「ロリ系熟女」という新たなジャンルを確立した成宮いろはさん。デビュー前に相互鑑賞、スワッピングで開放された性への探究心は、まだまだ継続中!熟女レジェンド目指して新展開への挑戦意欲も旺盛です!!【成宮いろは人気AV女優インタビュー】
成宮いろは
今年の夏で丸5年になります。
熟女女優さんは10年選手が多いのですが、まだ若手ですね。
成宮いろは
長くやっていらっしゃる方は多いです。まさか自分でもこんなに長くやれているとは思ってもみなかったので、あっという間の5年間でした。
キャリアの中では2016年の「スカパー!アダルト放送大賞熟女女優賞」がいちばんの思い出ですか?
成宮いろは
いま思い返してみると受賞後はいろいろなお仕事をさせていただき、いちばん充実していて忙しかった時期です。
今年の授賞式は新型コロナの影響で延期されています。ノミネート者はまだ結果も知らないで悶々としていると思いますので、ノミネート者に励ましのメッセージはありますか?
成宮いろは
みなさん不安と期待とプレッシャーがあると思いますが、あまり思い悩むことなく、堂々と構えていただければいいのではないかと思います。
成宮さんは受賞後、女優人生は変わりましたか?
成宮いろは
取材やAV以外のお仕事も増えました。受賞をきっかけに「知りました」というファンの方もいて、イベントや撮影会に来てくれるんです。受賞はすごくいいきっかけでした。
受賞するのかしないのかで、その後の女優人生が変わりますか?
成宮いろは
そうですね。受賞歴があると変わります。
デビュー前のお話を聞きたいのですが、デビュー前は何をされていたのですか?
成宮いろは
アダルトのお仕事もしたことがなく、エステ系のお仕事をしていました。学生の時から本当に変わったこともせず、反抗期もなく育ってきたので、遅い反抗期ではないですが、人と変わったことがしてみたいと思ったことがデビューのきっかけです。
初体験は何歳ですか?
成宮いろは
高校卒業間際の18歳くらいです。そんなに経験人数は多い方ではないのですが、好奇心はあったので、いろんなことを見たり、経験したりしたい気持ちはたくさんありました。
いちばん自分の中で変化があったのは20代半ばにクラブに毛が生えたようなスナックみたいなところでお仕事をちょっとやっていたんです。そこで知り合った年上の男性と付き合っていろいろなことを経験しました。
いろいろ?意味深ですね(笑)。
成宮いろは
その人がスワッピングとかハプニングバーとかに遊びに行くのが好きだったんです。私はそんなに男性経験がないですし、普通のデートをしていたんですが、突然「コスプレができる喫茶店があるけど、ちょっと遊びに行かない?」と言われて、ついて行ったらカップル喫茶だったんです。
入ったら休憩スペースがあり、奥にはマットレスが敷かれたプレイゾーンがあり、くんずほぐれつやっているんです。
いきなりですね!?
成宮いろは
もう、ビックリしちゃって、最初はとても一緒に入って行くことができなかったけど、そこにいる人たちが非常に気さくで、すごく楽しくお話ができたんです。
「僕はこういう性癖があって、この前、こういうことをしたんだ」とか話していて、パートナー同士もフラットなんです。両親が性に対して古い考えの人だったから、私は恥ずかしいことという認識があったんです。それが、この人たちは生き生きとしていてすごいなあと思い、話していてすごく楽しかったんです。
たびたび当時の彼とそこに遊びに行くようになり、相互鑑賞や違うパートナーを交えてエッチなことをしたり、経験を積んだりしてエッチに対する考えが変わりました。
どういうふうに変わりましたか?
成宮いろは
明るいイメージになりました。そこで好奇心のスイッチがカチッと入ったことが、この世界に興味を持ったきっかけになったと思います。
ハプニングバーではどういう体験をしました?
成宮いろは
ハプニングバーだからエッチをガンガンやっているっていうものでもないんです。来ているお客さんによって雰囲気や、やることも違いますが、すごく開放的な感じで、いい意味での衝撃でした。「私も正直になっていいのかな」って思わせてくれたんです。
相互鑑賞はカップル同士でエッチな場面を見たり、見せつけたりするんですか?
成宮いろは
そういう場面もありますが、初回はそこまでできなくて、私はいろんな人たちがエッチなことをしている場面を見学していました。
慣れてきたら参加するんですか?
成宮いろは
そうです。そういう店は常連さんが何人かいらして、私の彼も「この人だったらプレイヤーとして慣れているし、信頼できるから、この人と遊んでみたら」って言うんです(笑)。遊び慣れているおじさんに教えてもらいながらプレイするんです。
エッチな場面を彼に見られてどうでしたか?
成宮いろは
最初は恥ずかしいです。でも、いまも撮影の時にちょっと見られるのが好きなんです。ギャラリーがいると燃えるじゃないですけど、周りの人に「おお!いいね!」と言わせたいんです。あはは(笑)。
だから、人に見られたり、大衆の中でしたりすることに対して、ヘンな心地よさを覚えました。
逆に彼が他の女性とプレイをしているところを見て、どう思いましたか?
成宮いろは
それはやきもちを焼くんです。だから「あなたはあまりやらないで欲しい」って言った気がします。
嫉妬させたいという、当時の彼の思うつぼですね(笑)。
成宮いろは
そうです。悲しくなるんです。でも、自分は見られたいんです。ふふふ(笑)。
その後、2人で燃えちゃうんですか?
成宮いろは
そうです。最後の締めは2人です。
見られるのが好きな性癖は他のシチュエーションでもありますか?
成宮いろは
オナニーをする時、鏡に映してやるのが好きなんです。それは子どもの時からです。
オナニー自体は何歳からですか?
成宮いろは
アソコを擦って気持ちよくなる感覚は2歳の時からあったんです。
無意識ですか?
成宮いろは
無意識です。多分、何かの拍子に擦られたり圧迫されたりして、おしっこが出そうな気持ちいい感覚がするっていうことがきっかけです。
それがオナニーと自覚したのは何歳ですか?
成宮いろは
小学校高学年です。父が地方出張の時に新幹線で読んだ大人の週刊誌をたまに持ち帰ったんです。ちょっとエッチなグラビアや記事をおかずにしていました。その記事を見て、「私がやっているのはオナニーって言うんだ」と勉強したんです。
当時はもちろん指でイジるだけですか?
成宮いろは
もちろん指ですが、あとは枕や毛布を挟んで擦り付けていました。
王道ですね(笑)。
成宮いろは
王道です。
擦り付けるということはクリトリスを刺激しているのですが、クリトリスという部位は知っていましたか?
成宮いろは
クリトリスを知ったのは、もう少し前だと思います。オナニーの時、鏡に自分のアソコを映した時に「これだ!」って思いました。
そのシチュエーションはエロいです! 濡れるという感覚はありましたか?
成宮いろは
小さい時は「気持ちいい」っていう高まりはあっても愛液は出ないんです。初潮を迎えるか迎えないかの時期に出るようになるんです。
「このドロっとしたものはなんだ? もしかしたら、この漫画に載っているこれかもしれない」という感じでした。
最初はクリトリスをイジるだけだったのが、中に何かを入れたのはどういうタイミングですか?
成宮いろは
マジックのマッキーとかシャープペンとかを処女喪失の前に自分で入れてみました。でも、そこは勇気がいるので、じっくりじっくりちょっとずつでした。
オナニーでイクことを知ったのは何歳くらいですか?
成宮いろは
「これが絶頂だ」って分かった後、そこから波が引いていく感じが分かるんですが、子どもの時にもそれがあった気がします。
はっきりと何歳でイクことを覚えたかは分からないけど、イク意識はあったんですか?
成宮いろは
そうです。ただ、高まって頂点まで行った後、波が引いて冷静になるじゃないですか。おそらく、その頂点がイクってことだったと認識しています。
初体験時にはイキましたか?
成宮いろは
さすがにイキませんでした。最初は気持ちいいとかイクことがあまりよく分からなかったんです。相手も一瞬でしたから。
一瞬ですか(笑)。初体験の相手はどういう方でした?
成宮いろは
違う高校の同級生でした。彼は経験があったらしいんですが一瞬でした。
セックスで絶頂を知ったのはいつですか?
成宮いろは
回を重ねていくごとでした。20代前半は相手に喜んで欲しいとか、経験値を積みたいとか、そういう衝動でセックスをしていた気がします。
プライベートは大人しいですね。その後AVデビューを果たし、デビュー時を振り返るとどうですか?
成宮いろは
怖い人がいると思っていました(笑)。デビュー作ではたくさんスタッフさんがいても、あまり緊張はしなかったです。だから、「すごく肝が据わっている」と言われたのを覚えています。
ただ、撮影前はさすがに緊張したし、前の日は眠れなかったことを覚えています。
怖い人がいると思うのはアダルト業界あるあるです(笑)。
成宮いろは
でも、実際は思った以上にフレンドリーだし、気を使ってくれました。撮影現場に入ったらすんなり撮影できました。
そこから熟女メーカーのタカラ映像で快進撃を続けました。タカラ映像では専属で何本出しましたか?
成宮いろは
専属は6本です。いまも定期的に新作が出ています。タカラ映像はお仕事をくださって本当にありがたいです。
成宮さんは熟女なのにロリの「ロリ系熟女」という面白いジャンルですね。
成宮いろは
そうなんですか?童顔は年相応に見られないし舐められちゃうから、ちょっとコンプレックスです。だから、それを認めてくれたり、かわいいって言ってくれたりする人がいることは、すごくありがたいです。
だいたい熟女のお姉さまは豊満で年相応の見た目の女優さんが人気でしたから、新しいジャンルを確立させました。
成宮いろは
嬉しいです。
成宮さん自身もずっとそのイメージを大切にしていますか?
成宮いろは
そうですね。人に見られる仕事をしていると、自分を客観的に見るようになるんです。
本当は背が高くてSッ気があって痴女が似合うお姉さまに憧れがあるので、そういう役もやってみたいんですけど、私のカラーとは違うのかなと思うんです。
熟女女優は人気ジャンルで競争がすごいのですが、その中で長く女優を続ける秘訣はありますか?
成宮いろは
あまり無理をしてはいけないと思っています。自分が楽しめるとか、自分の生活の中でいい刺激になるくらいのペースでやっていくことです。
あまり刺激の強い内容はやらないことですか?
成宮いろは
そこも挑戦させてもらえるなら、挑戦したいモチベーションはあります。ただ、「無理しているな」とか「痛がっているな」とかいう気持ちが出てしまうのはちょっと・・・。
そういうのはユーザーが分かりますからね。実際の性癖は見られる以外に何かありますか?
成宮いろは
ドラマものが多いんですが、芝居の中で展開していく作品は感情移入してやりやすいです。普段の自分と違う人物になることに面白みを感じます。
人妻役以外に何役が多いですか?
成宮いろは
やはり人妻やお母さん役が多いですが、職業ものだと看護師とか介護士もあります。
撮影はもう慣れましたか?
成宮いろは
緊張しないで臨めるようになりました。緊張すると身体がこわばってダメなんです。リラックスして相手に委ねる感じです。
緊張はどういう時にしますか?
成宮いろは
初めてのメーカーさんとか、知らないスタッフの人たちばかりとか、やったことがないジャンルの撮影の時とかです。そういう時は多少、プレッシャーを感じます。商品を作っている意識が出るんです。
性行為の緊張ではなく、職業意識の高さからの緊張ですか?
成宮いろは
そっちの緊張です。だから、撮影が始まると気にならないです。
プロフェッショナルです!
成宮いろは
いえいえ。
いま、月に平均何本くらい撮影していますか?
成宮いろは
波がありますが月に4本くらいです。多い時も少ない時もありますが、いい感じでお仕事をやらせていただいています。
ピンク映画も出演していますが、ピンク映画はどのくらいから出演していますか?
成宮いろは
いちばん最初は池島ゆたか監督の『妻たちの宴 不倫痴態』で、2017年から出ています。
ピンク映画出演のきっかけは?
成宮いろは
ずっと興味があり、お話をいただきました。だから、すごく嬉しかったです。
AVとピンク映画は撮影方法も内容も相当違いますが、ピンク映画の撮影現場はどうですか?
成宮いろは
最初、ピンク映画では本当に演技ができなくて、セリフをきちんと頭に入れて撮影現場に行ったらいいものを、AVの撮影現場の感覚で行ったんです。
怖いですねえ(笑)。
成宮いろは
そうなんです。怒られました。
初作品で怒られたのに、その後、5作品ほど出演していますが。
成宮いろは
ありがたいです。「こうしないといけないんだ」と気が付いてからは、ちゃんと準備をして撮影に臨んでいます。
他にやりたいジャンルはありますか?
成宮いろは
カメラの前で芝居をするのが好きなので、熟女AVというジャンルで新しいことに挑戦していきたいです。痴女作品や自分がリードする作品とかです。サキュパス(夢の中に現れる女淫魔)とかやりたいんです。
最近、サキュパスは流行っています。
成宮いろは
でも、私にはこないだろうなって思っています(笑)。
キュートな雰囲気になりそうです(笑)。痴女作品はやったことはありますよね?
成宮いろは
何本かやらせていただきました。個人的には楽しいんです。
プライベートでも痴女の気持ちはありますか?
成宮いろは
相手によると思います。でも、ゴリゴリの痴女とは違うと思います。相手が痴女を喜んでくれるのならやる感じです。
成宮さんは見た目が若くてキュートだから、今後も息長く女優活動はできますね。
成宮いろは
オファーがいただけるうちはやりたいです。ある程度、大人になってから女優を始めたので、やめるきっかけが分からないです。
ロリ→お姉さん→熟女と段階を踏みますが、成宮さんはそうではないですからね。しかも、まだまだ若いです。目指している女優さんはいますか?
レジェンドの域まで成宮さんも行けますよ。
成宮いろは
マイペースにやっていきたいです。
いまは新型コロナの影響でイベントも中止になり、なかなかファンに会えないと思いますが、会えるチャンスはありますか?
成宮いろは
毎月、月末に撮影会はしています。対策を施して開催していますので、ぜひ、遊びに来て欲しいです。
こういう時期だからこそ、息抜きにもなりますからね。では、最後にファンの方にメッセージをお願いします。
成宮いろは
これからもよろしくお願いします。5年目を迎えるので新しい私、新しい展開を見せていきますので、期待してください。
女優歴が長そうに見えますが、実はまだ2015年デビューなんですよね。