【後編】いま、初めて明かされる!AVデビューのきっかけは、あの有名AV女優のひと言だった!!&それ、おかずになるの?日常のほんのちょっとした 仕草をエロに昇華させるっていう高度な技をお持ちのようです。【卯水咲流 人気AV女優インタビュー】
2018.09.03
- ――さて、中学生の時点ですっかりオタクとして確立していた咲流ちゃん。ここからは恋バナについて掘り下げさせてもらおうかな。
- 卯水咲流(以下、卯水) 恋バナか〜〜〜〜。あ、初めて彼氏ができたのは中学校3年生の時でしたよ。でも、その人とは手も繋がず、チューもせず、ひじょうに清いお付き合いで終わっていました。
- ――ちなみに、その頃のオタク活動は?
- 卯水その頃は、完全に高校でオタクを卒業するつもりでしたね。部活もしっかりやって、今でいうリア充っぽくしようとして頑張ってました。
- ――高校デビュー的な(笑)。
- 卯水でも、残念ながら部活の先輩たちがけっこうオタクな方々で……。「仮面ライダー」シリーズや「デジモンアドベンチャー」にハマっている姿を見て、そんなに面白いなら……と見ているうちにコッソリ復活してました(笑)。あと、ゲームも止められなかったですね。
- ――それでも、高校時代も彼氏はいたんでしょ?
- 卯水いましたね。高校1年生の時に、同じ高校の3年生の先輩とお付き合いしていました
- ――言わずもかな、だけど相手の方はオタクじゃなかったんだよね?
- 卯水はい。だから、言いたいことも言えないような感じでしたよ。でも、音楽とかはそれなりに共通の趣味として話ができたし、映画もなんとか……。
- ――好きなジャンルは何って言ってたの?
- 卯水SFとかアクションでしたね。基本的に男の人の好きそうなものだから、不自由はなかったです。
- ――初体験もその人だったの?
- 卯水そうです。笑っちゃうんですが、未だに日にちも覚えてるんですよ。高校1年生の5月5日。子どもの日(笑)。
- ――そりゃあ忘れないわ(笑)。どういうシチュエーションだったとかも覚えてる?
- 卯水彼氏の部屋でごくフツーに経験しましたよ。特に変な性癖が現れることもなく。本当に、一般的な初体験だったと思います。
- ――そこから先、セックスにはハマっていった?
- 卯水ん〜〜〜〜……そんなことはないかなぁ。強いて言うならば、今の方が断然セックスにハマってるんじゃないでしょうか。今がいちばん性的なことが楽しい時期なんですよ。
- ――だとすると、そんな咲流ちゃんがAV業界に足を踏み入れるにあたってのきっかけはどこにあったの?
- 卯水それは、桜木凛ちゃんなんですよ。以前「嬢王」という作品で共演をさせてもらってんですが、その時に「AVってどうなの?」って聞いてみたんですよ。そしたら「AVは怖くないし、みんな優しいよ」って返ってきたから……。
- ――ちょっと待って。それじゃあ、桜木凛ちゃんのその言葉が?!
- 卯水はい。彼女が「怖くない」って言ったからこその選択ですね。今までは「興味があったから」としか言ってなかったんですけど、実はそれが大きな鍵になっていたんです。後押しされたとまではいかないですけど、考えるきっかけはまさにそれかな、と。
- ――なるほど。それは一つの大きなターニングポイントでしたね。
- 卯水私としては強い決意で入ったというよりは、そういう道もあるんだっていう選択肢が1つ増えた感覚でしたね。よく考えてみれば、脱げる女優って芸能界にそんなにいないし。
- ――言ってみれば、「何でも演じられる女優」になるためのステップ?
- 卯水それもありますけど、「身一つで頑張れば怖いものはなくなる」って思ったことが大きいです。私って引き出しを開けて飛び込んだはいいけど、怖くなってその中には入れない……みたいなタイプなんですけど。だからこそ、この業界に来て、背中を押してくれる素晴らしいスタッフとの出会いがあったんじゃないかなあって改めて今実感していますね。
- ――改めて、デビューしてからの5年間。決して短くない時間だったと思います。その中で印象に残った仕事があったら教えてもらえるかな?
- 卯水初めて痴女をやった時ですかね。もうこれぞTHE・痴女って感じの作品で、首絞めとか顔踏みの注文にすごく戸惑ったんですよ。自分がイヤなことを他人にしたくないなって思って。
- ――初めての痴女でそれは、なかなかハードですしね(笑)。
- 卯水でもメイクさんから「あれは男優さんにとってのご褒美だから、本気でやってあげなきゃだめだよ」って言われて。今思うと、あの男優さんとメイクさんが居なかったら、今も私は痴女を楽しめていなかったと思うんです。
- ――実は咲流ちゃんにとってかなり重要な出会いだった、と。
- 卯水撮影の中で、それまでは自分がちょっとだけガマンしていればいいとばっかり思っていたけど、相手を見ながらやるってことがここ1、2年でできるようになって。これって、セックスにとって必要なことなんだなって。
- ――なるほど。撮影への姿勢だけでなくセックスに対しての考え方も変化したんだね。
- 卯水はい。それまではなんとなく流れ作業のようにしていたエッチが、すごく楽しく感じられるようになりましたね。それと共に、目の前にいる男優さんだけでなく、画面の向こうにいるであろうユーザーさんの快感まで巻き込むようなものを作り上げたいと思うようになりました。
- ――さっきの話からすると、咲流ちゃんってもともとはSキャラってわけではなかったんだよね。
- 卯水そうですね。でも今はSとM両極端なお仕事が多いかなって思います。痴女と凌辱が半々なんです。
- ――そりゃまたふり幅が広いな(笑)!
- 卯水やる時はやる、やられる時はやられる!どちらも出来るっていうのが私の武器なのかなとも思っています。でも、まだ凌辱に対しては自分の中で腑に落ちていないんですけどね。自分の中で嫌なのに感じているのが快感……みたいなことなのかな。
- ――女優としてではなく、プライベートの自分としてはSとMではどっちだと思う?
- 卯水奉仕型のMだと思います。相手が悦ぶことをしてあげたいですね。叩いて欲しいなら叩いてあげたい。私を責めたいなら、それでもいい。
- ――相手の希望によってはSも演じられるし、Mにもなれるわけだね。
- 卯水でも、本物のドMくんを弄っている時は、心から楽しんでます(笑)。なんだか、ここ最近はエロにどんどん興味が沸いてきていて面白いんですよね。デビュー当初はそこまで好きだとは思ってなかったんですけど。
- ――オナニーなんかもする?
- 卯水しますよ〜。日常のエロが一番のオカズです!
- ――えっ、日常?!ふだんの生活の中でエロスを見つけ出すタイプなの?
- 卯水そうです。たまたまブラが透けてる女性がいて、たまたま近くに男の人がいるって状況を見た時に、自分ならどうするかなって思ってドキドキしちゃう(笑)。
- ――それは、面白い(笑)。でもオカズにはなるか〜?
- 卯水私はなるんですよ。ガードレールをスカートで跨ぐ女性を見かけた時も、そういうの気にして無さそうに豪快に動いてたのに、後でキレイにスカートを直す姿とか、超グっとくるんですよ。
- ――女性の恥じらいに萌えるタイプなのかな?
- 卯水そうかもしれませんね。私、女の子大好きなんですよ〜。リスっぽい可愛い子がいると、レズ現場ですっごいテンション上がっちゃうんです(笑)。今の女優さんはみんなキレイでカワイくていいですねえ。
- ――いやあ、咲流ちゃんのルックスにも驚愕だけどね。30代には絶対に見えない。
- 卯水私は私なりに、32歳の良さを出していければと思ってるんですけど……。たまに周りから「世間の32歳の基準がおかしくなる」という苦情がくることもあります(笑)。
- ――では、最後にひと言メッセージを!
- 卯水ニーズがある限りはAVに出続けたいと思います。だって、楽しいから!今ある仕事は、AVに出てるからこそいただけているものですし。これからも、頑張っていきたいと思います。
- ――ありがとうございました。
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- (取材=もちづき千代子)