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【前編】AV女優に必ず訪れる親バレ、友達バレの試練。そんなAV界の裏話を尾上若葉ちゃんが赤裸々に語ってくれました!【尾上若葉 人気AV女優インタビュー】

2017.06.07

ドキュメンタリー番組に出演したことで一気に知名度を上げた尾上若葉ちゃん。番組では語られなかった裏話もたっぷり話してくれました!

  • ― フジテレビのドキュメンタリー『脱ぐオンナたち』が去年の年末にありましたけど、反響はどうでした?
  • 尾上若葉(以下、若葉) 「凄かったです! Twitterのフォロワーもすごく増えましたし、ファンになりましたって言ってくれる人も多くなって。あと結構、業界の人たちが見てくれて、スタッフさんや制作さん、あと女優さんからも「見たよ」って声をかけてもらいました。 」
  • ― 良かったですね。ドキュメントの中では、やっぱりというか、お母さんがAVに反対してましたけど、この前、若葉さんのTwitterを見たら一緒にイチゴ狩りに行ってましたよね。だから、とりあえず、和解はしたのかなと。
  • 若葉「まあ、しょうがないな、みたいな感じですかね(苦笑)。私、ちっちゃい頃から自分がやりたいと思ったことはやらないと気が済まない質なので「なにを言ってもこの子はこの道しかいかない」ってわかっているので。 」
  • ― あきらめた?
  • 若葉「うん。あきらめも入ってると思います。 」
  • ― まあ、親の気持ちとしては複雑だろうなって思うんですよ。
  • 若葉「確かにテレビでも言っていたように「ほかのお母さんとかはいま娘がこういう仕事についてこんなことをしてるって言えるけど、私は言えない」っていうのは、それはそうだなって凄い思いました。 」
  • ― だから、ああいう取材があると、なんのために私はアダルトの仕事をしてるんだろう?って改めて考えませんでした?
  • 若葉「考えましたね。正直、セックスが好きっていうのもあったんですけど、一番大きかったのはちっちゃい頃からテレビに出たいっていう願望があったことですね。モーニング娘。さんとか、ホリプロさんのスカウトキャラバンとかのオーディションもずっと受けてて全部落ちて(苦笑)。で、AVも引退(2013年に一度引退してカナダ留学し、帰国後の15年末にAV復帰)した時は絶対に復帰しないと決めてたんですよ。でも、日本に帰ってきたら、うちの事務所の子たちがいっぱいテレビに出始めていて、「えっ、辞めないで、ずっと続けてたら私もあそこに立ってたんじゃない? ウソ、テレビに出れてたじゃん! 夢だったじゃん!」と思って。 」
  • ― タイミングがちょっと早かったんですよね(苦笑)。
  • 若葉「そうなんですよ。 」
  • ― タイミングでいえば、上原亜衣さんとの共演作が引退する直前にスカパー!アダルト放送大賞の作品賞を獲ったじゃないですか。
  • 若葉「そうそうそう! そうなんですよ! 」
  • ― でも、引退してるから、授賞式出れなかったでしょ。ぶっちゃけ、凄い悔しかったでしょ。
  • 若葉「はい! 悔しかったですよォ。実は私、あの場にいたんですよ、会場に。だから、余計に悔しかったんです。 」
  • ― まさに指を咥えて見てるしかない。
  • 若葉「そうそうそう! で、これはあとで聞いた話なんですけど、引退って言ってなければ、私、新人賞にもノミネートされてたんですって! 」
  • ― うわぁ、つくづくもったいねー!
  • 若葉「だから、いろんな意味で「はあ~~」と思って(苦笑)。 」
  • ― なんていうか、タイミングがねえ(苦笑)。
  • 若葉「ホント、もぉ~って思ったんですけど。でも、念願だったカナダに行けるんでいっか、みたいな(笑)。 」
  • ― ですよね。だって、一番最初にAVに出たのもカナダ留学する資金が欲しかったからってことだったんですもんね。
  • 若葉「はい、そうです。 」
  • ― それプラス、ちょっと有名になれるかもしれないって気持ちもあったんですか?
  • 若葉「いや、最初のデビューの時はなかったです。逆に、有名になっちゃいけないって思ってたんですよ、親にバレちゃうから。だから、始めの半年間は完全にパブを閉じてました。で、メーカーを移籍するってなった時にちょっとずつ開いていったんです。最初は業界誌のインタビューはどうかな? 「うん、バレてない」、次はグラビアをやってみよう、「うん、大丈夫」みたいな。 」
  • ― 意外にバレないもんなんですね。
  • 若葉「親とか雑誌とか読まないですから。で、何回か雑誌のグラビアをやって大丈夫だって思ってた時に男の子のファッション誌のエッチのやり方みたいなグラビア企画のモデルをしたんですよ。その時に「あれ? なんかこの雑誌見たことある」と思って、家に戻って弟の部屋に行ったら毎月買ってた雑誌だったんですよね。「あ~、これバレるパターンだ」と思ったので弟にすぐ打ち明けて「私、今日、この仕事してきたんだけど。今日はモデルとしてだけど実はモデルでもなくて、ちょっとエッチなほうを」みたいな(笑)。 」
  • ― えっ! 一番最初、弟にカミングアウト!? 弟、重いなあ。
  • 若葉「そうなんですよ、「マジかよ、来月買えないじゃん!」みたいな。 」
  • ― えっ、雑誌購入の心配(笑)。
  • 若葉「第一声はそれでしたねえ。で、パパとママには内緒にしてもらっていいですかってっことで、そのまま焼肉を奢って(笑)。 」
  • ― 口止めしてと。だけど、なかなか弟としても苦しいですね。どんなふうに受け止めてたんですか?
  • 若葉「最初、唖然でした。「や、ヤバイっしょ」みたいな。「でもさ、カナダ行くまでの間だし、あなたが黙っててくれれば私はカナダに行けるの」「えぇ~」みたいな。 」
  • ― 納得しました?
  • 若葉「まあ、いい顔はしなかったですよね。弟は大学生なので大学の友達とかにバレたらどうしようとか。 」
  • ― ただ、その時だってバレてなかったわけですからね。
  • 若葉「でも、それからちょっとしてキカタン(企画単体女優)になったら、結構いろんな人に広まるようになりましたね。 」
  • ― 自分の友達にも知られるようになったと。
  • 若葉「なりました。私、その時点では看護師専門学校時代の親友にも言ってなかったんですよ。で、ある日、その子から電話が来て、「ねえ、AVやってるってホント?」って言われて「ああ、ヤバイ、バレた! もうこれでこの子とは友達じゃなくなっちゃう」と思って。当時は、バレたイコール友達やめるになるだろうから、それが怖くてずっと言えなかったんですよ。だから、「ごめん! でも、友達でいてくれる?」って言ったら「当たり前じゃん! しかもメッチャ売れてるじゃん! 凄いよ」みたいな。「超自慢なんだけど」って言われて、「あ、ありがとう」って(笑)。 」
  • ― なんか、いい友達だったと(笑)。
  • 若葉「はい! 専門学校時代の四人組だったんですけど、みんな応援してくれて。「続けても平気なんだ」と思ってホッとして。 」
  • ― ドキュメントの時も河原で友達とバーベキューをやってたじゃないですか? あれもちょっとやらせ?とか思ってたんですけど、本当だったんですね。
  • 若葉「はい。毎年やってる恒例のバーベキューです。 」
  • ― あのバーベキューですけど、結構男子も多かったじゃないですか。こう言っちゃ申し訳ないですけど、知り合いの女の子がAVやってるなんて聞いたら、男はすぐに「俺もやらしてもらえるかな」とか思いがちなんですけど。
  • 若葉「でも、高校で一番仲のいい男友達がいるんですけど、その2人が毎年バーベキューの主催をしてて、その2人は全然その気もなくて。 」
  • ― 草食系?
  • 若葉「全然肉食なんですけど、高校からずっと一緒にいるし、私のこともわかってるのでなんか「きっとやるんだろうな」って思ってたらしくて「あ、やっぱり」みたいな(笑)。 」
  • ― じゃあ、高校の頃からエロかったと?
  • 若葉「ビッチじゃなかったけど、よくビッチって言われてました(笑)。行動とかがビッチなんでしょうね。私、野球部のマネージャーやってたので、野球部員たちといつも居たんですよ。そしたら、女の子たちから、あいつはビッチだ、ビッチだみたいなことを言われて。 」
  • ― 女の嫉妬(笑)。実際、ビッチだったんですか?
  • 若葉「彼氏が野球部の先輩だったんで、その彼氏とはやってました。でも、ほかの人とはやってませんよ。でも、周りからしたらたぶん面白くないんだと思うんですよ。 」
  • ― 女子としては全然面白くないでしょうね。じゃあ、応援してくれる友達っていうのは男子も結構多いってことですか?
  • 若葉「多いです。男子のほうが多いぐらいですね。 」
  • ― 電話をかけてきてくれたのは女子だったから男子も女子も応援してくれるってところですね。
  • 若葉「はい。だから、ありがたい環境にはいたんです。 」
  • ― 実際、反対だとは言いながらお母さんもテレビに出てくれたわけですしね。しかも、家の中の様子まで出してたじゃないですか。あれ、知り合いが見たらわかりますよね?
  • 若葉「わかります、わかります。ウチに来てる人はわかります。 」
  • ― ですよね。しかも、お父さんもソファに座って、「おかえり」とか言ってるし、どういう環境なんだろうか? 開けっぴろげにもほどがあるって思ったんですよ(笑)。
  • 若葉「アハハハ! 私がちっちゃい頃からテレビに出たいっていうのはお母さんも知ってたので、「お母さんに出てほしい」って言ったら「あなたのためだったら出る」って。「これでいろんなお仕事が来るんだったら私は引き受ける」って言ってくれたんですね。 」
  • ― 大したもんですね。まあ、でも、ちょっと変わったお母さんかもしれないですけど(苦笑)。
  • 若葉「実はお母さんも十代の頃にテレビに出てたんですよ。だから、どうやって売ったらいいかっていうのは知ってるっていうか。 」
  • ― あ、なんだ。芸能界がどういうものか、わかっていたんですね。
  • 若葉「そうなんですよ。だから、深夜でもテレビに出てればほかのプロデューサーさんが見てくれたり、尾上若葉って名前だけでも知ってくれたらみたいな。だったらいいよ、出てやるよって。 」
  • ― そういうことだったんですね。事情がわかってくると、納得しますけど、さっきまで不思議な家族だなって思っていたんですよ(笑)。だって、顔にモザイクをかけてるとはいえ、声は変えてないし、家の様子も出してるし、お父さんも出てると。ある意味、ご両親も裸になってるよなって。それをわかっているのかなって思ってたんですけど、あれは娘のために身体を張ってくれたんですね?
  • 若葉「張ってくれたんです。 」
  • 次回は、期待を込めて行ったハズのカナダ留学の話や帰国後の話、そしてこれからの話もたっぷり語ってくれました。
    お楽しみに!!
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