【引退インタビュー前編】涼宮琴音、9年間の現役生活に幕！「さみしいのは私も！まだ離れたくない、けれど…」ファンへの思い、エロさを開眼させてくれたお仕事への感謝、そして…【涼宮琴音 人気AV女優インタビュー】

ありがとうございます、でもさみしい気持ちはわたしもあるんです…引退するっていうのは自分で決めたことのはずなのに、いざ離れるとなったら名残惜しさが増してきて…やっぱり好きだったんですね、このお仕事。

気づけばもうそんなに！っていう感じ、名前も何度か変わってそのたび気持ちが新たになったのもあるんですけれど、本当に毎日楽しく過ごしているうちにここまで来たんだなっていう感じですね。

始めたばっかりのころは、「やって２年くらいかな～」と思ってました。というのも私って飽きっぽい性格で、同じことをこんなに長い間続けていられたためしがなかったんですね。

やっぱり楽しかったこと！仕事がいやで辞めたいと思ったことはないんですよ、これも自分の人生の中でもかなり珍しいことで(苦笑)。それに、現場ごとに雰囲気もガラッと変わって、いろんな人に出会えるし、毎回刺激的なのも飽きなかったポイントだと思うんです。

すごく私にとっては天職みたいなところはあったと思います。

でも最初は「自分なんかにファンが付くわけない」と思ってたんですよ。

最初のイベントやった時のことは今でも覚えているんですけど、「誰も来なかったらどうしよう…」って始まる直前まで気は重いし胃はキリキリ痛かったんですよ…

なので、開場して応援してくれる「ファンになりました」っていう方がいらっしゃったときは、もう涙が出るほどうれしくて…この人たちのために頑張るぞっていう気分になれたんですよ。本当にうれしかった、全然自分に自信のない女の子だったので…

そうなんですよ、いろいろオーディションを受けました…でも、今ではだいぶ克服できましたけど、当時はもうひどい人見知りで。全然しゃべれなくて、自己PRしてくださいって言われるたびに「私には何もない…」っていう気持ちになってしゃべれなくなっちゃうような。

そう、その気持ちがすごく強かった。だからオーディションを受けに来たんだけど、「何か」になるにも「何か」でなくてはそれができないという現実があって、壁にぶち当たってました…

そうですね！オーディションで特技を聞かれても、特に部活をやっていたわけでもないし、得意なことってエロいことしかなかったから(苦笑)。

「フェラには自信があります！」ってオーディションのあの雰囲気で言い出せないですよー！AVの監督面接ではいくらでも言えるけど(笑)。

本当にそう思います(笑)。何もないと思っていたけど、ちゃんと自分にも人に喜ばれる得意なものがあって、それで興味を持ってくれて、好かれて、私が知らない人でも私のことを知ってくれるようになって…だから、

ここまで続けてこれたこと、私を変えてくれたこと、業界とファンの方には感謝しかないですね！

年齢的なもの…っていうのもアレなんですけど(苦笑)、やっぱり若くはないのでふっと体力的に不安になったんですよ。今年の頭くらいのことかな？本当だったら10年を節目にしようかな～と思っていたんですけど、続けていくのに不安を抱えたままいいお仕事はできないし、そういうのって絶対に観てくれている人に伝わっちゃうから、最高の仕事ができている一番いい時に締めくくろうと思って、予定より1年前になっちゃいましたけど引退することにしたんです。

う～～～ん、仲のいい若月まりあちゃんに相談して…それくらいですね(笑)。

そんな感じですね(笑)。

そうですね…とうとう発売されましたねえ(遠い目)

それが現場に入る時までまるで実感なかったんですよ(笑)。いつも通りに現場について…っていう感じ、やっぱり現場入りって朝早いので頭回ってないというのもあったんですけれど…徐々に実感がわいてきて。

シャワーを浴びた時に、ふっとボディケアグッズが目に入ったんですけど、いままで当たり前のようにあったそういうものが…おうちにあるものとは違うものを当たり前のように使ってきたこれまでの日常がこれからなくなるのか…とおもったら不意にさみしい気持ちになって。

そう、シャワーのたびにそういう気持ちになって、最後のカラミの時には「もうこれでおしまいなんだな…」って。

あまり、カラミで泣くようなことはないだろうなとは思っていたんですよ…ところが、ねえ(苦笑)。

やっぱりデビューしてきて身に着けたテクニックは全部出さないとかなと思って、やっぱり自信のあるフェラ。その中でも特に最近好きなセルフイラマをやらせていただいてます。

頼まれてもないのに自分から奥までグイっと咥えちゃう癖がついちゃって…なんか苦しいのが好きなんですよ。あと、喉の奥から出る唾液って粘り気が強いので天然ローションになるかなと。男優さんも喜んでくれるので好きなんですよ。

AVのお仕事してきて自分のMさは身にしみて感じたので、最後の撮影でもそういうわたしらしさを見てもらえるように頑張れたかな～と思います。

それと、これは別のコーナーですけれど、以前マックスエーさんで経験したイカセ物がすごくよかったので、その時を思い返して思いっきりイキまくってみせたり。

根っこのところは変わってないと思うんですよ、エッチはもともと好きだし…体位も顔が見えるのが好きだし、キスが好きなので正常位が一番好き。ただ、お仕事してきて身体がやわらかくなってるかもしれない(笑)。

やっぱり撮影でする体位って無茶な姿勢があったり、初めてした時は「き、きつい～」って思うこともあったんですよ。

でもいつの間にか身体が慣れててどんな姿勢でも対応できるようになったし、撮影翌日の筋肉痛も…昔はもう身動き取れないくらいひどかったんですけれど、身体の慣れってすごいですね。

あーーー！これは間違いなく経験しなかったでしょうね(笑)。これは気持ちいいというのもあるんですけれど、当たってる部分の血流がよくなりすぎちゃってムズかゆくなったりして、なんかもうすごかったです、あはははは！

それはもう電マですね！自分でも買って…それは壊れてしまったんですけど、ファンの方やマックスエーさんに買ってもらった２本が今あります！

いやいやいや！普段使いは１本で、もう一本はもしもの時用にストックしてます(笑)。どちらかというと、物足りない時はバイブを追加で使いますね。

うう～～んん、いつだったか？

いやっ、基本的に毎日したい人なんですけれど最近はまりあ(若月まりあ)ちゃんの家にずっと遊びに行ってたんでしてなかったですねえ。

「貸して」って言ったら普通に貸してくれそうですけど、それもちょっとですよね(笑)。なのでこの３～４日してないかな？でも、ちょっと溜めてからするのもまたいいと思うので、したくてもできないのを今は楽しんでます(笑)。

これもAV女優になってからの変化なんですけれど、AV観ながらするっていう事がなくなったんですよ。

そこからエロアニメにハマったんですけれど、あの…断面図描写が好きになれなくてあきらめて。

最終的に行き着いたのはYouTubeでTENGA EGGのレビューか何かで男性がクチュクチュ指でいじっているのを見ながら、自分がされてるものだと思いこんでするようになりましたね。

妄想でちょっとやってみてた時期もあったんですけれど、妄想してると途中でオモロいことを考えちゃって集中できなくなっちゃうんですよ(苦笑)。なので何か見ながらじゃないとダメみたい…

しかも動画ひとつだけしか使わないので、私がオナニーするたびに再生回数が増えていくという(笑)。

滅茶苦茶増えましたね！というのもデビュー前はワンルームを女友達とシェアしていたのでチャンスがなかなかなかったんですよ。いざできる！っていう時のテンションはすごかったですね…

その時から電マは使ってたんですけれど、高まりすぎちゃって物足りないんですよ、でもその時はバイブを持っていなくて…でも何かを入れたい！となりまして。

冷蔵庫を開けたんですが…大根しかなかったんですよ。

そう思って、好みのサイズに切って、面取りもして…あはははは！！

これかな～と思ったところで入れてみたんですけれど、キンキンに冷えていたので「つめたっ！」って。入れてるうちに体温で慣れるかな…と思ったんですけど全然だめで、そのうちピリピリしてきたのでこりゃダメだとあきらめて、やめちゃいました。

お味噌汁にして友達に出しちゃいましたね。