【前編】しっとり落ち着いていて上品そうな大人のいい女、香椎佳穂さん。「セックスできる人募集！」出会い系アプリで100人以上男を虜にしたエロの原点は、小２で偶然目にしたSM雑誌だった！？【香椎佳穂 人気AV女優インタビュー】

もともと性的なものには興味があって、AVというかエロの業界があるっていうのに気づいたのは小学校2年生くらいのとき。なぜかというと、父親の使ってないビジネスバッグが家に置いてあって、ふと中身をみたときに、SM雑誌が入ってて、なにかわかんないけど、怖いもの見たさで開くじゃないですか？するとガチの素人の人たちが投稿してるみたいな、ほんとに路上で縛られてて、バイブ突っ込まれて犯されてる写真があったりとか。でもなんか嫌な感じは全然しなくて、今思えば、興奮じゃないけど、ゾクッとするような体験だったのかなぁ、あれが。

う～～～ん、なにやってるのかわからないけど、いけないことっていうのはわかるし、ちっちゃい頃から女性の体が好きで、グラビアアイドルの子とか、可愛い子のフィギュアを下から覗いてみたり（笑）。たぶん、父親がオタク気質というか、そういう性的なことに対しての好奇心が強い人で、ガチャガチャでちっちゃい女の子のフィギュアとかがあったら、ちょっとエッチだけど「ママには内緒ね！」っていって買ってくれたりはしたし。

小学二年生の雑誌事件よりも前、幼稚園入る前くらいのときに、家の使わない部屋にダンボールが積み重ねてあって、なんだろうって思ってみたら、エロ漫画が大量にあって、あ、これエッチなやつだ！ってすぐわかって。

それくらいですね。ダンボール数箱にびっしり入ってて。字は読めないけど、絵はわかるからハァ～～ってなってたら、母親がすぐ気づいて、「あんたが早く捨てへんから子供がみてるやないの！」って怒ってて。

多分お母さんがエロ漫画に気づいて、父にあんたこれ捨てなさいってダンボールに詰めたと思うんですけど。っていうのがあったからしらないうちにエロの影響は受けていて、興味関心は強かったんです。

めっちゃ覚えてます！エッチの仕方とかは当然わからないのに、でも絶対これはいけないことだし、気持ち良さそうだなっていうのは表情からわかるから。そういうところから興味が出始めて、中学校３年生のときに始めてAVを観て。

うち親が厳しかったんで（笑）、あんまりパソコンとかも触れなかったので、ブランクがあってずっと発展途上のまま「あれはなんだったんだろう」って。

両親はそうでもないんですが、祖父母が割と裕福で、祖父母と一緒に住んでたから、おうちも割と大きかったしみたいな感じで。だから少しは余裕があったかもしれないので、私も大らかに育ったというかゆったりしてるというか。

中３で始めてガラケーを買ってもらったんですよ！やっとネット環境を手に入れて。その年頃ってAVサイトの話をしてる男子とかいるわけですよ。聞こえてくるじゃないですか、どこどこっていうサイトで無料で見られるらしいぜっとか。そういうのを小耳に挟んで、調べて観て。

「えっ、おちんちんってこうやって使うんだ！ここらへんに挿れるんだ」「えっ、どこに挿れるの？」って。最初はノーマルなAVを観たんですけど、なんか物足りないなって思って、ちょっとハードめなのが観たいなって思ってレイプものを観たんですよ。女の子が縛られてて輪姦されてるので、それですごい興奮しちゃって。あっ、好き！っと思って（笑）。そっからすごいハードなものをたくさん観はじめて。

してると思いますね。受け継いでしまったのかもしれないですね、血筋的にも（笑）。そこからエッチに対する好奇心がすごく高まって、その頃から出会い系サイトとかで男の子とかと会い始めたりとか。さすがにエッチは怖いから、ちょっとお話したりデートしたりしてるうちに彼氏とかもでき始めて、普通の女の子として歩み始めてたんですけど、やっぱりエッチなの観るのが好きだから、もうちょっと弾けて、性的に遊びたいっていう欲求が出始めちゃって。それが大学1年の19歳のとき。

そうです、終わってて。すごいノーマルな。彼氏とだけセックスしてラブラブ、普通のカップル。それが一年くらいしてくるとだんだん飽きてきはじめちゃって、「なんかなぁ、優しすぎるよな～」って。そこで始めて、出会い系アプリでセックス相手を探す！みたいな。そっちに舵を切って、一回きりで終わる人もいるし定期的に会うセフレができたり、とにかく新しいセックスの経験をしたいと思って。

好奇心が強いからこの人はこういうセックスだったけど、別の人だったら別の快感があるかもしれないと。この人は優しすぎるから、もうちょっとハードな人がいい。この人はおもちゃ使ってくれないからおもちゃ使ってくれる人がいいとか。そういう感じで探しまくって、そういうことをしてるうちに、経験人数が100人くらいになっちゃって。

あとはスタンディングバーとか。出会い目的の男女が集まる、ナンパ目的OKなバーがあって、そういうとこにいって出会ったりとか。

そうそうそうそう！出会い系アプリでは、「セックスできる人募集！」とか言って。アプリによっては、セックスとかはNGワードになっちゃうので、ちょっと匂わせる感じで「一緒に寝れる人」とか「人恋しいなぁ」とか。

って言われます。めっちゃ言われますけど、大丈夫だからとりあえず連絡先交換して、電話して「今日イケる？」って。

ヤりたい日にやってました。できれば即日。無理なときは、明日とかに調整してもらって。

なんか、嫌われるんじゃないかなっていうのが当時は大きくて。女の子がこんなこと言っても大丈夫かなとか。向こうも童貞だったから言えなくて。全然知らない人の方が言いやすいですよね。

あぁ～、いましたね。めちゃくちゃ相性がいい人がいて、その人とは色々経験して、カーセックスとかもそうだし、野外もしたし、一番興奮したのは、ちょっと強引な人だったから、ホテル入った瞬間に「咥えろ！」って咥えさせられて。私がMっ気が強いからちょっと強引にしてくるような、やめて！って言ってもしてくれるような人がいいんです。

あ～、ならなかったですね。エッチだけが目的だったから、ご飯に行きたいとかも思わなかったし。泊まりで温泉とかに誘ってくる人もいましたけど、「えぇ～～～～！」って。その人のち○ぽは好きかもしれないけど、その人が好きなわけじゃなかったので（笑）。私も若かったから、心から人を信頼することもできず（笑）、心を開いて無かったから、深い関係にはならなかったですね。