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【第1回】突然の引退宣言!AV界一勢いのいい桜井あゆちゃんの引退に込められた想いとは?【桜井あゆ 人気AV女優インタビュー】

2015.09.14

デビューから丸2年。企画単体女優、いわゆるキカタン女優として500本を超える作品に出演してきた桜井あゆちゃんが、ミリオン専属女優に就任。同時に『ミリオンガールズZ』のメンバーとしてAVアイドルとしての活動も開始しました。そんな輝けるシンデレラストーリーが始まって数ヶ月、いきなりの引退宣言。しかも、引退日は来年の3月1日。元気で明るくエッチで過激。AV界一勢いのいい彼女の素顔に迫ると共に、引退に込められた想いを探ってみました!

  • Q. AVに出演しようと思ったきっかけは?
  • 桜井あゆ(以下、あゆ) 「子供の頃から有名になりたい願望が強くて、芸能関係のいろんなオーディションを受けていたんですよ。でも、親が厳しくて東京に出ることを禁止されてしまったので、地元でちょこちょことモデルの仕事をやっていたんです。私自身も芸能界って怖い所なのかな~って思っていたので、いまいち踏み込めないところもあって…。それに、聞かれたら公表できない過去もありましたし 」
  • Q.え? 公表できない過去?
  • あゆ「あ、芸能人としてはという話ですよ。風俗の仕事をやっていたこともあるので 」
  • Q.あ~、よかった(笑)
  • あゆ「まぁ、そんな時にAVの雑誌に加藤リナちゃんが載っているのを見つけたんですね。で、『あ、こんな可愛い子がいるならAV女優からのし上がるって方法もありかな』って思ったんです。そう思い始めた時、大阪で声をかけられたんです。『AVに興味ない?』って。普段なら街でキャッチとかに声をかけられても無視するんですけど、その方がストレートに『AV』って言ったんですよ。それで『興味あります!』って返事して、お話を聞いたらRioちゃんがいる事務所だと分かったので安心して始めることにしたんです。Rioちゃんがテレビのバラエティ番組に出ていたのも知っていたし、私にうってつけだなって 」
  • Q.偶然とは思えないタイミングでチャンスが巡ってきたんだ?
  • あゆ「そう、タイミングが重なって! そんな感じで入って1本目は、プレステージさんで撮影することが決まったんです。全く緊張しないでできたんですけど『それ素人っぽくみえないね。もっと素人っぽくできる?』とか、言われちゃって『素人ってなんだ?』って思ったんですよ。たしかに風俗をやってたけど、私、素人だしなぁって。で、あえて恥ずかしいふりをして素人を演じてみたんですけど、やってるうちに感激したんです。『なるほど、これが女優か!』って 」
  • Q.モデル経験もあるからカメラ慣れしていた上に、風俗経験があるからエッチなこともできちゃったと。たしかに初めてAVに出た子には見えないかも(笑)
  • あゆ「そうだったんですよね~。でも、演じることが楽しくって、この世界って楽しいって思えたんです。そっから、オファーが殺到して大阪と東京を行き来しながら仕事をしまくっていたんです 」
  • Q.移動時間も考えると相当たいへんだったでしょ?
  • あゆ「忙しかったですね。2013年はほぼ休みなしで働いていました。自分から『休みいらないので仕事入れて下さい』ってお願いしてたんです。東京にでてきても友達がいなかったので、やることもなかったし。ところが、年末に体調を崩してしまって、それで2014年はきちんと休みもいれながら頑張りましょうってことになったんです 」
  • Q.体を壊すまで働くなんて、そんなに撮影が楽しかったの?
  • あゆ「それもあるし、仕事するのが好きなんです! 一旦この仕事を初めてからは、もうAV撮影中心の生活でしたね。撮影の合間にメディアから取材のオファーもあったんですけど、撮影を優先していたので全部断ってきたんです。本当はね、やりたいこといっぱいあるんです。歌も歌いたいし、メディアにも出たいし、バラエティ番組やVシネも出たいし、ステージにも立ちたいし。なにせ最終目標は芸能界ですから。だから、ふとした時、例えば新幹線の移動中なんかに『あれ? AVしか出てないな』って悩むこともありましたけど、30分くらいで解決しちゃうんですよね。もっと頑張ればいいんじゃないかって(笑) 」
  • Q.そんな頑張りの甲斐があって昨年は『DMMアダルトアワード』において、唯一のキカタン女優としてノミネートされましたよね。その時の心境は?
  • あゆ「嬉しかったですよ。初めて大きなステージに立ったんですから。でも、受賞式の時は緊張しすぎちゃって頭がガンガンに痛くて、咳も止まらないし、胃も痛いし、本番直前まで楽屋で1人で寝ていたんですよ。その間に他の女優さんはいろいろ考えていたみたいで、挨拶をする時にみんな涙を流しながら語っていたんです。でも、私は何も考えてなかったので、名前を言ったきり何も言えなくなってしまって。それだけは後悔してますね。で、結局、賞もとれなくて悔しくて、めっちゃ泣いて… 」
  • Q.惜しくも賞は逃しましたけど、ノミネートされたことが功績ですよね。
  • あゆ「皆さんにそう言われましたね。その後、仕事も順調で念願のVシネも出させてもらえたし、ミリオンガールズZの専属も決まりまして、着々と夢に近づいているという実感はあります。本格的な歌のレッスンも始まって、今、めちゃくちゃ幸せです! 」
  • Q.そんな矢先の引退宣言。しかも来年の3月に引退すると聞きましたが、その理由は?
  • あゆ「デビューする時にAV女優は3年って決めていたんです。デビューしたのが3月1日なので、引退は来年の同じ日。それを1年前に発表した理由は、普通のAV女優さんが2ヵ月前くらいに引退を発表するのを観てきて『ファンの人は残念じゃないかな?』って思ったんです。急に言われても会いにも行けないかもしれないじゃないですか。でも1年前に発表すれば、ファンの方が都合のいいタイミングで会いに来れますよね。だから、来れる日に来てよ~ってそういう意味なんです 」
  • Q.そもそも、なぜ3年と限定したの?
  • あゆ「最初は1番になってから辞めようと思っていたんですよ。でも、この世界って1番の基準が解んないですよね。アワードで新人賞を取ることがそうかなと思っていたけど、それも違うなって。私、賞を取れなかった時本当に悔しかったんです。『どうして私じゃないの? この子達より作品数は多いし、SNSのフォロワー数も多いし、毎日撮影を頑張って来たのにどうして結果がでないんだろう?』って。凄い不平等だなって思ったけど、良く考えたら1番なんてものはそもそもないんじゃないかなって思って。体壊しながら頑張っても、色んなしがらみがあるって思ったし。それで、3年でできるところまでやろうって決めたんです。3年間みっちり頑張れば、演技も表情の作り方も身につくだろうって思ったから。AV女優を意味のある通過点にしたいなって、その為の3年です。 」
  • Q.自分にけじめをつけるってことだね!
  • あゆ「そうなんです。いつのまにか6年経ってましたという先輩もいて、そうなった意味も分かるんです。この業界めっちゃ楽しいし、みんな仲いいし、いろんな女の職場で働いてきたけれど、ここまで派閥のない仕事ってなかったし。AVは、みんなで頑張って1本の作品を作り上げるから、女同士でも仲が深まるんです。あと、AV女優ってめっちゃピュアじゃないですか。プロデューサーと枕営業とか本当にないし。こんなに楽しい業界他にはないなって思うから、ずるずる楽しんじゃうんだろうなって 」
  • Q.男らしいなぁ~。要はこの3年は無駄にしないために自分を追い込んでいるんでしょ?
  • あゆ「あはは、男らしいってよく言われますね。自分にストイックだし 」
  • Q.デビュー間もなく100本達成、200本達成と次々記録を更新していったけど、それは記録を作るためではなく無我夢中でやってきた結果なんだね?
  • あゆ「そうです。数字は特に気にしてなかったです。元々、寂しがり屋なので暇が好きじゃないんです。常に誰かと一緒にいたい。で、現場にいけばいろんな人に会えて楽しいし、本数を重ねればそれだけ仲良くなれるし。そう思って次々やってたら、自然に凄い数になってたってだけ 」
  • < 第2回へつづく >