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【後編】全力ギャル・丸山れおなのお仕事のヒミツ。AV女優初のヴィレッジヴァンガードコラボに迫真の演技のバックボーン、家族との激突、SNSで話題のビンボーエピソードの裏側、そして秘めたる野望!最後まで全力本音トーク!【丸山れおな 人気AV女優インタビュー】

2019.03.13

  • ――ギャル女優「丸山れおな」であり続けるためのランニングコストは非常に高いというお話がありましたが。
  • 丸山れおな(以下、れおな)休んでたらとても成り立たないですよー。だから本当にお金ないんです(苦笑)。
  • ――SNSごらんの皆さんにはおなじみですが、結構ビンボーネタも多くないですか?
  • れおな多いです(笑)、冷蔵庫に食べ物がなくてやむなく賞味期限の怪しいチョコレートを食べたらおなか壊したこととか。
  • ――一人暮らしの男の子が比較的よく陥りがちなトラブルですね!
  • れおなあとは家賃が払えなかったりもありました。
  • ――それはマジピンチじゃないっすか!
  • れおなパパからいっぱいLINEが来てて、「とりあえず今月分払っておいたから、実家帰ったとき返してくれればいいから!」って。いやほんとパパごめんなさいですね(苦笑)。
  • ――女優さんってたとえお金の不安があったとしてもオープンにはしない人が多いんですけど、そのへん思い切りオープンですよね。
  • れおなそうですね。Twitterは本当にありのままやってます。
  • ――その辺が型破りで面白いと各所で評判ですよ。たとえば二つアカウントがあるTwitterでは、つぶやき垢のほうではamaz○nほしいものリストも公開していたり、これ実はXCITYの企画「キカタン2.0アウォーズ」登場した真咲南朋監督も注目してたんです。
  • れおな本当ですか! 尊敬してる監督さんなんですっごいうれしいです。でもあのほしいものリストを通じてファンの方からたくさん応援していただけていて。
  • ――プレゼントや差し入れをイベントに持っていくとか、事務所に送るのがハードル高い…けどとにかく応援したいという人には、あれってすごくいいと思うんですよ。
  • れおな本当に皆さんありがとうございます、いつも支えられています。丸山れおなが全力でギャルとして生きていくとどうしても持ち出しが多いので生活は大変なんです(苦笑)。
  • ――前編から読んできた読者の方ならみんな納得すると思います。
  • れおな支えられているといえば、ママにも支えられっぱなしで。
  • ――あっ、そういえばさっきお父さんが家賃払ってくれたというお話がありましたけど、ご家族には仕事のことはオープンなんですね。
  • れおなママは知ってますね。パパは…ちょっと天然入ってる人なんでわかんないんですけど(笑)。
  • ――お母さんには自分から説明したんですか?
  • れおなこのお仕事が好きで、やって生きたいと思っていたのでその熱意をわかってもらおうとたくさん話しました。でも、はじめは「やめろ」って言われたんですね。
  • ――親御さんとしてはやっぱり理解し難いし、そうなるでしょうな。
  • れおな大反対されて…しばらく2週間くらいは毎日夜中に電話がかかってきたんですよ。夜の2時くらいに。この仕事は朝が早いし、ご覧のとおりいつも自メイクなので(※ただいまれおなちゃんメイク中です、いきさつは前編参照)、支度も含めて撮影の日は朝3時半に起きなきゃいけないのにその時間にママから電話が来るんですけど、「あんた、なんでそんなことするの!」とか「私の育て方が間違ってた…」、時には思いつめたようなことも言われました。でも、私はママのいうこともわかるしママは間違ってないけど、それでも自分の選んだ道を行きたいんだということを伝えて、何とかわかってもらおうと…そういうやり取りが続いたんですよ。
  • ――大変でしたね…
  • れおなそこから連絡がなくなってしばらくしたある日、めちゃめちゃ明るい声で「もしもしー!やっぱりね、娘が誇りを持ってやろうとしている仕事なのに、私が『恥ずかしい』とか思ってたら親失格だと思って!」って。急にけろっと(笑)。
  • ――急展開だけどめちゃめちゃいい話じゃないですか!
  • れおなそれまでが大変でしたけど(苦笑)、おかげさまで理解していただけて。もう今では実家から「女の子のファンもいるのに髪ちゃんとしとかんと嫌われんでー!」って髪のケアオイルが仕送りされてきたりとか、いまでは一番の応援者になってくれました。
  • ――言葉で言い表せないくらい大変なぶつかりあいがあったと思うんですけど、終わってみればすごくいい形で家族の理解が得られたという。
  • れおな本当によかったです。そんなママは、ゆくゆくは私に飯島愛ちゃんみたいな活躍ができるようになってほしいみたいですね。
  • ――親御さんにも新しい夢が!
  • れおなあはははは、そうですね。がんばらなくっちゃ!
  • ――そのお仕事もいまや本当に多岐にわたっていて、アパレル屋さんとのコラボもありますよね。
  • れおなはい、ヴィレッジヴァンガードさんやFAR STARというお洋服のブランドさんからお話をいただいて。ヴィレヴァンさんはAV女優さんとのコラボがそれまでいなかったらしいんですね。
  • ――え、あのコラボ企画でいろいろやってるヴィレヴァンのAV女優コラボ1番乗り!?
  • れおなそうなんですよ! 大阪の梅田店産からお話をいただいたんですけど、コラボのきっかけというのが店長さんがもともと名古屋店でお勤めで、本当に偶然に名古屋のファンの子とも一緒にのみに行くような間柄だったんですよ。そのファンの子のスマホ待ち受け画面になっていた私の写真を見て「誰?」となったことが始まりなんです。
  • ――偶然の連鎖が!
  • れおな店長さんがずっと覚えていてくださって、お店やめるというときに最後のコラボ企画のお仕事でやりたいといってくださったんですよ。もう私その話を聞いたときに泣きました! ぜひお願いしますということで、デザイン案を私と友達で一生懸命作って、その中で私のデフォルメ絵を描いていただくならこの人しかいない、ということでクリエイターのイソ(ベ)マスヲさんにもお願いすることができて。もともとヴィレヴァンさんとのコラボもやってらっしゃったので本当にとんとん拍子で実現しました。
  • ――企画の始まりから何から、本当に人とのつながっていく巡り合わせ持ってますね~。
  • れおな本当にそう。これまでがんばってきて良かったことの一つは、いい人とのいい出会いに恵まれたことですね。
  • ――いい人に囲まれて仕事のパートナーもセフレも充実、これは本当にいいことだと思います!
  • れおなセフレもそうですね(笑)。
  • ――出会いによって新しい性癖に目覚めることなんてのはありましたか?
  • れおなもちろんありますよ。18歳のころに出会ったセフレの影響で、Mって何なのかがわかったんですよ。
  • ――おお!
  • れおなその子のご両親もSMプレイされている方なんですけど…それ、サラブレッドじゃないですか(笑)。幼少期、思春期って親の部屋とかいろいろ探りがちじゃないですか、そこで彼の場合は縄とか鞭、あきらかに吊る用のフックとかいろいろ出てきちゃって。
  • ――自分のDNAに刻まれたものとの出会いが!
  • れおなはじめのうちはセックスもノーマルだったんですけど、「SMとかやってみる?私も興味あるし」で彼とのSMが始まったんですけど…それが私にとっては衝撃でしたし、Mがわかった瞬間ですね。ちょっと難しいんですけど、私が何が好きで何がいやかがこと話でも伝わっているというか、たとえばスパンキングのテンポひとつとっても心地よい…完全に分かり合って、精神でつながってる感じが衝撃的でした。その体験があって、そこからセックス観も変わったんです。
  • ――若くして性の深遠をのぞいてしまったわけですね。
  • れおな本格的なMに目覚めたきっかけでもあるし、Sというのに興味を持ったのもそこですね。Sってどうしてもオラオラー、バチバチー、ボコボコー、俺かっこいいみたいなナルシストがなりがちなイメージをもたれますけど、精神でつながるってそういうことじゃないと思うんですよ。パートナーのことを考えて試行錯誤してやっとできること、思う気持ちがなければ成り立たないことがSMを通じて理解できて、Sってサービスの「S」なんだなって気がついたのがSにも目覚めたきっかけです。
  • ――よくこういうインタビューで「Sなの?Mなの?」なんて定番のカジュアルな質問ですけれど。
  • れおな私はそれを簡単に考えたくないので、かなり難しい質問になるんですよね(笑)。SとMは表裏一体で自分の中で共存してると思っているし、性って深い世界だと思います。
  • ――セクシャリティも男性性と女性性を併せ持っていて、SとMも併せ持っていて、そのことを自覚している…AVのお仕事をしていく上では可能性無限大じゃないですか。
  • れおなでもやっぱり性の世界は深いし広いし、興味があってもできてないこともあるんです。たとえばニューハーフさんや男の娘さん、これまで一度も経験がないんですよ。男の娘さんからTwitterでDMいただいたりはするんですけど、実際にお会いするようなご縁はこれまでなかったんですよ。
  • ――ゼロ!
  • れおな女装子ちゃんとは一度あるんですけど…あれはセックスだったのかな? 着せ替え人形になってもらってかわいいかわいいって盛り上がってるうちに、女性もの下着をはいてるのに気づいちゃったんですね。それがすごくエロく感じちゃって。そこで電マのオナニー教えちゃったんですよ。
  • ――電マ。
  • れおなセックスというか身体を合わせるときも間に電マをおいて抱き合うようにして、相互オナニーでお互いイクような。
  • ――なるほど、セックスかどうか判断に迷ったのにも納得。
  • れおな信頼おけるセフレの子には女装させてエッチするなんてのもあったんですけど、その気のない男性でも女装すると不思議なことにメス化するんですよね。あえぎ声がかわいくなったりとか、押し倒されたときに髪の毛気にしたりとか、女装することで人って変わっちゃう。それってすごく不思議で興味深いし、エロいなとはつねづね思っていたんですけど、じゃあ根っから女の子であろうとするニューハーフさんや男の娘さんとはどういうエッチになるんだろうというのが未体験なのでわからない。すごく興味があるんです。
  • ――逆に、そこまで振り切ったセックスが多いと超王道のザ・普通なセックスが恥ずかしくなったりしませんか?
  • れおなあー!「好きだよ…」みたいな愛の言葉を囁かれるとかは苦手かもしれません(苦笑)。それは照れちゃう、すっぴん見られるより恥ずかしいかもしれない!
  • ――すっぴんといえば、ただいま現場の一同、メイクの一部始終を見ているわけですが自メイクだったというのが驚きました。
  • れおなこのタレ目にこだわっているのと、眉の角度なんかの感覚的なところは自分で決めておきたいし、メイクも舞台用のお化粧品とか、これまでの試行錯誤で選んできたあれこれを使っているので自分じゃないと(苦笑)。すっぴんとのギャップがかなりあるので現場でも面白がった監督さんが見学に来たりするんですよ。「うわ~、こうやってるんだ~」とか。
  • ――僕らがまさに今その感想抱いてますよ(笑)。そしてメイク道具以外の変身グッズの多さも!
  • れおな最近はあんまりこういうジャラジャラしたアクセサリーが、衣装では少なくなってきているので、こういうのもやっぱり自前なのでなかなか大変なんです(苦笑)。「丸山れおな」になるための準備というか、「自分はこうなりたい」をやるためにいつもしている支度なので楽しいんですけどね。
  • ――その「こうなりたい」が作品にも結構反映されることもあるんじゃないですか。
  • れおな憑依型というか、入り込むタイプなので結構あります。メイキングでお話できるものでは、『睨まれレ○プ』(ムーディーズ)は最初の台本をいただいてから監督さんとお話をしたんですけど、好きな映画監督だったり互いの性癖の話ですごく分かり合えて、もっと良いものにしようって台本がずいぶん変わったんです。
  • ――そうだったんですね…
  • れおな母子家庭の女の子が家に出入りするようになった新しいママの彼氏に犯される…っていうお話なんですけど、やっぱりレイプ物なので一度お相手している男優さんだとどうしても先入観があるので、たとえバットを振りかざされてすごまれても素でビクッとするリアクションはできないと思って、初対面だった監督さんにその男役をお願いしたんです。監督さんのおかげですごく役に入り込めて、本当に敵意むき出しで睨みながら「テメー、マジぶっ殺すから」ってすごむんだけどレイプされてしまうという、すごくいいお芝居ができたんですね。
  • ――現場の空気も変わったでしょう。
  • れおなほんとに変わるんですよ、パキッとした緊張感あふれる雰囲気になって。AVの現場とは思えなかった…たぶん映画の現場ってこういう雰囲気なのかなって感じたんですね。もともと映画が大好きで、考え方とか人格形成でもたくさんのものに影響を受けてきたんですけど…AVのお仕事でその大好きだったお芝居ができるというのも私にとってはやりがいの一つだったりします。
  • ――ギャル女優さんで演技派ってかなり貴重だと思うんです。
  • れおないつかは映画に出てみたいですね。心のそこから崇拝している園子温さんの映画に出るのがずっとずっと目標で、わたしの出演作を見てくださっている方で、鋭い人ならわかっちゃうと思うんですけど、私の演技には園子温監督の映画からの影響がかなり出てるんですよ。何度も何度も観てきたんでセリフも覚えちゃってるくらい。
  • ――丸山れおなの野望というか、夢がそこですね。映画出演。
  • れおな今年はお芝居パートの多いAVにもたくさん挑戦していきたいですね。じつは憑依物のAVも実は撮っているんですけど、監督さんからも「まるちゃんなら男性役を3役任せても大丈夫!」と言われて50代男性と30代オタク、あと小6くらいの弟役を演じることができてそれがまた自信につながったので、お芝居を通じて内面というか丸山れおなの脳みその中身まで覗き見れるようなそういう作品にもっと出て行きたいなという目標があります。
  • ――平成が終わって新しい世の中がきますが、これからの丸山れおなにも要注目ですな! ちなみにプライベートの目標は?
  • れおなプライベートではもっとセックスしたいですね!
  • ――ギャハハハハ!
  • れおなツイキャスで配信していて女の子からコメントが届いたんですよ。「れおなちゃんがセックスしていないのはおかしい、ずっとセックスしていてください」って(笑)。その期待にはこたえて生きたいなと思ってます、みんな大好きです!
  • 前後編でハチャメチャなボリュームとなったロングインタビューでした。AVで観る「ただものじゃない」あの感じの秘密がちょっとわかったんじゃないでしょうか。もっと好きになるために、いま一度出演作の観直しと新作チェックをお勧めいたします!!
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  • (取材・文=お豆さん)