【前編】FALENO専属契約終了後、引退を考えていたときに女優業継続を決意させた言葉とは？人生初のオナニー、中出し、21歳女子が体験してきたＡＶの世界、いったいどんな感じ？【東條なつ 人気AV女優インタビュー】

今日はすごく短いですね、AVの衣装みたいな(笑)。でもかわいいのでお気に入りなんですよ。

えーっ、大丈夫ですよ！私もうこれ着て座るのプロなんで…ほら(ひょいっと脚を組みなおして)

あはははは！

よろしくお願いします！！

だいぶ変わりましたね～、それまでとは全然違う(笑)。

悲しいことに～、それでも今シーズンは1回行けたんですよ。これは頑張った…、キカタンになってからは一日の休みが貴重になりすぎて「身体を休める」のが最優先になっちゃって。

ちょっと前だったら思い付きでお出かけもあったんですけど、今は1週間くらい様子見てスケジュールと相談して、友達と予定が合ったらラッキーなくらいで、もう一人でも出かけちゃおうみたいな感じですね。

最近は…バイオリンをまた始めようかなと思ってるんです。子供のころから習ってきて、ちょっと弾けるんです(笑)。マンション住みだと音が気になっちゃうからもう弾くことはないかな～と思っていたんですけど、「サイレントバイオリン」だったらできるなと思って。

ちょっとご褒美に買おうかなと思ってます。スノボ以外に趣味らしい趣味がなかったんですけれど、それならシーズンにこだわらずに楽しめるし、お休みの日にちょうどいいかなと思って。

小学生の頃にはじめて高校生くらいまでやってたんですよ。今ならもっとうまく弾けるような気もするし(笑)。

現役の頃の方がそれはもう「よくそんなに指が動いたね」っていうくらい手先も動いていたけれど、大人になって仕事も始めてからメンタル面はすごく強くなれたので、あの時とはまた違う音が出せる気がするんです。やっぱり音にも気持ちって乗るんですよ。

やっぱり習い事でやると、うまくいかなかったりして悔しい思いもいっぱいするじゃないですか、それに学生時代は変にやっかまれていじめられていた時期もあって、気持ちも沈んでた時期もあったし。

しかも今度は楽しんで弾くことが目的なのできっとまた違うものになるんだろうなって思ってるんです。

自分でも変わったな～と思うのは、たいていのことで驚かなくなったことかな(笑)。

今までも怖いもの知らずでなんでも体当たりしていくところがあったんですけれど、今はこうしてお仕事していく中で出会う人がだいたい年上で、しかもいろんな世界の方がいるからお喋りしていくうちに経験値が自然と溜まっていくので、知らないことに戸惑うことが少なくなったんですよ(笑)。

あー…これはいろんなインタビューでお話してますけど、一人でしたことが無かったんですよ。

そうなんですよ、えへへ。でもいまだにプライベートではしないですね。

これでもだいぶ慣れました(笑)。これはオナニーに限った話ではないんですけど、はじめのうちは本当に余裕が無くて撮影中はいっぱいいっぱいだったんですよね…

台本の内容とか、細かいところだと体位の切り替えやカラミの展開まで考える余裕はちょっと出来ました。

とはいってもまだまだ撮られること自体には緊張しますけど(笑)。

だって…

セックスって本来は人に見せるようなものではないじゃないですかぁ。

あはははは！でも、その非現実的なところがあるから私も思いっきり楽しめているんですけどね！

体幹が鍛えられたのかも分かんないんですけど、騎乗位してる時の安定感が増しました！…と言っても自分では全然自覚していなかったんですけど、出演作のレビューを読んだら「変わった！」みたいなことが書いてあって。

自分の出演作は最近チェックしていなかったんですけど、そのレビューがきっかけで観てみたら、たしかに上手くなってんな～と思って。とにかく安定感があって、自分で観ても激しく腰は動いてるのに上体はしっかり姿勢保ててるから「あ、上達してるね」と思って(笑)。

あはははは！騎乗位のあとでカットかかったときに男優さんからも「いまのはすごかった、やばかった…」って、ぼそっとお褒めの言葉をいただいたこともあったので成長を実感できたり。

デビュー当時にお相手した男優さんと最近現場で再開したんですけど、その時も言われたんですよ「女優としても女性としても…」あれ、なんだっけな？

そうですそうです(笑)、そういう言葉で成長を認めていただいたこともあって…やっぱりうれしいですよね、頑張っててよかったと思います！

AVだけでなく、デジタル写真集も含めた私の出演作品をまとめてくださっている方がいるんですけど、それによるともう3ケタいっていてAVだけなら…約100本ですね。

正直言って、はじめは1年やったらおしまいにしようと思ってたんですよ。

専属でお仕事させていただいていて、契約期間が1年間だったんですね。なのでそのタイミングで辞めようとしていたんですけど…やっぱりお仕事好きだし、楽しいしでもったいないな～と思う気持ちもあったんですね。そこでマネージャーさんとお話してみたら、すごくいいことを言ってくださったんですよ。

「君のこの先を見てみたい」って。

その言葉をきっかけに改めて自分の気持ちと向き合ってみたんですけれど、やっぱりやるからには「すごいね」ってみんなから言われるような女優になりたいんですよ。中途半端にやって「あいつAVやってたんだぜ」って言われるようなら許せんなと思って(笑)。

マネージャーさんの言う「先の世界」が私も気になるし、もうちょっと頑張ってみようと思って今に至ってます。

大変なことはいっぱいあるけど、自分自身が今一番輝けるのがこの世界で、このお仕事しているときが一番輝けるかな…って、言っててメチャメチャ恥ずかしいですね(笑)。

いや元々私自分に自信が無いんですよ…なので、このお仕事を通じて自信をつけるのもこの先の目標のひとつ！

私は、この自信のなさって全部つながってると思ってます。1年間専属女優をやってきて、まだまだだなと思わせられるし…、プライベートでもつくづく自分なんて…って考えちゃうし。そういう自分を変えるためには、まずお仕事を頑張ること、いいお仕事をしていくためにオフの質を上げられるように新しい趣味としてバイオリンをやってみるとか…うん、自分をより良くしていきたいですね！

う～ん、どうだろう。セックスは好きか嫌いかで言ったら大好きなんですよ(照)。ただやっぱりカメラがあると最大限を発揮できてない…ので、そういう時は「こんなもんじゃないのにー」って思いますね。

ただ、ハメ撮りで1対1の時だったりはカメラの存在を忘れちゃう時もあるんです。やっぱり気持ちいいセックスの時は相手にも気持ちよくなってほしいし、相手が興奮しているとわたしの興奮度もあがるのですごくエッチになってるんだろうなとは思ってます。そういう切り替えが効いたときのセックスには自信みたいなものもありますね。

知らないままだったらもったいなかったなと思ってます、いいセックスがお仕事で出来るのは私も素直に嬉しいんですよ(笑)。

そうですね～…いろいろやりました(笑)。

んふっ(たまらず笑う)。

どうでしょうね～(笑)。でも、お仕事で中出しというのは自分の中でもなかなかハードルが高くて、中出し作品に出るか出ないかの選択には思い切りが必要でした…。

それはそうですよー…仕事とはいえ中出しだなんて～とは思っていたので色々考えました。色々考えたんですけど、なんで決意出来たのかがさっぱり思い出せないんで最終的にはなんとなく「いいかな！」で決めちゃったんだと思います(笑)。

ちょうど専属からキカタンに切り替わるタイミングでもあったんで、今までからさらに一歩進んだ自分になるのもいいのかなと思ったのはありますね。

振り返ってみると本当にそうですね(笑)、思い切ってやってみたけど本当に良かったと思ってます。

えへへへへ…中出しはいいものじゃないでしょうか(笑)。

ゴム一枚あるかないかの違いなのに、全然感触は違うんですよね…これは男も女もだと思うんですけれど。より生々しいというか…ナマだから当たり前なんですけど(笑)、やっぱり人間の身体の一部なので肌同士の接触している感じ。

しかもね、中出しって男の人が一番盛り上がる瞬間だと思うんですよ、出すぞっていう一瞬に山があってそこにかける興奮した感じはやっぱり刺激があるし、私もどんどんのめり込んじゃうから結果すごく燃えるセックスになるんですよね。

そう～。私のセックスにとって、自分の気持ちよさに加えて「相手の気持ちよさそうさ」ってすごくキーになってるんだと思う。男の人が一番気持ちよくて興奮していくところを肌で感じられるから、だからこその「中出しはいいもの」なんですよ(笑)。

いろんな男優さんとお相手していく中で、自分が相手の興奮にあおられやすいっていうことは自覚しましたね～！