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【前編】涼川絢音引退インタビュー。最後だから全部話しちゃいます!「この子、ダメかもしれない」と心配されるほど顔面蒼白だった初現場の裏側や、天命を受けたかのようにAV女優として覚醒したきっかけとは?【涼川絢音 人気AV女優インタビュー】

2018.01.26

  • ――2017年1月末をもっての引退を表明した涼川絢音ちゃん。ファンからの人気はもちろんだけど、アダルト業界人からの支持率の高さが凄まじかったよね。かくいう私もそのうちの一人だけど(笑)それにしても、本当に突然だったよね。
  • 涼川絢音(以下、涼川) 2014年の5月にデビューして、もうすぐ4年目を迎えるところだったんですが……なんだろう。直感で決めちゃったんですよ。
  • ――直感かぁ。絢音ちゃんの基本的なことを聞かせてもらうと、デビューの経緯ってどんな感じだったの?
  • 涼川たまたま事務所の関係者と知り合ったことですね。その時は本当にAVに出演する気持ちはなくて、グラビアとかでちょこちょこ仕事が入ればいいなくらいの感覚でした。
  • ――なるほど。登録しておけばいいことあるかな、と。
  • 涼川でも、事務所の会長にお会いした時に「君の顔はAVに向いている!僕にはわかる!」って断言されたんです。それに対して自分で「あ、なんかわかる」って思っちゃったんです。
  • ――「わかる」(笑)自分で納得しちゃったってことなのかな?
  • 涼川そうなんですよ。その後少しは考えましたけど、大きな流れが来てるような気がして。それこそ、直感で決めちゃいました。
  • ――それまでAVを見たことはあった?
  • 涼川ないんですよ。AVというものが存在することはわかっているにせよ、全く知らない世界でしたね。
  • ――それじゃ、出演するとなった時にはかなり不安があったんじゃない?
  • 涼川出演することに不安はなかったです。むしろ、出演した後に対する不安の方が大きかったですね。売れるかな?とか、どれくらい仕事入るかな?とか……。モチベーションがどこまで保てるかが未知数で。
  • ――意外にも「売れたい」って気持ちが強かったんだね。
  • 涼川本当は負けず嫌いなんですよ。デビュー当時はだいぶピリピリしてたと思いますよ。単体だったプレッシャーもあって、一年くらいはずっと気を張ってたような気がします。
  • ――初めての撮影のことって覚えてる?
  • 涼川覚えてますよ!もう昨日の……というより数時間前のことのようにハッキリと。スタジオに入る前はすごくリラックスしてたんですよ。コーヒー飲んだりして。でも、スタジオに入った瞬間にド緊張!スタッフの多さと、ツナギ(お菓子や食事)の量にビックリして!
  • ――驚きポイントがツナギ(笑)
  • 涼川もう顔も真っ青で。メイクさんが「吐いちゃうんじゃないか」ってすごく心配してくれてました。後から聞いたら「この子もうダメだ、撮影できない」と思ってたみたいです。
  • ――メイクさんが長年の経験から「この子はヤバイ」判断を下してたんだ(笑)でも、結果的にはちゃんと終えられたんだよね?最初はやっぱりインタビューシーンからだった?
  • 涼川やりました、やりました。でも見てもらうとわかるんですけど、あの時の私はすごくウソくさいんですよ(笑)でも、イスに座ったところからだんだん落ち着いていった記憶があるな。そこに至るまでに監督がコミュニケーションをしっかりとってくれたお陰もあって、信頼できるし相性もいいと感じたんですよ。有難い状況下でデビュー作が撮れたと今でも思ってます。
  • ――絡みの方の撮影はどうだった?
  • 涼川めちゃくちゃガチガチだったんですけど、男優さんに耳元をサワサワっとされた瞬間になんだか気持ち良くて、そこからスイッチ入っちゃいましたね。監督の顔もカメラも見えなくて、ただただ興奮してました。
  • ――初めての絡みで「気持ちいい」って思えちゃったの?!
  • 涼川その後、M字開脚で見事に潮を噴いた時点で「あ、私はこの仕事に向いている」と思ったんです(笑)
  • ――「ダメかもしれない」どころか、大物だった(笑)
  • 涼川ちゃんとカメラ位置もわかって「あっ、みんなに見られてる」って意識した途端にそれが快感に変わって……。AV女優としてやっていけると確信した瞬間です。
  • ――天命を受けたかのような衝撃の快感ですな。
  • 涼川でも、撮影前は本当に現場で自分がどうなるかがわからなかったので、ケジメとしてかなりの額のお金を用意してたんですよ。
  • ――えっ、お金?
  • 涼川はい。もし本当に無理だと思ったら、その場にお金を置いて逃げようと思って……。
  • ――(爆笑)何その覚悟の証!つまり違約金ってことだよね?
  • 涼川そうなんです。でも、結果的にはそのお金が出されることはなく。楽しいAV女優ライフを送らせてもらいました。
  • ――でも、この4年近くの時間の中でけっこう色んなことが起こってたよね?
  • 涼川そうですね。まず9か月間はkawaiiの専属だったんですが、そこでアイドルユニットを結成したり、単体として色々な経験をさせてもらいました。ただ、自分の中でその時は「企画単体にはなりたくない!」って気持ちがすごく強かったですね。
  • ――それは意外。キカタンに抵抗があったんだ。
  • 涼川まず私はコミュニケーション能力がないし、ほかの女の子と共演して仲良くやれる自信もないし……。あの頃は女の子と肩が触れるだけで緊張するほどだったんですよ。たくさんの女の子の中で前にも出れずに埋もれていくんだろうなって思ってたんです。
  • ――それじゃあ、kawaii専属が終わった時はかなり不安だった?
  • 涼川もうどこでもいいから面接行かせてくれって事務所に頼んでました。あの時は居場所が欲しかったんですよ。キカタンって言ってみればフリーなわけで、これまでしっかり守られてた中で急に放り投げられたらどうしたらいいか分からなくなるだろうな、と。
  • ――でも、そう考えると良きタイミングで次のSODに行けたってことだよね。
  • 涼川そうなんです。あの時はSOD拘束がありつつも、企画モノの撮影やほかの女優さんとの触れ合いも経験できて、少しずつ成長させてもらったかなって思います。
  • ――その時代で印象に残ってる作品ってある?
  • 涼川『いいなり温泉旅行』とナチュラルハイで初めて撮ってもらった凌辱ものですね。かなり過酷だったんですが、この2作で一気にステップアップできたんですよね。
  • ――具体的には、どういう成長を遂げたのかな?
  • 涼川潮噴きです。今まで勝手に出てたものを自分でコントロールできるようになったんですよ。おしっこもなかなか自分の意思で出せないくらいだったんですが、2時間くらい粘られて観念しました。あとは、やっぱりM性の開花ですかね。受け身としての才能を見出されたのはこの時期じゃないかな。
  • ――その後、キカタンとして本当にさまざまなメーカーで活躍していくようになったわけだ。
  • 涼川そうですね。SODの時期に、自分がもっとやっていいんだというか……エロくなって変態性を出していいんだって、気持ちが軽くなったんです。その流れでキカタンだったので、本当に素直に前向きになれたんです。
  • ――その当時、監督に言われたことで印象に残ってることってある?
  • 涼川ヒビノ監督からひたすら「幸が薄い」って言われたことですかね(笑)「いいなぁ〜幸薄いなぁ〜」って。これは未だに言われますね。
  • ――それ、褒められてるのか?!(笑)でも確かに絢音ちゃんって寂しそうな顔がすごくキュートに見えるんだよね。
  • 涼川おそらく、これまでに出た作品のパケのほとんどが口をポカンと開けて伏し目っぽい感じじゃないかと思いますよ。楽しそうな笑顔ってほとんどないんじゃないかな。
  • ――ぜひ並べてみてみたい(笑)どれくらい本数あるんだろう。サイトで調べればわかるかな?
  • 涼川でも実は私、えげつないほど、名前が出てない作品があるんですよね……。おそらく本当に使い勝手がいいというか、どんな作品にもハマる女優と思っていただけてたんじゃないかと自負してます。
  • 次回は、ついに引退の心境をすべて吐露してもらいます!!
  • 次回は、ついに引退の心境をすべて吐露してもらいます!!
    お楽しみに!!
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  • (取材=もちづき千代子)