近頃はアプリなんかで援助交際の相手を探す女子校生が後を絶たないという。うちの娘に限ってそんな事はあり得ないのだけれど、娘の貞操観念を信じているからこそ大人の誘惑をきっぱり断る姿を見て安心したかった…。信じている最愛の娘、そのカラダとココロが知らない所で誰かに淫らに染められていく絶望感。今まさに、不思議と背筋がゾクゾクしているんじゃないですか?
毎朝早起きして、あなたのために朝食を作ってくれる娘さん。優しくて可愛くて、家庭的な女の子に育ってくれて鼻が高いんじゃないですか?父親のことが大好きな娘って近頃珍しいみたいですよ? ところで、娘さんの携帯ってちゃんと見た事ありますか? 娘の交友関係なんて知りたくもないでしょうけど、ろくでもない男も多いじゃないですか。だから今夜あたりそっと覗いてみませんか?信じているんでしょう?
娘さん、人気アイドル顔負けの可愛さですよね? とても父親想いだし、まるで歳の離れたカップルみたいですよ? こんなに素敵な娘さんですから、悪い大人に騙されないといいのですが…。信じている娘が知らない所で誰かに淫らに染められていく絶望感。今まさに不思議と背筋がゾクゾクしてきたんじゃないですか?
娘は毎朝ニコニコと元気に学校へ行き、勉○と部活でヘトヘトなのにも関わらず買い物をして帰宅、すぐに夕飯を作って僕の帰りを待っていてくれる。三者面談では学業の優秀さや礼儀正しさなどを褒められた記憶しかないくらいで、本当にまっすぐいい子に育ってくれたと思う。そんな娘に僕が心配する事といったらたった一つだけ。未だ父親である僕にベッタリなものだから、将来度を超えたファザコンになるのではないかと、それだけが少し心配なのだ。「もしかしてうちの娘は年上の男性が好きなんだろうか?」娘の“貞操観念”の素行調査というものに興味が沸いたのはそんな些細なきっかけからだった…。
HIBIKI
最愛の娘の心と身体が徐々に間男に傾いていく絶望の物語―。リビングから見えるキッチンカウンターではエプロンをつけた娘が忙しそうに朝食の準備をしている。見た目とのギャップで信じられないかもしれないのだけど、我が家にとってはこれがいつもの光景なのだ。娘は俗に言う“遊び盛り”の年頃なのにもかかわらず、学校の友達と遊ぶ時間より僕と一緒にいる時間を大切にしていて、その理由が「パパが好きだから♪」という聞いているこちらが赤面してしまうようなものなのだけど、親の僕からすればこれ以上に嬉しい理由はない。性の素行調査というものに興味がわいたのは、娘の貞操観念が少し気になったからだ。それは当然恋愛を完全に否定することではなくて、同年代との健全なお付き合いをしていて欲しいと思う親心と、きちんとした貞操観念を躾けたつもりだっだからだ。大丈夫、僕は娘を信じているのだから…。
もし娘を持つ親なら絶対に見ない方がいい―。成績優秀、容姿端麗でしかも父親の事が大好き。そんな非の打ちどころがない娘さんの、本当の姿を知っていますか? 恋人はいるのでしょうか? 相手はやはり年上だったりするのでしょうか? 信じている娘が知らないところで誰かに染められていく絶望感…。最愛の娘の心と身体が徐々に間男に傾いていく最悪の物語。
もし娘を持つ親なら絶対に見ない方がいい―。成績優秀、容姿端麗でしかも父親の事が大好き。そんな非の打ちどころがない娘さんの、本当の姿を知っていますか? 恋人はいるのでしょうか? 相手はやはり年上だったりするのでしょうか? 信じている娘が知らないところで誰かに染められていく絶望感…。最愛の娘の心と身体が徐々に間男に傾いていく最悪の物語。
NOA
僕にべったりな娘に「休みの日くらい家の事はせず遊びに行って来たら?」と話したら、「どこに行くのもお父さんと一緒の方が楽しいよ。」と満面の笑みで返されて、ニヤケ顔を隠すのに必死だったのを覚えている。父親大好きのファザコン娘も良いのだけれど、度が過ぎるのもいかがなものか…。そういえば、娘に彼氏はいるんだろうか?どんな人が好きなんだ?やっぱり年上なんだろうか?僕と同年代?いやいや、まさかな…。ギャルっぽい見た目の問題なんてのは些細なもので、自己表現の一つに過ぎない。大切なのはきちんと中身をみて認めてあげることだ。うちの娘にかぎって、貞操観念が欠落してるなんてことは絶対にない。
森星いまり
先に警告する、もし娘を持つ親なら絶対に見ない方がいい―。昔から娘は“ファザコン”的な部分が少し○く、僕との直接的なコミュニケーションを凄く大切にしている。高校生になり勉○や進路のことよりもファッションや髪型、恋愛などに興味が偏る年頃なのにもかかわらず、休日の過ごし方と言えば僕と一緒に近所へ散歩にでかけたり、夕飯のための買い出しに行ったりするぐらいで、逆に将来が心配になってくるレベルだ。前に一度「彼氏とかいないのか?」と思い切って娘に尋ねた事があったが、「今はお父さんで充分!」とハニカミながら見事に切り替えされた。あの時の僕が年甲斐もなく耳まで真っ赤になり、照れてニヤケていたのは言うまでもない。そんな娘のスマホ画面に「この前は楽しかったよ」というメッセージがポップアップされた。僕は娘を信じている。そう、例え何があったとしても娘を愛している。―そう思っていた。
先に警告する、もし娘を持つ親なら絶対に見ない方がいい―。近所の奥さんから、僕の娘が金髪でガラの悪い男と楽しそうに歩いていたという話を聞いたのがきっかけだった。娘が最近ハマっているインディーズバンドのメンバーかなにかだろうか? 親バカであることを承知で言うが、うちの娘はかなり可愛い方だと思う。学校では生徒会長を務めていて成績も上位だし、妻が長期出張中の現在は僕の食事の面倒など家事全般まで献身的にやってくれている。以前娘に好きな人のタイプを聞いたことがあるが「お父さんみたいな人」とハニカミながら言っていたのを覚えている。「素行調査行います。」そんな広告がたまたま僕の目に止まった。娘には貞操観念をしっかり躾けたつもりだが、普段僕以外の男とどういう接し方をしているのかに少し興味が湧いた。僕は娘を信じている。そう、例え何があったとしても娘を愛している。そう思っていた―