね。緊張しすぎて、全然出なくって。しかも、トイレでするんじゃなくて、椅子を２つ並べた上に乗ってしなくちゃならなかったので、余計に出なくて。それがもう悔しくって泣いちゃったんです 」
- ― 宣言してAVに出演したからには、完璧にこなしたかった？
- 沙希「完璧とは言わないまでも、それなりにできると思っていたんです。それが、いきなりできないことがあると知って、焦ってしまって。結局はそのシーンはなしになったんですけど、もう悔しかったんですよ～ 」
- ― ネットの世界と、AV撮影は別物だものね。
- 沙希「そうなんですけど、当時は、そこまでの違いは感じてなかったかなぁ～。監督さんもカメラマンさんも凄く真面目にお仕事をしているという印象だったので、気にならなかったんですよ。ただ、最初だったので緊張していたんでしょうね。実は、デビュー作を撮ってくれたメーカーさんで、あらかじめ3本とることが決まっていたんですけど、3本目でちゃんと出たんです～！ 」
- ― 早々にリベンジできたのね！
- 沙希「そうです。慣れてきたら、すんなりできちゃったんです（笑） 」
- ― 肝が据わっているというか、根っからの露出マニアなのか？（笑）
- 沙希「う～ん。カメラがあると大丈夫なんですよね。でも、直接裸を見られるのは恥ずかしいんです。カメラ越しならどんなポーズでも大丈夫なんですけどね（笑） 」
- ― 乙女心だね～。カメラを通すことで『作品』になるしね。
- 沙希「そうなんです。でも、直接見られるとプライベートっぽく感じちゃうので、今でも本当に恥ずかしいんですよ 」
- 次回は、いつも元気な「さきっぽ」の元気の秘訣を語ってくれます。
お楽しみに!! - →初美沙希ちゃんの動画が見放題！作品一覧はこちら
- （取材・文＝文月みほ）
