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【第1回】「いきなり指を3本入れられて…」苦い初体験がAVデビューのきっかけに!?【夏目優希 人気AV女優インタビュー】

2015.10.16

今、大ブレイク中のショートカットAV女優の先駆けとして、2011年にAVデビューを遂げた夏目優希ちゃん。昨年、開催されたゲーム『龍が如く0 誓いの場所』の出演権をかけたAV女優人気投票において、堂々の23位を獲得する人気女優でありながら、これまでインタビューの経験はゼロ。デビューから4年目にして、遂に神秘のベールを脱ぎ去ります。

  • Q. これまでインタビューをうけてこなかった理由は?
  • 夏目優希(以下、優希) 「たまたまですよ!と言っても、最初の頃はバレるのが恐くて取材は一切断っていたんですけど。でも、最近はいろいろなところに顔をだす機会も増えてきたし、自分の思っていることを話すことで、何かがかわるかもって思ったんです。 」
  • Q.それは嬉しいです!では、早速だけど、デビュー前は何をしていたの?
  • 優希「キャバクラで働いていました。お酒が好きなので楽しくできるかなって思っていたんですけど、私、マメじゃないし、おしゃべりに夢中になると、いつの間にかお客さんと接近してて、それがあまり良くないらしくて。で、向いてないんだな~って分かって辞めました。 」
  • Q.では、AV女優になったきっかけは?
  • 優希「スカウトです。元々、この業界に偏見がなくって興味本位。先に、友達がやっていたので、軽く雰囲気は聞いていたんですよ。待遇とかどうなのかなって聞いたら「自分がイヤなことは事務所に伝えておけば聞いてくれるし、撮影もそんなに辛いことはしないよ」って教えてくれて。それで、興味が湧いていて、そんなタイミングで声をかけられたので、特に悩むこともなく1週間くらいで「やってみようかな」て決めちゃいました。 」
  • Q.AV女優になると意気込んで業界入りしたわけではなく、社会科見学ノリに近かった?
  • 優希「そうなんですよね。私、元々、セックスに対して淡白なんです。嫌いじゃないしむしろ好きなんですけど、つきあった彼とセックスする時、私はイかなくっていい、彼がイッてくれればって考え。勿論、イクという感覚を知りたい気持ちはありましたけど、現状で気持ちいいのでそれで満足していました。それより「早く終わってくれないかな~」って考えてしまうことが多くて。 」
  • Q.セックスが嫌いじゃないなら、どうして?
  • 優希「たしかに気持ちいいんですけど、めちゃくちゃ気持ちいいセックスをしたことがなかったから、それ以上のものがあるって知らなかったんです。それより、オナニーの方が気持ちいいなって思っていて。 」
  • Q.もしかして、男性にガツガツ求めるのは好きじゃなかった?
  • 優希「はい。苦手なんですよ。甘えたり、ベタベタするのも苦手で。一般の男の子ってAVをお手本にしてるじゃないですか。そのせいで初体験もあまりいい思い出ではないんです。 」
  • Q.優希ちゃんの性のルーツになった初体験。もっと詳しく知りたいな!
  • 優希「彼が登場したときから「ズコ~ッ」って滑り落ちちゃうくらいヘンだったんです。場所は私の部屋だったんですけど、恥ずかしいので、彼をいったん部屋から出してからお布団を敷いて、その中に私が入って準備して「いいよ~」って呼びこんだんです。それで入ってきた彼の格好が、上は制服のYシャツ一枚で、その下がパンツで、靴下履いてて。要はズボンを脱いだだけだったんですよ。もうムードも何もないなって格好で「じゃ、始めようか」って言われて。 」
  • Q.あははは…女子が夢見るスタイルじゃないね。彼も初めてだったのかな?
  • 優希「そうなんです。女の子としては小指くらいから入れて徐々に慣らして欲しいじゃないですか。それが急に3本まとめてガッと入れられちゃって。それで「男の子って女の子の気持ちよりも、AVの知識でそのままシちゃうんだ!」って思って。 」
  • Q.がっかりした?
  • 優希「そこまでではないですけど、痛かったですね~。でも、その後、トントントンと進んでいったんですけど、その途中でお母さんが帰ってきちゃったんです。しかも、玄関の鍵を閉めて、さらにドアのフックをかけていたので、お母さんが家の中に入れなくって、外から電話をガンガンかけてきたんです。フックがかかっているという事は、中に私がいるってことバレバレじゃないですか。それでもう「ヤバイヤバイ!」ってなって、即中断。彼は発射もできずにね。 」
  • Q.あららら。痛いし、気まずいし、もう散々だ…。
  • 優希「そうなんですよね。しかも、その後の話もあって、私が急いで着替えて何食わぬ顔で玄関に行って「あ、お帰り~」ってお母さんを迎えたら、なんと彼が脱いだズボンをリビングに置きっぱなしにしていて…。それを見たお母さんは「もう一回出かけてくる」って出て行ってしまって…ははは。 」
  • Q.今となってはネタになるけど、当事者は気まずいよね。それはいくつのとき?
  • 優希「けっこう早いんですよ。中学2年生の時で、相手が2つ上でした。彼は地元の先輩なんですけど、中学に入ってから知り合った人で、中2に上がる頃に連絡を取り合うようになって、私も好きだな~って思ってたし、流れでつきあうことになったんです。で、つきあって1ヵ月半くらいでエッチすることになって。16歳の男子って頭の中、まっピンクじゃないですか。だから、押しに負けてやってしまった結果、まさかの指3本で…。 」
  • Q.でも、OKしたということは優希ちゃんの中にも、チャンスがあるならセックスしてもいいかなという期待はあった?
  • 優希「まぁ、ありましたね。私の仲良しの女の子が私より先にファーストキスをしたんですよ。それで、やっぱり話題を共有したいじゃないですか。それで私も、初体験の人とファーストキスしたんですよね。そこからですね。セックスを意識するようになっていって、女の友達は勿論なんですけど、仲のいい男の子の友達にもそういう話を聞くようになっていったんです。 」
  • Q.男子にまで!?何を聞いたの?
  • 優希「私、それまで下ネタ程度の知識しかなくて、それで、男の子に「もし、つきあってる彼女がいるとして、今、セックスしたいと思う?そろそろ、周りでもセックスする人がでてきてもおかしくない年頃じゃない?」って。そうしたら「自分がしたいならすればいいんじゃない?」って言われて、それでじっくり考えてみて「よし、しよう!」って決意したんですよ。 」
  • Q.そこまで慎重だったからこそ、余計に初体験が苦い思い出になってしまったのかも。もしかしたら、彼の方も苦い想い出なのかもしれないね。その後はどうなったの?
  • 優希「結局、その彼とは、その後2回くらいしかしなくて別れちゃいました。3ヶ月くらいかな。何か違うなって思ったんです。それ以来、いつのまにか、ヘタな前戯を長くされるくらいなら「即入れて早く終わってくれ!」って思うようになってしまって。だって、相手が好きな人なら、前戯なんてなくても濡れてるでしょ? 」
  • Q.そうだよね。特に濡れやすいタイプなら。でも、その話を聞くと、むしろAVが嫌いになってしまいそうな気がするんだけど?
  • 優希「私は違ったんです。そこまで一般の男の子がお手本にしてるAV男優とセックスしたら、どうなるんだろうって、そっちに興味が出て、そういう気持ちもあったので、はじめてみたって感じなんですよね。 」
  • Q.女優さんの中には「私のセックスが間違っているから、彼とのセックスがいまいちもりあがらないんじゃないのか?」と悩んでAV業界にやってくる子もいますよね。優希ちゃんは、そうは考えなかった?
  • 優希「はい。私、むしろセックスには前向きなんです。フェラも嫌いじゃなかったし、彼に毎日求められても全然平気だし、1日で何回できるかなんてチャレンジをしてみたこともあったし。セックスに対する姿勢は後ろ向きではなかったと思うんです。だから、不満はなかったんですけど、その先が気になったんですよね。 」
  • Q.好きだけど、何かが欠けていたって感じかな?
  • 優希「そうですね。2人目の彼とは凄く相性がよかったみたいで、セックスって気持ちいいだって分かったんです。彼はクンニもしてくれたし、私もフェラを頑張るようになって、どんどん気持ちよさを知っていったんです。それから、女性って、時間をかければかけるほどいいって聞いて、もっと先があるんじゃないかって興味が湧いたんです。普段なら10~15分で終わるところを、AVなら1時間近くかけてしますよね。そこまで長い事やってみたら、全てにおいて好きになれるのかなって。 」
  • Q.セックス観を変えてくれた2人目の彼はセックス慣れしてたんだね?
  • 優希「いいえ、童貞です。実は私、その後、中学時代にいろんな男の子とエッチしたんですけど、みんな童貞だったんですよ。二人目の彼が2つ上で、その次と次の彼は同じ年で…。 」
  • Q.中学生で次々と童貞君を相手しちゃうなんて、モテモテだね!
  • 優希「う~ん。モテたという感覚はないんですよ。一気に迫られたわけじゃなくて、コンスタントに彼ができたって感じで。 」
  • Q.「〇組の夏目って、男と別れたらしいよ」って噂が流れたら、次の誰かがアタックしに来るみたいなこと?
  • 優希「いいえ、なぜか同じ中学の男子には全くモテなかったんです。きっと、慣れあいすぎて友達にしか見えなかったんじゃないかなって思います。だから、付き合ったのは全部他校の男の子ばっかりなんですよ。ゲーセンで友達とプリクラ撮ってる時にみかけたとか、友達から「俺の友達が連絡先に知りたいんだけど」て言われて、教えたり。だから、最初はみんなで遊んでいて、そこから付き合うって流れが多かったですね。 」
  • Q.地元では有名な美少女だったんだね!
  • 優希「どうなんでしょうね。顔は当時とあまり変わってないんです。あ、写真あるので見ます? 」
  • Q.うわ、カワイイー!これは他校から続々くるよ~!
  • 優希「そんなことないですよ。でも、先輩とも仲良くしてたので、周りからみたら「この子とつきあっておけば、いいことありそう」って思われていたんじゃないかなって思います。中学特有の、先輩と遊んでる子はモテるみたいな認識ってあるじゃないですか(笑) 」
  • Q.年上とつるんでるハデな遊び人みたいなイメージあるよね。実際、ヤンチャな子だったの?
  • 優希「いや~、そんなことないですって。未だに地元の友達と連絡取ったりしますけど、女の子ばっかりですもん。男の子とは疎遠になってて。でもね、デビュー作がリリースされて2週間くらいの時、地元の男の子から連絡が来たんですよ。「お前、AVやってない?」って。 」
  • Q.うわ!顔が変わってないから、すぐにバレちゃったんだ?
  • 優希「そう!だから、内心パニックで「なんでこんなにすぐバレるんだろ~」ってあたふたしてマネージャーにも「どうしたらいいのぉ~」って相談して。で、冷静に「やってないけど?」ってサラッと流すことにしたんです。 」
  • Q.今でも内緒にしてるの?
  • 優希「いいえ。今は、聞かれたら認めています。当時は、好奇心で始めたものの、うしろめたい気持ちが強くて、始めたばっかりのときはバレないように、プルプル震えながらやり過ごすことに必死でしたけどね。でもね、いまだに家族には言えません。友達も家族にも全員に話す女優さんもいるって知ってますけど、私はまだムリですね。成人式にも行けませんでしたからね。 」
  • Q.夢を持って入ってきても、やはりプライベートな生活に支障をきたすのは致し方ない仕事だからね。家族にも公表している女優仲間をどう思う?
  • 優希「凄いと思いますし、羨ましいし、カッコイイと思います!同じ仕事をしているにあたって、全力じゃないですか。自分が売れたい、一番になりたいって気持ちがあると思うんです。でも、私自身がそうだったかと言えば、私、きっとそうではなかったと思うんです。 」
  • Q.もう最後まで言わない?
  • 優希「そのつもりです。仕事は、まだキャバクラを続けてるって嘘をついてるんです。でも、もし万が一バレテしまったときは言いくるめます。私、少額ですけど実家に仕送りをしているんです。それがなくなったら困るでしょって。大きな金額ではないけれど、少しでも親が困っている時にタシになればと思って。だから、これを武器にしようかなと(笑) 」
  • Q.そこまでしっかり考えていたんだ!
  • 優希「はい。母親に月の収支表を見せて貰って、私が計算してみたんですけど、たしかに困っているんだというのが分かって、仕送りすると決めたんですよ。 」
  • Q.親孝行を続けていけば理解してくれると思うけど、そればかりは他人が分かることではないし、分かってくれると信じるしかないね?
  • 優希「そうなんです…。全てを話して快く「がんばれ!」って言ってくれる家族って少ないと思うんです。でも、この仕事を知ってくれた上で心配してくれて、少なからずも応援してくれるのが家族だとは思います。だから、きちんと話せる女優さんは羨ましい。でも、私はずっと話さないつもりです。それもひとつの考え方だし! 」
  • 次回は、期待を込めて入ったAV業界のその後を告白してくれます。
    お楽しみに!!
  • (取材・文=文月みほ)