「母さん、こんな趣味があったんだ…」優斗は母の部屋で麻縄を発見した。だが戸惑いはない。むしろ納得していた。女性を縛る行為に異様に惹かれてしまう自分の性癖は母の優香から受けついだものだった。自分は異常かもしれないと悩んでいた優斗は優香も同類と知って安堵していた。母は僕と同じ。ならばこの抑えがたい衝動も母ならわかってくれるはず。そう考えた優斗は優香を○○○○することを決意する。
ふと目を覚ますと、全身に麻縄が食い込んで身動きがとれなくなっていた。異常な状況に戸惑う麻友子は息子の聡に助けを求めるが、聡は目を血走らせて体を撫でまわしてくるばかり。寝ている間に麻友子を縛ったのは聡だった。聡が特殊な性癖を秘めていることには気づいていた。でもまさか母親を対象に選ぶなんて…。麻友子は必死に脱出を試みるが暴れるほどに麻縄は体に食い込み、さらに自由を奪っていく。麻友子に抵抗する手立てはなかった。
時折感じる胸に突き刺さるような視線…その先にはいつも息子・孝弘がいた。彩香は思春期を迎えた孝弘に不安を抱くようになっていた。そして、その不安は的中してしまう。「苦しい…」ある晩、部屋で寝ていると違和感を覚える彩香。目を開けると縄で縛られている。「何これ、いったいどういうこと?」慌てる視線の先には微笑を浮かべた孝弘が立っていた…。