6年目突入!執筆活動、映画監督などAV以外にも多彩な才能を発揮する戸田真琴ちゃん。作品の随所に現れている独特のエロさは、まこりんのエロに対するこだわりの世界観だった!?【戸田真琴 人気AV女優インタビュー】
転機になったのは、初ドラマものだったあの作品。初めてのお芝居、しかも3日撮りだったけど・・・
戸田真琴
あ、そうですね。覚えています。名前が印象的だったので。
戸田さんの活動を改めて調べさせていただいてきたんですが、すごく多岐にわたりますよね。
戸田真琴
めっちゃむずいですよね。
そうなんですよね。色々お聞きしたいことはあるんですが、まとまらなくなりそうで、なにを聞いていいのか正直わかんなくなってしまって・・・。なんですが、アダルトサイトなのでAVのことについてお聞きいたします。
戸田真琴
はい、もちろんです。
2016年6月デビューなので6年目に突入です。AVは毎月コンスタントに撮影されてますよね。
戸田真琴
そうですね。緊急事態宣言で撮れなかったとき以外は、全く休まず。
5年やってきて、これは転換点になったなっていう作品ってありますか?
戸田真琴
え~っと、10本目の作品の「結婚間近の美人OLを【○○化・屈服・完全制圧】○○○ ~狙われたイヤホン自転車女子~ 戸田真琴」なんですけど、これがドラマものなんですけど、はじめてセリフがあって、シーンが分かれてる作品に出させてもらって。最近ですと、一日で撮っちゃう作品も多いんですが、この作品は、3日撮りだったんですよ。シーンも90シーンくらいあって、セリフもすごくあってみたいな。
わたし、お芝居やるのがほんとに初めてで、それで90シーン!みたいな感じで(笑)。そういう意味では打ち合わせも綿密にした作品でしたし、レイプもの自体も初めてだったんですけど、このときの監督さんは、レイプドラマに関してすごく自分の哲学がある方で、こういう理由があってこういう作品が撮りたいっていうのを詳しく説明してくださったりして、私もかなり気合の入った作品になったんです。なので、この作品以降のドラマものの作品に対する取り組み方が作られたのがこの作品かなと思ってます。
それだけこだわりのある監督さんだと、撮り直しもあるから結構ハードな撮影だったのでは?
戸田真琴
生意気なんですけど、撮り直しは、ほぼなくて(笑)。お芝居できる子だねっていう思ってもらえた作品でもありました。
おー!自分でもお芝居できてる実感はありました?
戸田真琴
自分では全然わかんなかったです。撮影後にスタッフさんから「芝居うまいね!」って言ってくれて、なるほどと。
セリフもいっぱいあるし、覚えるのも大変だったんじゃ?
戸田真琴
セリフ覚えるの得意というか、割と苦ではなくて(照)。いまでもセリフがある作品のほうが気が楽というか。
わたし、作品以外ではエッチな話とか全然しないし、ほんと超普通の人間なんですよ。全く性に奔放じゃないといいますか。だから、ドラマものだと役があるので、「この人は、こういう気持ちでこういうことしてるんだ!」っていうのがわかるほうが、没頭しやすいなぁっていうのが5年やってきて思いました。
ドラマもの以外の作品でも設定とか役柄があったりしまよね。
戸田真琴
う~ん、ドラマものの方がもっと設定が細かいんだと思います。作品全体のストーリーがあるので、1回目のカラミと3回目のカラミでは状況や気持ちが違うだろうし、(監督は)どんな風にみせたいんだろうなっていうのを考えながら望むのが楽しんだと思います。
普段、エッチな話もしないしで、裏を返すとそういう設定みたいなのがあった方がスイッチが入りやすい?
戸田真琴
そうですねぇ、真面目なんですよねぇ。AV女優として活動が人間性に影響したりはしてないとおもうので、デビューのときからベースの自分っていうのは変わってないと思います。。
プライベートでこんなエロいことしちゃった!みたいなのも無く?
戸田真琴
AV女優としては、あったほうが楽しいですよね。無いんですよぇ…平和に生きてます(笑)。
エロすぎないソフト痴女。
リリースされてきた作品を分析してみたんですが、「痴女系」と「無理やりヤラれる系」がXCITYでは特に人気があるんですよね(パッケージのリストを見せる)。ご自身的には、どっち系がやりやすいとかってありますか?
戸田真琴
えっとねぇ、、、、むずいなぁ。でも、どっちも楽しんでやってますね。
「痴女系」の淫語で責める感じが、ソフト痴女っていうか、いわゆるドエロお姉さんに行き過ぎてなくて、ソフトに責めるっていうのがすごくいいなと思ってて。
戸田真琴
すごくわかります!ド痴女にいきすぎないのが多いとは思ってます。一般の子でちょっとそういう性癖があるというか。
ドエロになりすぎないっていうのはご自身の性格的にも合ってます?
戸田真琴
わたしあんまり人をいじめたりするのが苦手で、きついこと言えなかったりするんですよ。ちょっとイタズラくらいが自分のメンタル的には楽しくやれてるんだと思います。
じゃあドMの男優さんにキンタマ思いっきり蹴ってくれ!なんて言われたら。
戸田真琴
う~ん、自分も心がイテテってなっちゃうので、痛めつけるのはできないかもですね。作品であれば事前にめっちゃ確認して、できるかもしれないですけど。
ちょっと痴女とかちょっと無理矢理っぽいとかっていうのが好きって人結構多いと思ってて、わたしもそういう人なんだろうなとは思います。極端なところまでいきすぎなければ両方楽しめるタイプで、XCITYさんで人気のある作品もそういう範囲のものが多いと思います。
淫語も板についているというか、スラスラと言葉がでてきてますよね。
戸田真琴
ほんとですか!嬉しいです、すごい。
他の方の作品観て、参考にしたりしてるんですか。
戸田真琴
割とオリジナルかもしれないです。例えばこの作品とか(「戸田真琴 赤ちゃん欲しがる中出し子作り淫語 ボクへの愛情が抑えられない家庭教師」)とかずっとしゃべってるんですよ。打ち合わせの時点で極端なというか、マンガチックな言葉を言ってくださいって言われてて。
紗倉まなちゃんも同じシリーズに出演されてるんですけど、まなちゃんの作品は敢えて観ずに、まこりんの語彙力でお願いって言われてたんですけど、意外と色々言いたくなるなっと思って(笑)。楽しかったです!ここまで言っちゃっていいのかな?と思いながら言っちゃうみたいな。
じゃあ言葉がポンポンと自然に。
戸田真琴
そうですね。どんどん言いたいことが出てきた感じです。この作品はシチュエーションが好きだったっていうのもあります。
綺麗かわいい=エロじゃない!?
ご自分のAVって観ますか。
戸田真琴
デビューしてすぐの頃は観たりしてたんですけど、観すぎちゃうとかわいく綺麗に映ろうとか変な意識しちゃうなとおもって。あんまりそういうの良くないなって観るのやめました。
えっ、かわいく魅せてもいいと思うんですけど(笑)。
戸田真琴
個人的に綺麗に映ってればエロいわけじゃないと思ってて。自分がAV観ようと思うときに、綺麗すぎない素人っぽい方が気になっちゃったりとかするので、自分も、より綺麗にかわいく映ろうって意識するのってなんか違うのかなみたいな?ところがあって。
じゃあ撮影中もカメラの位置とか気にしない?
戸田真琴
あんまりヤバそうだったらある程度気にはするんですけど(笑)。こう映ってるって意識しすぎちゃうと集中できなかったりするので、あまりカメラは観ないですね。
キャリアを重ねてきて、撮影のときはこうした方がいいなって思ってたりすることありますか?
戸田真琴
そうですねぇ・・・。昔は、緊張してたりとかわかんないことが多すぎて、疑問とかあっても人に聞けなかったりとか。例えば台本の内容を理解しないままスタートしちゃったりとかがあったんですけど、いまは、「この作品は、どういうのをみせたいんですか?」っていうのを監督さんに聞くようにするっていうのは意識してますね。
わかんないこととか不安なことを無くしたほうが撮影も行為自体も楽しめるっていうことが段々わかってきたので。不安なままだと余計なことを考えちゃうので、現場のコミュニケーションって大事だなって。
それもキャリアを重ねてきたからこその気付きですよね。AV以外にも色々な活動されてるので、ファンの方に求められるものも様々だと思うんですけど、ツイキャスとかでファンの方と直接交流するとき、それぞれの戸田真琴像に応えるってどのように考えてますか。
戸田真琴
ちょっと前までは意識はしてたんですけど、AVの戸田真琴のファンの方と、AVを観たことがない戸田真琴のファンの方だと入り口が全然違うところから来られてるので、ひとつの求められてる戸田真琴像を作るのはもう無理だと思ってて。もちろん作品の中では、作品に求められてることをしようと思うんですけど、ファンの方と交流する点ではかなり素に近い状態で接してると思ってます。
なるほど~。それが一番かもしれませんね。
戸田真琴
あんまり「こう見られたい」みたいな欲はなくって、できることをやっているみたいな感覚なので。AVを全くみたことがない女性の方がいらっしゃったりするので、色んな戸田真琴を知っていただけたらなっと思います。
XCITYのインタビューは2回目なんです。デビューのときに一度インタビューさせてもらっています。