全国縦断「Maji」100％ナンパ 奥さん！！（秘）現場ウラ話

映画「仁義なき戦い」を観てると「タマとったるわ～～ッ!!」とか物騒なセリフばっかですから、ここ広島はナンパで乗り込むにあたり相当ビクビクしてたモンです。
ハンパなカラミでもしようものなら奥さんにタマ（金玉のほう）とられちゃうんじゃないかとかね。というのも、広島は小学生のケンカでもモリとかナタを持ち出す――なんて広島出身のスタッフNのコトバを真に受けてたので。
ま、結局それはNの育った漁師町限定、ごくごく局地的な現象らしいケド。だって、市内でお買いもの中のところを声かけた奥さま3人組は、撮影にもノリノリでタマはとるどころか舐めて吸って頬ずりして……と、だいぶ丁重に扱ってくれたのだから。 　

さて、そんなふうにして僕らのタマから毒素をとってくれたのは、麻衣子さん、恵理奈さん、奈津美さんの3人組。
彼女たちは高校時代の部活仲間。数年、当シリーズをやって感じるのは、こういった何年も前のつながりが地方には生きているってことです。都会のコンクリートジャングルにはない人間同士の絆、あたたかみね……。
ま、といっても、奥さんたちが撮影を了承してくれた理由って、「先ほどのショッピングで欲しいコートがあったにもかかわらず手持ちが足りずに買えなかったから」なんですけどね。
ギャラ付きで撮影モデルを持ちかけたら、即答でヤルっつってましたわ。いやん、ドライ！　ぎゃふん。 　

広島2日目は、ご当地出身の前出Nの案内で尾道。そう、大林宣彦監督の三部作で知られる坂の街です。
そんな叙情と郷愁あふれる映画の舞台となったこの地で、幹事Nがとった行動が何だと思います？　かつてバイトで家庭教師やってたころの教え子が尾道に嫁いで暮らしているというので、呼び出してハメたんですよ！
「映画制作会社に勤めてるからロケハンの手伝いして？」とお願いしつつ、AVでロケ犯ですから。チンコを挿入するプラス罠にかけるという意味でもハメたんです！　
しかも港からマル見えのホテルの窓際で立ちバック！　N以外のスタッフふたりもマネして立ちバック。坂の町の奥さまたちは、頭さかさまにしてイキまくり。俺がアソコでアソコが俺で、さびしんぼうならぬチンボウが、時ならぬ精子をカケたという三部作でした。 　

【おまけ】今回広島編で話題に出づっぱりのNプレゼンツ“ためになる（ならない）広島お好み焼き講座～！”。
お好み焼は県民の生活に深く根づいたB級グルメで、どんな田舎町に行こうとも必ず一軒は店を見つけられるほど。何の変哲もない民家が実は、二坪ほどの併設スペースでカウンターのみのお好み焼き屋として営業しており、給食がない土曜、近所の子どもが500円持って「肉玉～！」と呼ぶと、奥（ふつうに部屋）からおばちゃんが出てくる、なんてのはよくあるケースだ。
広島風といえばおたふくソースが定番と思われているが、広島の名店が集うお好み村で作られたお好み村ソースが主流。これマメ知識な。本編でも濃厚ドロリとしたソースがカケられてるんで、そこんとこヨロシク（黒くなくて白いヤツだけど）。