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【前編】両親の離婚に父の死、壮絶な過去を初めて明かしてくれた向井藍ちゃんのロングインタビュー【向井藍 人気AV女優インタビュー】

2017.05.12

可愛らしい笑顔の下にはこんな壮絶な過去が!?大人気女優「向井藍」ちゃんがまだどこにも語っていなかった壮絶な生い立ちをXCITYインタビューで激白!

  • ― 向井さんってプロレス好きですよね。
  • 向井藍(以下、藍) 「大好きですね。ブログも最近プロレスのことばっかりでエロいことつぶやいてないじゃないかと事務所の人とかに怒られちゃって(笑)。 」
  • ― 確かにほとんどプロレスの話だらけになってますね。なので、今日はプロレスの話をしようかなって思ってるんです。
  • 「プロレス!? 私はいいですけど、インタビュー的にどうなんですかね(苦笑)? 」
  • ― 全然大丈夫です!向井さんのAVを見てると、凄いいいプロレスをしてるなって思うんで。
  • 「はあ!? 」
  • ― いや、ヒリヒリした気持ちが伝わってくるというか。要は格闘技は潰し合いだけど、プロレスは相手の胸にハードヒットして互いの技を受け合うことで、凄い試合を作っていくわけじゃないですか。それって結構AVにも通じるのかなって思うんですね。
  • 「そういうことか。まあ、なんとなく、わかりますけど(苦笑)。 」
  • ― で、実は僕、昔プロレス記者だったんで、そういう作品を見るのが好きで、特に向井藍さんのレズものって「試合でしょ」って思うほど全身全霊で相手にぶつかってるなって思うんですよね。
  • 「ああ。ただ、あれは監督の影響も大きいんですよ。私、レズものは真咲南朋監督じゃないと嫌だって決めてるんで、それもあるかもしれないですね。 」
  • ― 僕が見たのは跡美しゅりさんとのレズものですね。
  • 「あれはちょっと凄かったですねえ。ふふふ。 」
  • ― あとは佐々木あきさんともなかなか凄かったと。
  • 「あれもみんな凄いって言ってくれます、本当に(笑)。やっぱりしゅりちゃんは同い年なんで普通にマッチングするんですよね。だけど、あきさんは全然年上だから、なんていうか、年上をナメていたというか(苦笑)。 」
  • ― ナメてた! プロレス的にいうと勢いのある若手がエースに仕掛けたと(笑)。
  • 「いやいや、仕掛けたっていうか(苦笑)。ぶつかっていこうとしたんですけど、「全然伝わらないよ」って感じで逆に包み込まれちゃったっていうか、最後もう「10年早いよ」とか言われて、全然頭上がんないッス、ホントに(苦笑)。 」
  • ― 最後、泣いてましたもんね(笑)。
  • 「そうなんですよ(照)。そういう感じは大槻ひびきさんの時もでした。この2人は凄かったですね。やっぱ経験値というか、人生の積み重ねが伝わってくる、というか。 」
  • ― 実際、見てて最高に面白かったですから(笑)。ただ、不思議なのはもともとはM気質の人じゃないですか、向井さんって。でも、レズ作品ではSに見えるんですよ、別に責めてるわけじゃないのに。
  • 「う~ん、なんか、どっちでもないんですよ。男の人とする時はたぶんMっ気が出ると思うんですね。でも、女の子とはわからないですね。 」
  • ― 実際、跡美さんとのレズプレイなんか、引っぱたかれてるのは向井さんだし、ツバをかけられているのも向井さんなのに気持ち的に圧倒しているというか、どっちが責めてるのかわからないなと思って。
  • 「ああ、負けず嫌い感が出てるって凄い言われるんですよ。あとは「全力を出してないでしょ」とかも(苦笑)。でも、全力とか言われても……。 」
  • ― 困りますよね(苦笑)。
  • 「しゅりちゃんには首絞めもされたんですけど、ガチで死にそうになってるし。「藍ちゃんだからできる。ほかの子では絶対にやらない首絞めだよ」って言われたのは嬉しかったけど、死ぬのは嫌だし。ハハハ。 」
  • ― だから、責め手が死ぬ気でやらないと対抗できない威圧感があるんですよ、Mなのに(笑)。で。なにが凄いって、首絞められながら、向井さん、パンツをメチャクチャ濡らしてましたよね(笑)。
  • 「あっ、ヤバイ(照)。 」
  • ― 「首絞められて濡れてるんだ。この人、凄え」って思って(笑)。あれは何なんですか、気持ちいいんですか、やっぱり?
  • 「いやあ、気持ちが高まっちゃうとああなるのかな。よくわからない、自分でも。 」
  • ― だから、やっぱりMではあるんですよね。というか、もうMを通り越して変態ですよね(笑)。
  • 「なんだろうなあ。 」
  • ― ガツンガツン思い切りやるのが好きなんですか?
  • 「いや、別に好きっていうわけではないけど、レズだったらそうなっちゃうんですよね。ちょっと特殊な環境で育ったから、たぶんそれも影響してると思うんですよね。監督にも凄く言われました、それは。 」
  • ― 特殊な環境って、この前のスカパー!アダルト放送大賞の新人賞にノミネートされた時にツイッターに書いてたことですか?
  • 「えっ、あれ読んだんですか、恥ずかしいなあ(照)。あれは、たぶんマネージャーも知らないですよ。私が一生懸命文章を書いたんですよ。 」
  • ― なんか、凄いことカミングアウトしてるなって思って。
  • 「だから、私の過去のことを話すと凄く重くなっちゃうんですよね。ハハ。 」
  • ― ツイッターに書いてたものを一部抜粋すると『私は小さい頃から家庭環境が少し複雑で“愛情”とかそういう言葉が理解できなかった。いつも自分の存在を否定され続けてました。私もいつしか「何のために産まれてきたのか」小学生の頃から真剣に悩んでました。高校卒業まで、それが続いて毎日「いつ自分はいなくなるのか」そんな事ばかり考えてました』と。確かに重くなりそうですけど、気になりますよね(笑)。
  • 「それ、いつか本にしたいんですよ。 」
  • ― 絶対、面白そうですね。実はもうひとつ、向井さんのツイッターに気になるツイートがあったんですよ。たぶん、友達から貰った手紙がじゃないかなって思うんですけど。
  • 「友達? 誰だろう? 」
  • ― 『◯◯とは数え切れないくらいぶつかり合っては互いにへこんだり、気持ちを上手く伝えあえずに悔しい思いもたくさんしたね。今となってはどれも大切な思い出だけど、私は本当の意味で◯◯が抱えるしんどさや悩みを支えてあげることができなかったようにも思います。』っていうやつですね。この◯◯っていうのはたぶん向井さんの本名だと思うんですけど。
  • 「ああ……。ま、それは友達というか、私を育ててくれた人たちなんですよ、ぶっちゃけ。誰にも言ってないですけど。 」
  • ― えっ、じゃあ、養父母ということですか?
  • 「まあ、そんな感じの……養父母というか、施設の先生ですね。 」
  • ― 施設!? あ、それが特殊な環境?
  • 「まあ、そうですね。どこにも公表もしてないですけど、いつかなんかでできればいいなと思っていたんですけど。 」
  • ― そうだったんですか。ということはご両親の顔も知らないんですか?
  • 「知らないっていうか、それも複雑で、私の本当のお父さんとお母さんは一年で別れちゃったんですよ、私を産んで。私はお父さんのところにずっといたんです。 」
  • ― お父さんと2人暮らし?
  • 「いや、2人というか。お父さんはほかに女の人をいっぱい作ってたんで、ほとんど家にいなくて、私はベビーシッターに育ててもらったようなもので。だから、私、母親の違う兄弟がいっぱいいて(苦笑)。しかも、お母さんのほうにも私の兄にあたる人がいて、妹もいるんですけど、みんなお父さんが違ってて。 」
  • ― 要は、兄弟がいっぱいいるけど、お母さんだけ一緒とか、お父さんだけ一緒とかで、両親とも一緒の兄弟はいないと。それだけでも特殊感ありますね(笑)。
  • 「そうなんですよ。ハハハ。お父さんは私が小1の頃にやっと女の人との関係が安定して、私に義理のお義母さんができたんですね。その人は子供を2人連れてて、一緒に暮らすようになったんですけど、お父さん、すぐにイライラするんですよ。アッチ系の人だったんで。 」
  • ― ああ、それで女の人をとっかえひっかえ。
  • 「うん。でも、私のことは凄く溺愛してて絶対に手をあげなかった。でも、義理のお義母さんにはイライラの流れ弾がいって、そのあと、義理のお義母さんが私に対してやってくるんですよ。 」
  • ― 修羅場ですね。
  • 「凄くムカついたけど、子供だったから、なにもできなくて。そんなのが小1からずっとですね。それで私が小4の時にお父さんが亡くなったんですよ。どういう病気かわからないけど、お腹が凄く膨れ上がって。たぶん、お酒を飲みすぎたかわからないんですけど。で、借金が3億円あったんですね。 」
  • ― えっ!3億!
  • 「それまでは海外旅行とか凄い行ってたんですけど(笑)。 」
  • ― ホントにヤクザな生き方してたんですね(笑)。
  • 「(苦笑)。ただ、お葬式はお父さんの友達が盛大にやってくれて、そこは全部出してくれたんですよ。みんな、凄く泣いてて。でも、私は全然涙が出なくて。 」
  • ― 溺愛されてたんじゃないんですか?
  • 「私、お父さんのことあんまり好きじゃなかったから。だから、容態が急変した時も、「病院に行きたくない。嫌だ」って言って。ちょうど、次の日、小学校でキャンプがあったんで「嫌、明日キャンプだもん!」って。たぶん、そこから感情がぐちゃぐちゃになったと思うんですよ。病院に行ったら、お父さんがベッドに横たわってて、ほとんど息していなくて、周りの人はみんな泣いてて。でも、私は絶対に泣かなかったんですね。逆に「早く死んで」って思ってたんです。で、いま考えると恐ろしいんですけど、私はお父さんの手をツネッてたんです、ギュッて。 」
  • ― いやあ、なかなか壮絶ですね。
  • 「それでボロボロになっちゃってみんな。だけど、私だけは泣かなくて………なんで泣かなかったのかもわからないし、その時。あんまり家にも帰ってこなかったからいまでもお父さんって本当にいたっけって思いますもん。そんな感じなんですよ、本当に。で、お父さんが死んでからはお義母さんの私への虐待がエスカレートして、私も何回も喧嘩したんですけど負けて(笑)。それで小6の時に施設の人が来て引き取られたんですよね。 」
  • ― それで施設なんですね。
  • 「でもね、施設も地獄だった。施設のほうが地獄かな。友達と遊べないし、部活だけが外に出られる唯一の手段。施設って学校みたいなんですよね、中が。グラウンドもあるし。でも、グラウンドからは絶対出れないし。 」
  • ― 出られない? 施設って基本そういうところなんですか?
  • 「たぶん、施設にもよるんですよ。私の施設はそういうところでした。 」
  • ― 刑務所に近い感じ。
  • 「だから、みんなが唯一、リフレッシュできるのは面会っていって家族との面会なんですけど、私はそれもなかったんですよ。戸籍上、お父さんが死んで親がいない状態になっちゃったんで、本当のお母さんが現れないと面会っていうのができないんですよ。だから、先生の家とかに遊びに行って無理矢理リフレッシュして。部活だけだったな、楽しみは。 」
  • ― 施設から学校には通っていたんですね?
  • 「通ってた。 」
  • ― 学校に通って施設に帰る。この往復だけしか許されないってことですか?
  • 「そう。でも、やっぱり遊びたいじゃないですか? それでウソついて友達と遊びにいったこともあるんですけど、それも全部バレるんですよ。バレると余計狭くなるんですよ、行動範囲が。警戒されるから。 」
  • ― よくわからないんですけど、なんで施設から出さないようにするんですか? 軟禁状態みたいにする必要ってあるんですか?
  • 「施設側としてはなにかあったら責任取れないっていう。脱走とかした子もいたし。 」
  • ― ああ、逃がさないため。
  • 「でも、そんなことばっかりしてるから、みんな外の世界のことを知らないんですよ。常識がないまま育ってしまうんです。18歳で施設は卒業するんですけど、精神年齢も低いままなんで、亡くなっちゃう人が多いんです。 」
  • ― 亡くなる?
  • 「変な遊びしたりして川に飛び込んじゃったりとか、自殺とかも多かったし。 」
  • ― 凄い世界ですね。
  • 「だから、私、東京出てきて本当に良かったなと思いましたね。 」
  • ― その狭い空間の中でいじめとかもあったりしたんですか?
  • 「いじめとかはないですね。でも、みんなピリピリしてた。先生のいないところでずっと悪口言ってた、先生の。 」
  • ― まあ、アットホームな感じじゃないですよね(苦笑)。
  • 「大変でした、いろんな子がいて。 」
  • ― ところで、3億の借金はどうなったんですか?
  • 「それは自己破産したみたいです。いま義理のお義母さんとお姉ちゃんはどうしてるかわからないけど。どうしてるんですかね? 」
  • ― 全然連絡取ってないんですね。
  • 「会ってみたいんですけど。小6の頃だから、なんもわかってないじゃないですか。しかも自分のお父さんのことも正直よくわかっていないし。本当になにをしてたのかもわからないし。 」
  • ― 例えば、向井さんの中にファザコンってあります?
  • 「ないですね。 」
  • ― お父さんは胸板が厚かった?
  • 「ガタイは良かったですね。 」
  • ― 以前のインタビューで筋肉フェチだって言ってたじゃないですか? 初体験の人も胸板が厚かったから好きになったとか。そういうのとお父さんのガタイの良さとどっかでリンクしてないですかね?
  • 「う~ん、筋肉好きはもともとだったんで。部活してたから運動してる人が好きなんですよ。ただ単にそれだけだと思うんですよね。 」
  • ― ちなみに、筋肉以外に好きになるポイントってあるんですか?
  • 「ちょっとSっ気があって子供っぽい、無邪気な人だと好きになりますね。初めて好きになった人もそうでした。人から凄い好かれる、愛されてる人でした。あと家族。家族が凄く仲がいいんですよ。私も彼氏がいないところでパパさん、ママさん、お姉さんと、何回もご飯に行ったりして可愛がってもらって。うん、家族の影響が一番あるかもしれないですね。凄い楽しかったです、あの時は。ハハ。あの時は。 」
  • ― 要は家族だったと。
  • 「うん。家族の影響は大きいと思う。 」
  • ― 基本的に男に求めるものがあんまりないんですかね?
  • 「いや、求めてますよね、最近は。 」
  • ― 最近は(笑)。昔は求めてなかったと。
  • 「うん、そんな求めてないです。 」
  • ― 男性を好きになったことって、あまりないってことですか?
  • 「ないですねえ。本当にない。いやあ、びっくりするほどないです。酒ならあるけど(笑)。 」
  • ― もしかして、さっきの彼ぐらい?
  • 「ですね、そこから怖くなっちゃって。 」
  • ― そうかあ。いやあ、そんな凄い話だとは思ってなかったんですよね。さっきのツイッターの手紙あったじゃないですか? あれで向井さんは『学校という自分の大好きな場所をちゃんと見つけて友達をちゃんと大事にできる』っていうことも書いてあったんで、それはそれで充実した日々もあったのかなって思っていたんですけど。
  • 「だから、友達は大好きです。誕生日を祝ってくれるのも全部友達でしたね。施設で祝ってくれたことはなかったから。 」
  • ― なんか、施設って全然、愛がないんですね。
  • 「ないですよ。ほんと嫌でしたよ。私、よく施設の中と学校の中のキャラが全然違うって言われましたもん。 」
  • ― 学校のキャラは?
  • 「メッチャ明るいんですよ。でも、施設の中ではメッチャ大人しい。やっぱり人は変わりますよ。うん、面倒臭いですもん。 」
  • ― どっちが自分により近いと思うんですか?
  • 「う~ん、いまでもオンとオフが激しいですから私。一人の時は本当に静かだし。一人の時間を大切にしてます。 」
  • ― 別にオフが自分じゃないってことでもないんですね。
  • 「うん、全部自分。 」
  • 次回は、なんと実母が現れた!?実母の存在がAVデビューへのきっかけに。
    壮絶な人生まだまだたっぷり語ってくれました。お楽しみに!!
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