【後編】「AV男優さんとセックスしたら、一般の男性はどうなんだろうって興味が湧いてきて、ワンナイトセックスにハマりました」。男に縁のなかった暗黒の学生時代を経て、快楽のとりこになった発情期を赤裸々に語る！【一ノ瀬恋 人気AV女優インタビュー】
2018.11.12
- ――ＡＶデビュー前は男性経験が少なめだったということですが、初めて彼氏ができたのは幾つの時ですか？
- 一ノ瀬高３の終わりで11月ぐらいです。
- ――それは遅いほうだな。
- 一ノ瀬内向的な性格だったので、男の子と喋る機会もそんなになくて、好きになる相手もできなかったんですよ。好きになっても、どうせ無理だろうって気持ちもあったし。勝手に好きになって、勝手に諦めてました。
- ――告白されることもなく？
- 一ノ瀬なかったです。目立たない子だったので。それなのに、高３の10月ぐらいに隣のクラスの男の子に一目惚れしたんですよ。前から知ってはいたんですけど、急にカッコ良く見えたんです。そこから友達を通じて仲良くなって、相手から告白されて付き合うようになって。
- ――とんとん拍子じゃないですか。その勢いで初体験も済ませて？
- 一ノ瀬ちゃんと挿入できたのは付き合って一カ月後ぐらいだったんですけど、付き合った翌日にはチューをしてたし、ちょっとエッチなことをするってのは、すぐにありました。彼氏が何人かの女の子と付き合ってたので扱いに慣れていたんでしょうね。
- ――童貞ではなかったんだ。
- 一ノ瀬と思っていたんですけど、後々聞いたら童貞でした（笑）。なのでお互いに焦り気味というか、「そろそろじゃん」という雰囲気はありました。私の親が仕事で家を開けることが多かったので、毎日のように学校帰りに私の家に遊びに来て、早い段階で前戯をして。手マンもされたし、フェラもしていたし。でも挿れるってなると痛いから、慣らす期間を一カ月ぐらいかけてくれて。それでクリスマスの時期ぐらいにやっと初体験。
- ――フェラに抵抗はなかったんですか。
- 一ノ瀬むしろ、「これがオチンチンか！」って感じで興味津々でした。でもやり方は分からないから携帯で調べたり、彼に気持ち良い場所を聞いたりして。
- ――挿入はスムーズにできたんですか？
- 一ノ瀬一回目は痛くてダメで、その日は諦めて、翌日ぐらいにやっと入りました。もちろん血は出たんですけど、入ると気持ち良かったんですよ。
- ――初体験から気持ちいいってのは珍しい。先天的に感度がいいんでしょうね。
- 一ノ瀬前戯の段階で、がっつり手マンでイッてましたからね（笑）。
- ――初体験の彼とは長く付き合ったんですか。
- 一ノ瀬長かったです。同棲もして、結婚しようかって話も出たぐらい。
- ――その間は彼氏一筋？
- 一ノ瀬３人浮気しました……。一回セックスの味を知っちゃうと、もうダメで（笑）。
- ――しかも感度抜群なんだから、いろんな人としたいですよね（笑）。浮気相手の内訳は？
- 一ノ瀬大学で同じクラスの子が２人、飲み屋で知り合った男の子が１人。ただ、初体験の彼氏とは別れて、よりを戻してを繰り返していたんです。なので浮気というのも微妙なんですけど。
- ――でも彼氏と付き合っている間にもヤッたんですよね？
- 一ノ瀬はい……。
- ――それは浮気でしょう（笑）。
- 一ノ瀬正確に言うと、同じクラスの男の子は、クラスで１、２位を争うぐらいカッコいい人で。そんな人に誘われて、「好き」って告白されて、抱かれて。私は単純だから好きになって、それで彼氏と別れて付き合おうとしたら、セフレ止まりだった、みたいな（笑）。今考えたら遊ばれていたんですね。そんなことが２回続いて。
- ――１回じゃ懲りなかったんだ（笑）。飲み屋で知り合った浮気相手は、どんな人だったんですか。
- 一ノ瀬やっぱり、けっこうカッコいい人だったんですけど、すごくオチンチンがちっちゃい人で、挿れたのかどうかも分からなかったんですよ（笑）。勃起しても小指ぐらいだったと思います。気付かないうちに入って、気付かないうちに終わって。カッコ良かったけど、合わないなと思って付き合わなかったです。
- ――入ったのも分からないって小指以下の大きさでは（笑）。逆に彼氏は浮気してなかったんですか。
- 一ノ瀬同棲していた時に浮気しました。お互いにやましいことはないからって携帯を見れるようにしていたんです。最初は何もなかったんですけど、急に外で電話に出るようになったり、やたらとLINEが鳴ったりとおかしい行動が増えて。怪しいと思いながら一カ月ぐらい様子を見て携帯を見たら、がっつり二人の女の子と浮気をしていて。
- ――LINEの履歴を消さないのも脇が甘いな～。
- 一ノ瀬ですよね。オープンにしているからこそバレると思ってなかったんでしょうけど。それで浮気のことを言ったら、「あ、バレた」って感じで。その時は許したけど、「このオチンチンを他の女の子が触ったんだ」って思うと徐々に不快になっていって別れました。自分のことを棚に上げてですけど（笑）。
- ――彼氏と二人きりだと、どんな感じなんですか？
- 一ノ瀬甘えます！ ずっと、くっついていたいし、なんならトイレも一緒にいたい。でも気持ちも覚めやすくて、自分から別れることが多いですね。熱しやすくて冷めやすい典型的なタイプです。
- ――自分がＭだなと気付いたのはいつ頃ですか？
- 一ノ瀬初体験をした彼氏がＳっぽくて、小出しにお尻を叩くとか首締めとかしてきたんですよ。それが気持ち良くて、嬉しいと感じる自分がいたんです。一緒に住むようになってからは手錠とかオモチャとかを使うようになって、そこから目覚めましたね。あと、その人と別れてから付き合った彼氏もオモチャを使うのが好きで、テープで体を固定して、バイブや電マで責めてくる人でした。
- ――変わった場所でセックスした経験はありますか？
- 一ノ瀬これも最初の彼氏なんですけど、閉店間際のゲーセンでプリクラの中に二人で入って、写真を撮らずにサクッと立ちバックでガンガン。あと違う彼氏と、地元のお祭り帰りに人気のないグラウンドに入って、三塁からホームの間でヤッたこともあります（笑）。
- ――ずいぶんマニアックな場所だな～（笑）。
- 一ノ瀬ただ野外はバレたら怖いって気持ちのほうが強くて、あんまり好きじゃないですね。
- ――付き合った人は同世代ばかり？
- 一ノ瀬ほとんどそうですね。年上と知り合う機会もなかったし。ただ、この世界に入ってから年下と付き合ったことがあります。19歳の男の子だったんですけど、わりとエッチが上手で。ガツガツしてないんですけど性欲は強くて、若いのに落ち着いたセックスをするんです。オチンチンもすごく大きいって訳ではないんですけど、ちょうど私に合った気持ち良いモノを持っていて。手放したくなかったんですけど、私は付き合うと毎日連絡するほうなので、ある時から電話に出てくれなくなって、そのまま自然消滅しちゃいました。
- ――ＡＶデビュー後も、プライベートのセックスは充実しているんですね。
- 一ノ瀬最近はないですけど、いろんな人を試したくなった時期はあります（笑）。デビュー１年目の頃ですね。男優さんとヤッてみるのは、ＡＶを始める前は憧れだったんですよ。でも男優さんと実際にしてみたら、もともと経験が少なかったから、一般の男性はどうなんだろう？ って興味が湧いてきて。それでワンナイト的なこともやってみたんですけど、やっぱり知らない人って病気とかも怖いじゃないですか。そう冷静に思い始めて、だいぶ落ち着きました。
- ――ワンナイトの相手はどういう場所で知り合うんですか。
- 一ノ瀬普通に街中で声をかけてくる人です。そのままホテルに行くのは怖いので、ゴハンとか飲みに行って、良い人で楽しかったら一回ぐらいはアリかなって感じで。
- ――ワンナイトで付き合うことはないんですか。
- 一ノ瀬連絡先を交換して、また会うってことはしないんですよ。一回セックスしたら、もう一回って相手は思うんでしょうけど、それは面倒くさいんですよね。なので名前はもちろん、個人情報は一切教えないし、身体だけの関係。まあ若気の至りですね（笑）。
- ――今も若いじゃないですか（笑）。ＡＶデビュー後にＳっ気の強い相手っていましたか？
- 一ノ瀬それがノーマルな人ばかりなんですよ。
- ――自分から「こうしてほしい」とリクエストをすることは？
- 一ノ瀬言えないですね。相手のプライドを傷付けたくないし、あまり女のほうから言わないほうがいいのかなって。普通のセックスで、ちゃんと気持ちいいし。
- ――でも物足りなさはあると。
- 一ノ瀬そうですね。ＡＶを始める前に付き合っていた人は、なぜかＳっ気の強い人が多かったんですよ。デビュー後はノーマルな人ばかりで、刺激は少ないけど、その辺はＡＶで経験しているから不満はないんです。
- ――思い切って自分のやりたいことを言えば良かったじゃないですか。
- 一ノ瀬そうなんですけど、相手が普通のプレイが好きだと、自分のやりたいことを強制できないから、そこが難しいところですよね。
- ――今、彼氏はいないんですか。
- 一ノ瀬ずいぶんいないですね。まあ、彼氏がいないと生きていけないタイプでもないので、オチンチンは欲しいけど、付き合う相手がいなくても困らないです。今はお仕事も充実しているし、当分は一人で大丈夫かな（笑）。
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- （取材・文＝猪口貴裕）
