≫ デビュー作:『うぶ』
≫ メーカー:ソフト・オン・デマンド
「時代の寵児」。AV界初のセル系メーカー専属女優としてデビューした彼女の、予想を超えた活躍に、関係者の誰もがそう呼んだ。当時のAV界では、レンタル系老舗メーカーに対し、彼女が所属したソフト・オン・デマンド(現・SODクリエイト)等、後発のセル系メーカーを『インディーズ』と呼ぶ風潮があり、専属女優も同様のランク分けを余儀なくされた。しかし、彼女の神聖さをも感じさせる飾らないエロスにAVファンはイチコロに。“買ってまでも観たい”プレミア女優の地位を築いた。
神聖さの根源にあるのは、彼女を見出したTHOJIRO監督に付き従う従順さ。清純派美少女にも拘らず、アナルやぶっかけ等のハードプレイを要望されながらも恍惚の表情でアクメする姿は神々しいほど。また一切の妥協を許さない監督の厳しい演出に屈することもなく演技派女優へと成長。超大作AVドラマ『ヌードの森』(競演:及川奈央)は、AVの枠を超えた名作として名を留めている。
08年を最後にAV出演を中断しているものの、現在は文筆業から音楽活動まで幅広いジャンルで活躍中。