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【最終回】6年で300本以上の作品に出演してきた初美沙希ちゃんの一番忘れられない作品とは?【初美沙希 人気AV女優インタビュー】

2016.07.15

デビューするまで自分の性感帯すらよくわかっていなかったという沙希ちゃん。AV女優になって知った自分のカラダのこと、そして今までで印象に残っている作品などを語ってくれたインタビュー最終章。

  • ― 今までの、出演本数は覚えてる?ネットで検索しても分からないくらい多いでしょ?
  • 初美沙希(以下、沙希) 「総集編もありますし、正確な数は私も分からないんですよね~。前の名前の作品もあるし、名前が出ていない作品もあるし…う~ん、分からないですね。300本くらいはあるのかなぁ? 」
  • ― 300本という数も凄いですけど、プレイ内容も本当に幅広いよね。元々、濃厚なセックスに興味があったとうことだけど、セックスに関する貪欲さは上がった?落ち着いた?
  • 沙希「あぁ~、貪欲さですか…どうかな。最初のうちは何も分からなかったんですけど、続けていくほどにスケベな好奇心は上がってきましたね。例えば、乳首責めをず~っとされ続けたらどうなるんだろうとか。要するに変態になったということかな?(笑) 」
  • ― かな?(笑)
  • 沙希「セックスに対する貪欲さは今も変わらずだと思いますが、いろいろ自分の身体のことはどんどん分かってきましたね。性感帯とか、好きな体位とか 」
  • ― 性感帯すら知らなかったの?
  • 沙希「わかんなかったんです。しかも、完全なMだと思っていたんですけど、完全ではないな~って分かってきたんです。受け身で興奮するのではなく、ワガママな方のMなんだな~って(笑) 」
  • ― それは意外!?従順そうなのに?
  • 沙希「いえいえ『やって!私を弄って!』の方のMです(笑) 」
  • ― そう気づくきっかけになった作品は?
  • 沙希「きっかけはないんですけど、ある程度ハードな内容が増えてきた頃に、痛い事は嫌いだなって気づいてきて『あ、これはMとは言わないな~』って分かったんです。Mの子って、痛いのも気持ちいいって言うし、そういうシチュエーションだけで興奮できますよね?でも、私は『もっと責めて私を気持ちよくして~』と感じてしまうので 」
  • ― 責められることが悦びではなく、あくまで気持ちよくなることが目的なのね?
  • 沙希「そうです。だから、イカセものが好きなんです 」
  • ― イカセものの、限度を超えてイカされ続けると苦痛にならない?
  • 沙希「ならないですよ~。気持ちよければ激しく責められたいんです。やっぱり貪欲ですね(笑) 」
  • ― 逆にイジメる方はどう?
  • 沙希「デビュー当時は責められる作品ばかりだったので、男の人をイジめるなんて思ってもみなかったんですけど、初美沙希になってから痴女作品も増えてきて『あれ?私は責める方も好きなんだな』って気づいたんです。淫語は難しかったんですけど、男の人が気持ちよさそうな顔をしていると、感じてきちゃって。表情とか見てるだけで…あはは 」
  • ― 元々はロリM女からスタートしてるでしょ。痴女作品は最初から楽しめた?
  • 沙希「はい。痴女をやってみたくて、髪を染めてイメチェンしたんですから 」
  • ― えぇぇ~っ!?それはビックリ!
  • 沙希「そうなんです~。でも、淫語は難しいですね。ボキャブラリーがなくって。今でもまだまだ勉強中ですね~ 」
  • ― 共演作も多いけど、他の痴女役の女優さんの淫語を参考にすることもあるの?
  • 沙希「最初の頃は勉強のために他の女優さんが出演してる淫語AVを見て 、真似してみようとして覚えてみたりしたんですけど、最終的には、こういうものは現場でやってみて身に着けるものだと思うようになったんです。参考にするとしたら、ファンのみなさんが『こんなのが好き』って言ったことですかね~ 」
  • ― どんな要望が多いの?
  • 沙希「今は『こういうのやって』というリクエストより、『あんまりハードなのはやめて欲しいな』という意見が多いですね。共通の趣味の方がイベントにも来てくれるようになったんですけど、あんまりプレイがハードだと観られないみたいですね。イベントの為に買うけど、観ないという人もいます。勿論、中にはハードな方が好きという方もいますから、いろんな人の性癖に応えていきたいな~とは思っていますね 」
  • ― より多くの人を喜ばせたいという気持ちが、どんどんNGを解禁させていったの?
  • 沙希「はい。昔はアナルも怖くてできなかったんですけど、解禁したらアナル好きな方に喜んで貰えたので、よかったな~って。そんな感じでいろいろ解禁していったんです 」
  • ― アナル解禁はハードルが高いよね。怖かったのに解禁を決意できたのはなぜ?
  • 沙希「最初にアナル解禁の話が来た時には怖くて断っていたんですけど、業界が解禁ブームだったんですよね。だから、仲良しのキカタン女優さんも次々いろんなことを解禁していって、アナル解禁をする人も結構いたんです。そこで、どうだったか聞いてみたら『私は気持ちよかったよ~』という方がいたんです。ちゃんと拡張すれば大丈夫って。そのほかにもいろんな情報も得て、それならまずは一回やってみようと思ったんです。やってみなければ、痛いのか、苦手なのかもわからないし、まずは一回だけどオファーを受けたんです 」
  • ― 勇気を振り絞ったのね!
  • 沙希「えへへ…はい。でも、どうせやるならとことんって思ったので『BNA(ぶっかけ、中出し、アナル)』っていうシリーズ作品に出たんです 」
  • ― タイトルがすでにハードだね~。
  • 沙希「どうせやるならハードなものにして下さいと私からお願いしたんです。中途半端は絶対に嫌なので、ガッツリやってもらいました! 」
  • ― 実際に、初めてアナルセックスを経験した感想は?
  • 沙希「大変でした。私、お尻の筋肉が強いみたいで、拡張はしてもらったんですけどなかなか入らなかったんです。しかも、お尻の中に中出ししても出てこなくって…。抜いた時にお尻の穴からたら~んと流れ出てくるのがアナル作品の見どころじゃないですか。だから『お願いだから、垂れてよ~』って。でも、2時間ノンストップで撮るドキュメンタリーな作品だったので、撮影自体は短くて、そこは思っていたよりは楽でしたね 」
  • ― では、その逆に本気で気持ちよくなれた作品は?
  • 沙希「鉄板さんの『汗だくSEX』ですね。これは監督から事前に好きな体位を聞かれて、それを実際にやってもらったんです。寝バックが好きで、身動きが取れない感じがたまらないんです~ 」
  • ― 沙希ちゃんって本気で感じているとき、子猫ちゃんみたいに無防備な顔するよね。『もう好きにして~』って顔に見えるよ。
  • 沙希「えへへ…子猫ちゃんですかぁ~?でも、スタッフさんも男優さんも信頼してるので、セックス中に本気で感じてたら無防備になっちゃいますよね~ 」
  • ― とろとろ~っとしたセクシーな顔がいいよね。元々、イキやすいの?
  • 沙希「いいえ、イクってどういうことなのか分からなかったんですよね。それが、撮影を続けていくうちに『これがイクかな?』って感じられるようになってきて、今ではそれがイッてるってことだと思っています 」
  • ― イッてる時の感覚を言葉にすると?
  • 沙希「きっとイクってことは女性それぞれ違う感覚で正解なんてないんでしょうけど、私の場合は気持ちいい何かがぐわ~ってせりあがってくる感じっていうのかな。表現が難しいけど、何かが上がってきて最後に『もうムリ~』ってなったら、それが絶頂かなって。でも、本当によく分からなんですよね 」
  • ― では、6年間の活動の中で一番忘れられない思い出の作品は?
  • 沙希「本当にたくさんありすぎて、どうしようか悩んじゃいますね~。強いてあげるなら、h.m.pさんの『さきっぽ。~さきっぽのいろんな 〈ぽ〉でアナタを引きずり込んじゃうんだぞスペシャル!!!!~』ですね。これはアダルト放送大賞で作品賞を受賞した作品と同じ監督の作品でもあるんですけど、これを撮ってくれたヘイキチロウ監督がh.m.pを退社されることになって、監督のラスト作品でもあって、あと撮影日が私の誕生日でもあって、もういろんな想いが盛り込まれた特別な作品なんです 」
  • ― ヘイキチロウ監督というと、女優さんのかわいらしさを惹きだすのが本当に上手な監督さんですよね。沙希ちゃんの作品も名作が多いよね!
  • 沙希「はい。監督さんがとてもいい人で、現場の雰囲気も凄くいいんです。チームワークも抜群だったので、終わってしまうのが本当に残念で、最後にインタビューを取っている間、2人で号泣しっぱなしでした。いろいろ思い出しちゃって、私が『なんで辞めちゃうんですか~?』って先に泣いちゃったんですけど、それを見て監督も泣いちゃって… 」
  • ― 女優さんが引退する監督を泣かせるなんて前代未聞だね~。
  • 沙希「あはは…本当にお世話になったので、つい。ヘイキチロウ監督との出会いは私にとって大きかったんです。h.m.pさんで宣伝部長をやるきっかけにもなったし、ちかっち(有村千佳)と仲良くなったのも監督の作品がきっかけだったし、だから監督の存在は私の中ではとても大きかったんです 」
  • ― ヘイキチロウ監督との相性がよかったんだね~。
  • 沙希「はい。h.m.pさんって単体メーカーで爽やか~というイメージでしたので、最初に撮影が決まった時は『私も撮って貰えるんだ!』って嬉しかったし、イメージシーンの撮影もアイドルみたいに取ってくれてそれも嬉しくって。シャボン玉を膨らませるシーンは『なんだこれ!?』って思うくらい忘れられないし、女優ではなく私の素の状態を写してくれたことも嬉しかったですし、これまでの撮影とはいろいろ違ったんです 」
  • ― たしかに監督の優しい視点が印象的で、他の作品でのイメージと全く違う沙希ちゃんが捉えられた名作が多いよね。個人的には『新人・初美沙希デビュー』は、デビューから4年目とは思えないほど初々しくて好きなんだけど、あぁいった素顔に焦点をあてた作品は、キカタンの女の子にとっては本気で恥ずかしいらしいね?
  • 沙希「そうなんですよ~。ちかっちとのレズ作品(ふたり合わせて『ちかっぽ』の仲良し湯けむりレズビアン)は、台本がなくて、監督から『はい、どうぞ!』って言われて始まった撮影だったんですけど、本当に恥ずかしかったですよ~。タチもネコも決まってなくて、本当に一から自分たちの思ったままをするという内容だったんですけど、2人とも女優なので『まずはキスでもしとく?』みたいに探り探りで(笑) 」
  • ― うわ~、付き合いたてのカップルのセックスみたい。見てるこっちも恥ずかしくなるよね。それがたまらないんだけど!
  • 沙希「えへへ…付き合いたてみたいでしたね。それまでもちかっちとのレズ作品はあったんですけど、設定が決まっていたので恥ずかしさはなかったんです。でもね、ファンのみなさんたちもそういう素の顔が好きみたい。プライベートの顔を見てる感覚なのかな? 」
  • ― そうでしょうね。カメラを気にせず笑ってる顔を見ると『普段からこういう顔で笑ってるんだろうな~』って想像できてほっこりできるからいいよね。それにしても、ハードからほっこり系ドキュメントまで本当にいろいろなジャンルの作品に出演してきたよね。これからもまだ挑戦してみたいことはある?
  • 沙希「割とベテランになってきたので、後輩の育成というとおこがましいんですけど、後輩を前面に出してあげる機会を作っていきたいな~と思っています。以前は深夜のニコ生放送をやっていて、それに出演したのをきっかけにファンが増えたりしていたんです。でも、今はなくなってしまったので、ニコ生のように素顔の魅力をお見せできるチャンスを作りたいなって。番組を作ってロケに行ったりしたら、素の魅力がより出せるんじゃないかなって 」
  • ― 自分自身の夢を追うのはなく、後輩のために尽力したいと?
  • 沙希「そんなに大げさなことじゃないんですけどね…えへへ。私のファンは、元々AVファンではなかった人も多いので、後輩たちにもそういうチャンスを作ってあげたいな~って。普通に可愛い子だと思っていたら『この子、AV女優だったんだ!』って感じが一番親しみやすいと思うので。どこまでできるか分かりませんけど、AV業界を盛り上げたいんです! 」
  • ― 本当にAVの仕事が好きなんだね~!
  • 沙希「あはは…好きです!だから、今、地方でもイベントができるようにh.m.pさんに呼び掛けているんです。イベントってどうしても東京、大阪、名古屋が中心なんですけど、東北にも行きたいし、沖縄でもできればいいな~って。日本全国のファンのみなさんに会いたいし、その土地の美味しいものも食べたい(笑) 」
  • ― 食レポ上手そう~!
  • 沙希「どうでしょうね。本当に美味しいものを食べたときにはだまってしまうので(笑) 」
  • ― でも、ゆっくり食事を楽しむ暇もないほど、今、忙しいでしょ。撮影は月に何本ペース?
  • 沙希「今は落ち着いてきて10本あるかないかですよ。それよりも、取材やイベントの仕事が増えています。台湾の番組にも出して貰えることになって、海外にいく機会も増えましたね~ 」
  • ― エッチのプレイとしてはやりつくした?
  • 沙希「そうですね~。いろいろやってきましたけど、実は普通にラブラブしてるエッチは少ない気がしますね。デートしたり、いちゃいちゃしたりしたいですね 」
  • ― 理想のデートの相手は?
  • 沙希「年上の男性がいいですね~。年齢は30代か40代くらいかな。落ち着いてる方がいいですね~ 」
  • ― 今、25歳。そろそろお年頃だけどプライベートのデート相手は欲しい?
  • 沙希「う~ん。たしかに今年に入って友達が3人結婚したんですよ。仲良しグループ6人中3人ですよ!だから、ちょっとだけ取り残された気持ちはしているんですけど、この仕事を初めてから彼がいたことがないんですよね~。仕事が楽しくて満たされているから。でも、結婚願望はあるので、引退したら結婚相手を探したいな~って思います。昔は若いお母さんに憧れもあって、理想では24歳でしたかったんですけど、それが過ぎてしまったので、もういいや~ってのが本音です(笑) 」
  • ― 結婚するならどんな男性が理想?
  • 沙希「落ち着いているんですけど、ちょっと子供っぽい部分も残っている人がいいですね。あまり固くるしく無くて、せかせかしてなくって、趣味を共有できる人がいいですね。あ、そうそう。子供好きがいいです。3人は欲しいので 」
  • ― 『3人は』ってことは?
  • 沙希「えへへ、本当はもっと欲しいんです。大家族に憧れているので。私って寂しがり屋なのかな?家の中はにぎやかな方が好きなんですよね! 」
  • ― 今のところ旦那様候補はいるの?
  • 沙希「いませんね~。一目惚れもしないタイプなので、よく知り合わないと付き合えないし、結婚も考えられないですから。でも、知り合うきっかけすらないので、見つからないんです 」
  • ― では、最後に今後の活動予定を聞かせて下さい!
  • 沙希「基本的には何も変わらずマイペースに続けていきたいと思っています。撮影もいろいろやって、趣味も楽しんで、ファンの人と交流の場を持って、何も変わらない自分でいたいです。でも、先ほども話したように業界を盛り上げていきたい気持ちがどんどん強くなってきているので、そのために、これまでやったことがないようなイベントなどにも挑戦したいと思っています!頑張りますので宜しくお願いします!! 」
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  • (取材・文=文月みほ)