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【後編】水川スミレ激白、AbemaTV『給与明細』に父娘共演の裏側!キカタン2.0アウォーズでも注目されたあの演技力の秘密とは!【水川スミレ 人気AV女優インタビュー】

2019.01.23

  • ――さて今年はデビューから4年目を迎えるわけですが。
  • 水川スミレ(以下、スミレ) とにかくあっという間で早かったですね。デビューして2年間は単体でやっていたせいか、よけいにそう感じちゃうなあ。だってそれまでひと月に1本の撮影だったところから、キカタンでやってくぞーってなったらお仕事の量も一気に増えて……去年は本当にはめまぐるしかった!
  • ――キカタンでやってくことが決まった時は不安もあったんじゃない?
  • スミレ月に何10本と出演している子がいるし、「なんてタフなんだ、すごいな~」って感じだったんですけど、それが自分に真似できるとはとてもじゃないけど思っていなかったんです。それでもいざやってみたら結構いけるもんなんですよね(笑)。
  • ――共演作もあるし、必ずしもフル出場ではないっていうのもあるんでしょうね。
  • スミレそんなに自分がタフだという実感はないので、マネージャーのスケジュールの組み方が絶妙だったのかなとか(笑)。それにいろんなメーカーさんでそれぞれカラーの違うお仕事に挑戦できるのは面白いと思いましたね。
  • ――そんな中でAVファンにとって記憶に新しいのはAbemaTV『給与明細』への出演ですね。あれ、周りの反響はいかがでした?
  • スミレSNSでもちょっと話題になってたらしくて、周りからも「見たよ!」なんて反応がありましたね。ただ、私の場合あんまりプライベートのあれこれを隠してないのもあるし、AV女優の収入やら生活についてもAVファンにとってはそう目新しい話題でもないじゃないですか。だから番組で私がおしゃべりした内容についてはあんまり(苦笑)。
  • ――となると話題になったのはやっぱり……
  • スミレまさかのお父さん出演(笑)。
  • ――ああー、やっぱり。あの手の番組でよき理解者としてお母さんが出演ってのはよくあるじゃないですか。
  • スミレそうなんですよ、そこにきてうちはお父さん公認という(笑)。珍しいですよね? 番組的に使えそうなネタは何かないか聞かれて「うちのお父さん出演オッケーですよ?」って言ったら番組のスタッフさんですら驚いてましたからね。
  • ――あんまりそういうの聞かないですもん、ディレクターさんも「それ美味しい」と思ったんじゃないかな(笑)。
  • スミレかなあ(笑)。それでもってお父さんがまたシャベリ得意だからカメラの前でもいい感じで語ってくれて……このお仕事することを伝えた時からずっと変わらず「自分で決めてはじめたことだから、ひと様に迷惑をかけなけないように頑張りなさい。その代り中途半端なことはして欲しくない」って言ってくれたんですよね。
  • ――セックスワーク全般がそうですけど、どうしても偏見を持たれがちじゃないですか。そういう世間に向かってカメラの前でそこまでビシッと言えるのはカッコいいですね!
  • スミレお父さんにはかなり早くからAV女優であることは打ち明けているんですけど、その時からずっと同じですね。だからこそ嬉しかったんですよ、「よくぞ言ってくれた!」と(笑)。
  • ――初めてこの仕事について話したときってどんな感じだったんです?
  • スミレもともとお父さんとはめっちゃ仲良いんですよ。子供のころは単身赴任であんまり会えなかったぶん、大きくなってからは私の方からベタベタしちゃってますね。父娘というよりは友達みたいな感覚。だから隠しごとはしたくなくって何でもオープンにしてきたんですよ。たとえば歴代の彼氏はほとんど全員会ってるんじゃないかな(笑)。
  • ――彼氏プレッシャー! それにしてもお父さんへの信頼感ハンパねえな!
  • スミレ信頼しかないですね(キッパリ)。だからAV女優はじめたよーっていうのもいつも通り私の方から話そう……と思っていたら、なんとお父さんもう知ってたんですよ。お父さんのFaceBookあてに「おたくのお嬢さんAV出てますよー」みたいな匿名メッセージが届いていたらしいんですね。
  • ――あらら。でもそこから家族会議なんてのはよく聞くケースですが……
  • スミレ無かったですね~。なんでもそうなんですけど、「自分で考えて自分で決めたことなんだから頑張りなさい」っていうタイプの人なんです、うちのお父さん。だから私もしっかり筋を通すつもりで自分から報告しようと思ってたのに! よくよく調べたらその匿名メッセージ送りつけた奴というのも私が過去にフッた男で、完全に逆恨みだったらしいんですよ……私にフラレて当然のちっちゃい男でしたねってことで(怒)。
  • ――ともあれ、お父さんも今の仕事には理解があると。
  • スミレそうですね、私を応援してくれるというのもあるんですけどAVという仕事自体にも偏見が無いというか……私の出演作じゃないんですけど、どうしてもパッケージの撮影でタコ焼き屋を使いたい作品があったらしく、スタッフさんが色んなタコ焼き屋さんに撮影許可で電話を掛けまくってことごとく断られていた時に、うちのお父さんがやってるタコ焼き屋だけが「いいよ!」って。
  • ――快諾(笑)。
  • スミレそのくらいAVの仕事もきちんとした仕事として理解してくれているんですよ。ちなみにその現場で「いやあ、うちの娘もAVやっててさあ…」なんて話になったらしいんですけど、その時の監督がすぐ翌々日に私を撮ることになるという(笑)。私も全然知らなくて、完全に偶然だったんですけど、思わず笑っちゃいましたね~。「本人より先に親御さんに挨拶したからなんかヘンな感じだな~」って監督も思わず言ってましたよ、ははは。とにかくうちのお父さんは世間の常識では測れないというか、ふところが広い人ですね。
  • ――やべえ、お父さん男が惚れる男すぎて最高!
  • スミレおかげで思い切って仕事はできるんですけど、仕事ぶりを見せられないのはアレですね(苦笑)。お父さんも番組で娘の出演作は見るのかどうかを聞かれて「勘弁してくれやー」なんて言ってましたけど、やっぱり仕事ぶりは見せられないですよね~、なんせ私も自分では見れないし(笑)。
  • ――あら、自分の出演作は見返せない派?
  • スミレデビューしてしばらくは見るようにしていたんですけど、やっぱり気持ち的に難しいですよー。ファンの方から頂いたときに見させていただくくらいですねー。
  • ――アラ、そうなんですか。実はですね、最近「キカタン2.0アウォーズ」という企画単体女優でナンバーワンを決めるという試みがあったんですが、そのドラマ部門にスミレちゃんノミネートされてたんですよ。エッチだけではなく芝居もすごいぞと。
  • スミレええええー、嘘ぉ!? ホントですかあ?
  • ――すっげえ意外そう! かなりツウなAVファンが厳選してのノミネートなので、ドラマ作品も注目されてるわけですよ。
  • スミレうわっ、そうなんだ。実はですね…お芝居といってもほっとんどアドリブなんですよ。台本は当日さらっと見るくらいだし……うまくいってるのなら、嬉しいなあ。セリフ覚えるのはあんまり得意じゃないというか、覚えたまましゃべろうとしちゃうので役に入り込めないんですよ。
  • ――でも、拝見してるとかなり迫真の演技になってるんですが。
  • スミレセリフよりもシチュエーションとか役柄の人物像を理解するためにさらっと読むほうが多いですね。で、やっぱり入り込みやすい役ってあるんですよ。
  • ――たとえばなんでしょ?
  • スミレ悪い女(即答)。素がドSなんですよ、しかもMをいじめるのが特に好きというわけではなくて、強がってカッコつけてる人のプライドをくじくのが大好きなので……男性ってたいていMじゃないですか(笑)。
  • ――名言でました!「男はたいていM」と!!
  • スミレでも本当にそうだと思いますよー、いままでの経験上ね(ニッコリ)。
  • ――首絞めックス(※前編参照)の話聞いた後だからすげえ納得。
  • スミレそういう私の自然体でやらしてもらえている作品はすごく役に入り込めているんで、そこを評価してもらえているのなら嬉しいな~。台本読んでお芝居っていうのが本当に苦手なので、「女優」としてどうだろうっていうのはありますけどね。もう台本読むより先に「このお話のコンセプト教えてください!」って聞いちゃうくらいな(笑)。
  • ――うはははは!じゃあ、アドリブ全開で監督が当初考えてたものじゃないものになってる可能性も……
  • スミレあ~~っ、もしかするとおもちゃのセールスレディやったやつがそうかもしれない。
  • ――『訪問先でおもちゃの実演販売をするトップセールスレディ』(プラネットプラス)ですね。
  • スミレこれはもう面白すぎて「ヌキどころが無い(笑)」って言われちゃったやつなんですけど。これ私もアドリブなら相手の男優さんの返しが完全にノリツッコミだし、こんななっが~いバイブで乳首いじるとかおかしいでしょーとか飛ばし気味のボケもあって、なんかもう漫才みたいになってるんですよ。これは自分で見ても笑ってしまったし、やっぱりヌキどころが……って(苦笑)。
  • ――もしかしたら、台本では「やめてくださいお客様~!」って無理気味にやられちゃう系作品だったかもしれないものが!
  • スミレなんとコメディになってしまった~……という可能性はあるかもしれませんね(笑)。でも男優さんも掛け合いピカイチの面白い方ばっかりだったので、こういうのを実は監督も狙ってたのかな? でも、あれは現場でも笑ってしまうのを必死でこらえるくらいにすごく楽しかったのを覚えてますよ!
  • ――そんなの聞いたら見たくなっちゃう人いっぱい出てきますね。
  • スミレたまにはコメディ作品がみたいな~ていう人にはぜひ(笑)。で、ドラマの撮影ですごく印象的だったのはアタッカーズさんの潜入捜査官かな!
  • ――おっ、『潜入捜査官スミレ反逆の銃声』ですね。
  • スミレこれはすごく時間をかけた作品で、撮影でめったにてっぺん(※業界用語:深夜0時のこと)まわることはないんですけど、この時はドラマ部分だけじゃなくアクションシーンまでガッチガチにやったんでかなり時間掛かりましたね。やっぱり休憩をとっても長時間の撮影で体力は使うし、本当に大変だったけど役柄も性にあってたし、演じてても楽しかったんですよ。現場で苦労した分、作品の出来上がりもすごくよかったので……お気に入りですね。
  • ――また自分が楽しんでやった仕事って周りの評判が良かったりするんですよね。
  • スミレそうなんですよ、これはめちゃくちゃファンの方からも評判よかったんです。総合的に考えてこれが2018年でナンバーワンかもしれないなー。
  • ――年末には出演したピンク映画が公開されたり、波に乗っている印象ですが、2019年の水川スミレの目標って何でしょうな。
  • スミレ今年はなにか転換点になりそうな気がしますね。何となくですけどね、フフ。実は今DJの勉強もしていて今年はデビューするんですよ! そういうのもありつつ、これからいろんなスキルを高める一年にしていきたいかな。
  • ――さらに活躍の場を広げちゃうわけだ。
  • スミレそうですね。AV女優の水川スミレとしてこの3年間やってきた活動とはまた違う、新しい世界も目指していきたいな~。お芝居もそうだし、TVやネット放送の番組MCにも興味があるし、もしかしたらまた別の道を見つけるかもしれません! とにかく今年は何かを起こそうかなって思ってます!
  • とにかくノリノリでしゃべり倒してくれた水川スミレちゃん。AVを見ているだけでは分からなかった意外な一面がちょっと見えたのでは? 余談ですがWikipediaが昔の名前のままなのを本人が気にされています(笑)。今回の前後編インタビューでお披露目された新ネタとあわせてどなたか更新してくれる方はいないかなあ……なんて思ってみたり!
    お楽しみに!!
  • →水川スミレちゃんの動画が見放題!作品一覧はこちら
  • (取材・文=お豆さん)